異業種交流会などで、ビジネスマッチングを謳っているところが多くあるが、なかなか相思相愛のマッチングは難しいように思う。


特に、専門サービス業については、商品そのものが目に見えないので、比較することが難しく、どの程度のサービスレベルなのかが見えないし、品質も時期や人、状況によってばらつきがある。


税理士や弁護士、コンサルタント、研修講師、翻訳、事務代行などは最たるものだ。

最近はアマゾンを利用することが多く、図書館を利用することがめっきり

減っていたが、調べ物をするためにいくつかの図書館を利用した。


絶版になっている本は、中古で探してない場合、図書館に行くしかない。


図書館の本を眺めていて気になったのは、書架にならんでいる本の中に昔から名著といわれる本がほとんどないことだ。


蔵書検索すると、開架図書ではなく所蔵図書として、申請すれば奥から出してきてもらえる。


経済学や経営学、マーケティングの分野だけかもしれないが、開架図書だけを眺めると、いわゆるノウハウ本ばかりが目立ち、しかも古いものが多く役立ちそうにない。


何でその分野で重要とされている本や引用件数の多い本が、手に取れるように並んでいないのだろう。


これから経済学や経営学、マーケティングを学ぼうとする人や興味を持った人が、図書館で並んでいる書籍だけを見て、誤解することがないようにと余計な心配をしてしまった。


図書館で、経済学の入門書10選や○○研究のためのおススメ図書とか、これだけは押さえておきたい必読書とか、案内があると楽しいのに。



研修会社や講師が提示するカリキュラムに記載されている研修のねらいや達成目標の中に、「身につける」という表現があるときは、しっかりとプログラム内容を確認したほうがいい。


研修の中で、あるスキルを「身につける」ためには、そのための練習時間やトレーニング時間が必要である。


プログラムの中に、練習やトレーニングの時間がたっぷりとっていないのであれば、そのねらいや達成目標はウソである。


例えば、新人研修で「電話応対を身につける」とあれば、少なくとも2時間は電話応対の練習時間が組まれていないとおかしい。


レクチャーで正しい電話応対の仕方を伝えるだけであれば、「身につける」のではなく、「正しい電話応対の仕方を知る」とか「理解する」表現しないといけないだろう。


また、そのプログラムの内容で受講者の何%が本当に「身につける」ことができるのかも検証しないといけない。


受講者のうち20%しか「身につける」ことができないのであれば、「身につける」と謳ってはならないだろう。


一番優秀な受講者の事例だけを取り上げて、ねらいとするのは誠実とは言えないだろう。


ねらいや達成目標、プログラム内容をしっかりと見るとその研修会社や講師が、真摯にプログラム内容をデザインしているかどうかがわかる。


そういう意味では、「あなたもすぐに儲かる」、「たった3ヶ月で~」、「すぐに○○倍の効果」などというマーケティング系のセミナーは、はっきり言って誇大広告であり、インストラクショナル・デザインの考え方を知らないということを自ら証明しているようなものだ。