土曜日、第5回コミュニティ研究会を開催した。7月に始まって、はや5回目。


参加者の皆さんの探究心、好奇心、真摯さ、振り返りの深さには、いつも感心させられる。


また皆さんがメンタルモデルを探求し、それをクリアし成長していく姿を見ていると、「本当に主催して良かったなあ」と思うし、その場を一緒に共有できていることが幸せだ。



朝、会場に入るとすぐ、ジャッキーさんにすごい勢い(笑)で話しかけられる。


先日書いたブログ「なぜ最悪のチームで史上最高の成果を出せたのか?」「死ぬ瞬間」 がジャッキーさん的には「ド・ストライク」の話題だったらしい。


そうやって、自分の書いたブログに反応してくれることがとても嬉しい。


マクラーレン・ホンダがなぜ機能したのかを話していて面白かったのは、あのチームはある意味マトリクスチームであり、世界最高のエンジニアやドライバーが集まっているので、自分の役割を果たすだけで機能したのだという説だ。



さて、今回のコミュニティ研究会も、振り返りの深さや皆さんの集中力で場の空気が温かく探求モード全開という感じで、大変興味深いし面白い!


傾聴とかいうレベルでなく、面白くて耳が離せない(?)という感じでみんなメンバーの振り返りの発表に聴き入っていた。


質疑のクオリティも高いし、ファシリテーター(私)がフェイドアウトしても機能できる場が形成されつつある。


レクチャーでは、「死ぬ瞬間」とメンタルモデル克服のプロセスを関連付けてみた。


かなり難易度の高い話だと思うが、皆さんの理解のレベルがケタ違いで新たな驚きだった。


ちなみに先日同じ「死ぬ瞬間」の話を某大企業のマネージャーにレクチャーしたが、「???」という反応だったのが対照的で面白い。



来月、このコミュニティ研究会も最終回だ。ふだんドライな私もこれだけ深い場になっているので、終わるのが名残惜しく感じている。(非常に珍しいことだ)



最終回は、7月からこれまで実施してきた内容をもう一度復習し、それが実はコミュニティの創造と継続に欠かせないプロセスであることをお話ししようと考えている。


これまで欠席された方も、この最終回だけは絶対に参加されたほうがいいと思います。


ある意味、今後のコミュニティ創造のバイブルとなる資料をこれから作成しようと考えているので。

参加者のブログ

Aさん http://akinorimesu.cocolog-nifty.com/blog/

Hさん http://ameblo.jp/henchan/entry-11091486444.html

Jさん http://yaplog.jp/november-festa/archive/1197

最近のコーチングのテーマとして、ずっと上がっているのが、経理やスケジューリングなどの雑多な仕事を秘書を雇って任せるということだ。


一人で回せる仕事の限界に来ているのをヒシヒシと感じる。経理のことや細かいことまで自分で出来てしまうのも、効率を阻害している。


そこで、前回のセッションで秘書の条件を整理してみた。


まず、会社が目指したい方向性や創り出したい価値を理解し、共感してくれること。


例えば、目指す方向性は、


「個人と組織の真の成長や変革を実現するために最高の専門性と最新の理論を背景としたコンサルティング、ファシリテーション、研修プログラムを提供する。」


ということだ。




だから、我々コンサルタントやファシリテーターは、決して自動車教習所の先生ではなく、F1ドライバーを育てるという高いレベルで努力をしなければならない。



また実現したい価値は、


学習を尊び、お互いに触発される関係性。学習を促進するための謙虚さや素直さと努力。高い専門性やプロフェッショナリズム。顧客の利益を第一に考えること。お互いへの尊敬、信頼、誠意といったことに重きを置いている。




だから秘書であっても自分の成長に貪欲な人、自分を変えることにチャレンジできる人、そのための努力を惜しまない人でないとついていけないと思う。



資質で言うと、


明るく、元気よく、笑顔が素敵で(笑顔は最低限のたしなみだと思う)、誠実で、礼儀正しく、ヌケ・モレがなく、気配りとシミュレーション能力があり、先回りをしてこちらが働きやすい環境を作ってくれて、接する外部のパートナーやクライアントから、



「さすがG-ソリューションの秘書の方は違いますね~」


とほめられること。




具体的な仕事は、


・テキストや資料、写真のファイリング

・事務所の整理整頓、掃除

・スケジュール管理

・会議室予約

・出張手配

・メール配信

・研修備品管理

・テキスト作成(印刷・綴じ込みなど)

・テキスト・備品の発送

・その他雑用


現状は、そんなに仕事のボリュームがないので、パートタイムで十分。週2~3日勤務から、最低週1日出勤してくれれば、在宅勤務もOK。時給2000円以上。交通費支給くらいかな。




今日のコーチングの課題は、1週間に渡って、以上の秘書の条件を会う人に言いまくるということ。



どんな結果を手に入れられるか楽しみだ。









死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)/エリザベス キューブラー・ロス
¥1,100
Amazon.co.jp


以前、人から紹介されて購入したまま本棚で眠っていた『死ぬ瞬間』という本を読み終えた。


終末医療のバイブルとされる本で、人間の死というものを忌み嫌うのではなく自然な現象として身近に感じようというコンセプトが貫かれている。


末期がんなどの患者が自分の病状を受け止めて死に立ち向かうプロセスが、興味深かった。


自分の病状を告知されるか、されなくても敏感に察知した患者は、否認⇒怒り⇒取引⇒抑うつ状態⇒受容という段階を経て死というものに立ち向かっていくという。


取引というのは、命が助かるんだったら、何でも差し出します、という状態で、怪しい宗教や占いにはまったり、ありとあらゆるサプリや民間療法を試す時期のことを指す。


テーマがテーマなので、重たいものを引きずりながらも、どうも目が離せないという感じで、あっという間に読了した。


興味深かったのは、その死を受け入れるプロセスが、メンタルモデルが機能しなかった時や重大なことがうまくいかなかった時に示す反応に似ていることだ。


人はうまくいかないと、それを否定し、否定しきれなくなると怒り、何とかこのままでうまくいくようにと交渉をし、それでもうまくいかないと落ち込んで、やっと自分のやり方やメンタルモデルが機能しないということを受け入れる。


メンタルモデルを克服する際のひとつのヒントになればと思い、早速PPTのスライドを作ろうと思う。


また、長い目で見るといつかは自分も同じプロセスを経ることになるのは確実なので、たまにはこういう重たい読書もいいだろう。