昨日お会いしたあるスーパーマーケットの経営者の話に感銘を受けた。


各店舗の売上データや単品管理のデータ、仕入価格のデータを見ているだけで、その店舗で何が起こっているのか、そこの店長やマネージャーの心の状態や悩み、ひとつ壁を乗り越えたなというような成長過程までわかるという。


また、数字がおかしいなと思ったら、すぐに店長やマネージャーに会いに行くそうだ。それで、話を聞いて、すぐに問題解決をしていく。


素晴らしい感覚だと思う。


さらに、従業員がかわいくて仕方がないともおっしゃっていた。


そういった従業員に対する愛情があるからこそ、いろんなことに気付いたり、深い理解が可能になるのだろう。


ぜひ見習いたい。

一緒に働いていて、ワクワクするような楽しい仕事を展開できる人もいれば、「なんでそうなるの?」というレベルの低い人もいる。


私としては、常にプロの誇りを持ち、成果を出すことにこだわってるし、それに付随する責任も背負っているつもりだ。


そういう意識で接していると、「ガクッ」とくるような人もたまにいる。


そんな話を昨日会った人に話したら、


「プロ意識を持って仕事をしている人なんてほとんどいませんよ。」


と言われてしまった。


なるほど、そうかもしれない。


でも、私はプロとしてのこだわりや責任感のある人と仕事をしたい。そしてワクワクしながら最高の成果を創り上げたい。


求む、プロフェッショナル。

~研修で何を変えたいのか


研修で、ねらいや達成目標となるのは次の4つのカテゴリである。


1.受講者の意識変容、マインドセット

2.受講者への知識付与、背景や理論、やり方理解

3.学習内容のスキル化、身につける

4.実践行動


意識変容や知識付与であれば、レクチャーのみでも可能である。1~2時間の講演やレクチャーなどでは、受講者の意識を変えることができれば、大成功である。行動の変化を期待してはならない。


習ったことをスキル化するためには、トレーニングが必要である。


知っていることとできることは同然違う。


理論ややり方を理解しただけでは、身につけたことになならない。お手本を示し、実際にやらせてみて、フィードバックをし、もう一度やってみる、この繰り返しがトレーニングである。


研修後に、実際の職場や日常生活で学習したことを実践させるためには、また違った仕掛けが必要である。


単に研修を実施し、決意表明をさせるだけでは、研修後の実施率は上がらない。


緻密な行動計画書と講師による指導、進捗確認のしかけ(定期的なコーチングや講師によるフォローコメント、アクションラーニングによる継続的なフォロー・セッション等)が必要である。


さらに、その行動をきちんと実践した後に、具体的な成果が出るのである。


だから、売上向上や業務改善、部下育成を研修の達成目標とするならば、実践のためのしくみとフォローの仕組みが不可欠である。


実施率の低いことを受講者の資質やモチベーションのせいにしてはならない。