~研修で何を変えたいのか


研修で、ねらいや達成目標となるのは次の4つのカテゴリである。


1.受講者の意識変容、マインドセット

2.受講者への知識付与、背景や理論、やり方理解

3.学習内容のスキル化、身につける

4.実践行動


意識変容や知識付与であれば、レクチャーのみでも可能である。1~2時間の講演やレクチャーなどでは、受講者の意識を変えることができれば、大成功である。行動の変化を期待してはならない。


習ったことをスキル化するためには、トレーニングが必要である。


知っていることとできることは同然違う。


理論ややり方を理解しただけでは、身につけたことになならない。お手本を示し、実際にやらせてみて、フィードバックをし、もう一度やってみる、この繰り返しがトレーニングである。


研修後に、実際の職場や日常生活で学習したことを実践させるためには、また違った仕掛けが必要である。


単に研修を実施し、決意表明をさせるだけでは、研修後の実施率は上がらない。


緻密な行動計画書と講師による指導、進捗確認のしかけ(定期的なコーチングや講師によるフォローコメント、アクションラーニングによる継続的なフォロー・セッション等)が必要である。


さらに、その行動をきちんと実践した後に、具体的な成果が出るのである。


だから、売上向上や業務改善、部下育成を研修の達成目標とするならば、実践のためのしくみとフォローの仕組みが不可欠である。


実施率の低いことを受講者の資質やモチベーションのせいにしてはならない。