調べものがあって、国会図書館に行く。


国会議事堂の周りは、見事なイチョウ並木だ。まだ、色づいてはいないが、緑の並木が青空に映える。


歩道で銀杏を拾ってるおばさんがいる。


そういえば、独特の腐臭がかすかに漂っている。あの悪臭を押して、銀杏を最初に食おうと思った人間はすごい。


イチョウの紅葉といえば、大阪の御堂筋を思い出す。大阪の梅田から難波までを貫く8車線の大通りで、両側にイチョウ並木が連なっている。


そういえば、知り合いが御堂筋で銀杏を拾ったことがあると言ってたっけか。


大阪の通りの名前は、タテ(南北)の通りを筋(すじ)と呼ぶ。タテの通りを東から順番に見ると、玉造筋に、上町筋、谷町筋、松屋町筋、堺筋、大阪市内の真中を貫くのが御堂筋で、さらに西へ四ツ橋筋、なにわ筋、あみだ池筋、新なにわ筋と続く。


さらに中心部は交互に北行きと南行きの一方通行になっているが特徴的だ。


北行き一方通行:堺筋・四ツ橋筋


南行き一方通行:松屋町筋・御堂筋


太宰治の初期の作品で、目立たないけれども、列車に対する表現や特に擬人法が見事である。


その書きだし一文から味わい深い。


「一九二五年に梅鉢工場といふ所でこしらへられたC五一型のその機關車は、同じ工場で同じころ製作された三等客車三輛と、食堂車、二等客車、二等寢臺車、各々一輛づつと、ほかに郵便やら荷物やらの貨車三輛と、都合九つの箱に、ざつと二百名からの旅客と十萬を越える通信とそれにまつはる幾多の胸痛む物語とを載せ、雨の日も風の日も午後の二時半になれば、ピストンをはためかせて上野から青森へ向けて走つた。」


「發車が間近いのである。列車は四百五十哩の行程を前にしていきりたち、プラツトフオムは色めき渡つた。」


この小説の時代から77年後の現在、新幹線の東京駅のプラットホームに立って、友人を見送るとしても、この小説のような情景にはならないだろう。


何かあっさりしているというか、あっけないような気がする。

昨日、交渉学のセミナーに参加してきた。


交渉のポイントは、


1.自分と相手の状況把握

2.交渉のミッションを考える

3.幅を持たせた目標を設定する

4.合意できなかったらどうするか代替案を考える

5.目標に近づくために柔軟で創造的な選択肢を考える


といことである。


その場でケースを読んで交渉のロールプレイを実施した。


いかに創造的な選択肢をたくさん持つかということが大事であることを学んだ。。


ふつうは交渉のミッションなどあまり意識していないこと、目標は一点で幅を持たせるという発想がないこと、代替案を用意しておくことで、余裕を持って交渉に臨めること、などに気付いた。


しかし、その交渉の大前提は、コミュニケーション力と信頼関係の構築、それに創造的発想力だと思う。