研修会社や講師が提示するカリキュラムに記載されている研修のねらいや達成目標の中に、「身につける」という表現があるときは、しっかりとプログラム内容を確認したほうがいい。
研修の中で、あるスキルを「身につける」ためには、そのための練習時間やトレーニング時間が必要である。
プログラムの中に、練習やトレーニングの時間がたっぷりとっていないのであれば、そのねらいや達成目標はウソである。
例えば、新人研修で「電話応対を身につける」とあれば、少なくとも2時間は電話応対の練習時間が組まれていないとおかしい。
レクチャーで正しい電話応対の仕方を伝えるだけであれば、「身につける」のではなく、「正しい電話応対の仕方を知る」とか「理解する」表現しないといけないだろう。
また、そのプログラムの内容で受講者の何%が本当に「身につける」ことができるのかも検証しないといけない。
受講者のうち20%しか「身につける」ことができないのであれば、「身につける」と謳ってはならないだろう。
一番優秀な受講者の事例だけを取り上げて、ねらいとするのは誠実とは言えないだろう。
ねらいや達成目標、プログラム内容をしっかりと見るとその研修会社や講師が、真摯にプログラム内容をデザインしているかどうかがわかる。