10月から取り組んでいる職場のコミュニケーション改善プログラム。


1年という長丁場のプログラムだが、5か月目にしてようやく改善の兆しが見えてきた。


10月から12月までは、職場のコミュニケーションの現状把握に費やし、1月から具体的に課題の原因分析に入った。


この5カ月間、常に回していたのが、受講者の職場での行動計画の作成と実践、それから振り返りだ。


「毎朝元気にあいさつをする」や「部下の話を遮らずに最後まで聞く」、「朝礼を毎朝必ず開く」、「部下と雑談をする」、「一方的に指示をするのではなく、相手から引き出してみる」など本当に基本的なことなども上げられている。


ただ、それを本人ができていないと思い、一所懸命取り組んでみると、成果が出ないはずがない。


やってみてどうだったかと言うと、


「今までやってこなかった朝礼やあいさつをすることで、いいもんだなということがわかった。職場が明るくなりつつあるので継続したい。」


「部下に話をさせてみると、自信を持って話しているのか、自信なさげに話しているのか、トンチンカンなことを言っているのかがわかる。自分が指示をすれば1分で終わるところが、部下に話をさせると5分かかるが、それでも効果のない指示の1分よりよっぽどいい。」


などと素敵な気付きが出てくる。


さらに、それだけではなく、進んでいる人たちは、技術教育のスケジュールを作ってみたり、スキルマップを整理してみたり、とどんどん課題をクリアしていっている。


私が提供している行動計画シートは3項目の行動計画が記入できるようになっている。


何人かの方は、3つの課題をクリアしたので新しいシートが欲しい、と言ってきたことだ。


焚火に例えると、10月から12月は、どんなにがんばっても煙がもうもうと出るだけだったのが、2月に入ってようやく枯れ枝に火がついてきたような按配だ。


もちろん、本当にプログラムを成功させるためには、太いマキに火をつけないといけない。


太いマキというのが、問題解決のテーマにあたるだろう。


スポンサーである事業本部長からも最近職場のコミュニケーションが良くなってきつつあるとのお言葉をいただいた。


このままいけば、4月の中間活動報告会でも受講生がいい発表をしてくれそうである。



今年に入ってから、猛烈に忙しい。


研修日程をこなすことと新たな研修のINPUTや準備に追われて、なかなか振り返りをする時間もOUTPUTする時間も取れなかった。


札幌から沖縄、それに相変わらず水戸と出張が多い。


札幌では、少しゆっくりする時間もあったが、沖縄は2泊3日のうち、自由に動き回ったのは、夜打合せが終わった後に10分間真っ暗な浜辺を散歩したくらいか。


リゾートホテルの研修会場からビーチを横目に見ながら、フツーに仕事をしていた。


知り合いから教えてもらったサイファウタキという、パワースポットにも行けずじまい。


沖縄は、プロ野球のキャンプが始まった時期で、沖縄料理店の親父が、明日は阪神の選手が来て、明後日は中日の選手が来ると嬉しそうに語っていた。


今回泊ったホテルは、韓国のプロ野球チームの宿舎になっており、体つきのいい選手とエレベータやレストランで一緒になった。


今回沖縄の仕事をコーディネイトしていただいたWさん曰く、


「場所に呼ばれるっていうことがあるんですよね。たとえば、沖縄の仕事が入ってきたら、それが結構続くことが多いんですよ。」


また、沖縄に呼ばれるといいね。今度は日程に余裕を持って、サイファウタキにも行ってみたいし、ダイビングもしてみたい。


さしずめ、私の場合、札幌と水戸に呼ばれているということか。


沖縄の研修を一緒に作り上げた5人のチームは、心地よかった。お互いにプロフェッショナルで、やってみないとよくわからないというあいまいな状況をうまく乗り越えられた。


クライアントからは、ここ数年来で一番いい研修だったと大絶賛された。


このチームでまた他の仕事をしたいと強く思った。


沖縄以外にも、新たなパートナーとの新しい仕事も増えている。


今までとは少しスタイルの違った研修もあり、それはそれで新たな可能性が開けているような気もするし、それとも今までの延長線上でたまたまクリアすることができたのか、ともかく評価をいただいていることはうれしいことだ


主催者側やプログラムデザイナーが、事前に想定していたこととずれた時やそもそもあいまいな中で結果を出さなければならないときに、臨機応変にニコニコしながら研修を着地をさせるところが、重宝されているような気がする。


中には、仕事を頼んでおきながら、こちらの足を引っ張ることしかできないエージェントもある。


研修中の講師をイライラさせるというのは、フツーに仕事をしていたら、なかなかできることではない。


研修中の講師というのは、商品なのであって、気持ちよく研修をさせてあげるのが、主催者やエージェントの最低限の役割である。


研修講師をイライラさせるということは、研修のクオリティにも直結する。


ただ、最高にイライラさせられた研修のアンケート評価は、クライアントの中では近年まれにみる高評価だったそうな。


プロとして、何があってもクオリティを保っていることには、自分の成長に気付けて、よかったけれど、イライラがなければもっといい研修になったかもしれず、誰も気づいてないけれど、それはクライアントの不利益なのだ。


3年くらい前は、研修前や研修中に嫌なことやイライラさせられることがあると、かなり意識して精神統一をやりなおし、気合いを入れなおして教室に入ったものだが、それが今回のイライラ事件では、もっとさりげなく自然に気持ちをチェンジできたように思う。


私の場合、教室の中に一歩足を踏み入れること自体が、NLPでいうところのアンカリングになっている。教室に入ると、自然に研修モードにスイッチが入る。


まあ、いろんなことがあるが、動けば動くほど着実に成長はしているような気がする。


最近、ブログ更新してないですね、といろんな人から言われたり、病気でもしているのかと心配をされたり、気にしてもらっていて本当にありがたいことだ。


ということで、また書きたいことを書いていこうと、ゆるく決心したのであった。



すぐにアフリカに行けないので、近所の夢見ヶ崎の動物園に行ってきた。川崎市が運営している無料の動物園だ。


上野動物園など人気の動物園とは違って、人が少ないのでゆっくりと動物と相対することができる。


ヤギにロバ、シマウマにシカ、ヘラジカ、カモシカに、ペンギンやゾウガメまでいる。草食動物ばかりだが、全部で66種類の動物がいるという。


肉食獣を飼育することはコストがかかるからだろう。肉食獣を飼育するということは、その動物園もしくは、どこか違う場所でエサとなる草食動物を飼育なければならないということだ。


そういえば、紀伊半島をぐるっと周っているJR紀勢本線を管轄しているJR西日本は、線路に立ち入って列車にはねられるシカの対策ために、動物園からライオンのフンをもらってきて、線路わきにまいているそうだ。


シカは恐ろしい肉食獣のフンのにおいを嗅ぐと線路に近寄らないらしい。


話はそれたが、アニマル・シンキングに出てくる動物たちをしげしげと眺める。


ロバは、見るからに愚鈍に見える。目がしょぼしょぼしていて、うつむき加減が、本当にいじめられっ子のようだ。でもロバは見かけよりも賢いという。


フラミンゴは、見事に一本足でバランスを取りながら眠っている。あの細い足で大きな体を支えられているのが不思議だ。


それから、シマウマのあの不思議な縞模様に見入る。本コラムにもあるように、なぜシマなのかは、諸説あってまだよくわからないそうだ。


しかし、シマウマは見かけによらず獰猛で、人間によく噛みつくので、馬のように乗りこなすことはできないらいしい。


しかし、なんとまあ、多様な生物が地球には存在しているんだろう。