育児に大敵 白い食品（小麦）1 のつづきです。
セリアック病（グルテン過敏症）は、食事療法でその原因である
【小麦やその他の麦に含まれるグルテンを除去】することで
治療することができます。
喘息症状改善例
喘息と複数の薬アレルギーを持っていた人が、
グルテン 除去食にしてから、2日もたたないうちに、
お腹の調子もよくなり、以下の症状が改善された。
●胸焼け
●骨粗鬆(そしょう)症
●関節炎
●若年性アルツハイマー
●耳下腺炎
●黄斑変性
●肥満
この患者は、この診断を32歳の時にうけ、
グルテン過敏症と診断されたのは、39歳のとき。
前述のとおり、医師もなかなか正しい判断ができないのです。
セリアック病 にくわしいマコーラ博士は、
「子供たちが、
深刻で予期しない腹痛に対して
不必要な治療を受けている。」
「グルテン過敏の高い発生率は、
目の前にある本当の問題に気づくことができない、
慣例主義的な医学の縮図。」
とコメントしています。
http://wellness.ecobody.info/?cid=11572
より
小麦のようなグルテン を含む食材
●パン、
●シリアル、
●パス
●とうもろこし
●じゃがいも、
●スナック
●ケーキ
●麺類
小麦のグルテン含有量が多いのは
1.強力粉
2.中力粉
3.薄力粉
の順です。
小麦粉を使っている食品
強力粉：パンや中華麺、パスタ、給食のソフト麺
中力粉：うどん、お好み焼き、たこ焼き、餃子の皮
薄力粉：ケーキやお菓子・天ぷら
マクロビオティックなどでお肉のかわりに
使う「グルテンミート」なども、
植物性だから安心と使っている方はご用心。
セリアック病 については、医師でさえも気づく人は少なく、
誤診をする医師がほとんどだそう。
日本人よりもずっと以前から小麦を主食としているアメリカ人の
133人に１人がグルテン過敏症ということは、
戦後小麦を取り始めた日本人なら、
どれほど多くの人がこの症状を抱えていることでしょうか。
またこれらの食品の過剰摂取は、
糖尿病や肥満の原因になります。
ダイエットしている方は、
最初に気をつけるべき食品かもしれません。
グルテン過敏症の診断ができる英国や米国でも
なかなか気づかないのですから、
日本人の医師にどれだけその診断を
下せる人がいるでしょう。
ましてや、子供について身近に相談する、
保健師、保育士、教師のうちのどれだけの人が、
そのことを知っているでしょう。
そう考えると自分のお子さんの場合、
一番身近にいる母親が、
気づいてあげるしかありません。
お子さんやご自身でこういった症状に心当たりのある方は、
一度グルテン 除去を行ってみると、
症状が改善されるかもしれません。
私は子供の小麦アレルギーを知るまで、
自分が小麦に反応するのかどうかは意識していませんでした。
除去してみて初めて、小麦（パン）をとると調子が悪くなることが、
よくわかるようになったのです。
小麦にアレルギーがないと思っている方でも、
アレルギーがないのではなくて、長年の摂取によって、
感覚が麻痺してしまっている場合があります。
また小麦は、米に比べ、体を冷やす食品です。
医者にいくほどではないけど、
なんとなく体調が悪い、冷え性、
さまざまな*不定愁訴 に悩まされている方は、
小麦や乳製品を除いてみると、
実は体にあっていなかったということを自覚するのです。
*注釈
不定愁訴 Ｗｉｋｉより
「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、
何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、
検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。
小麦は食べたいけど、不定愁訴は嫌というかたにはこちら
イライラが続く方、にはこちら
もどうぞ
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編集後記
前回の記事で「お米」を食べることをオススメしましたが、
お米を使ったものは、ごはんやおにぎりだけではありません。
お米を使った食材
●中華料理によく使われるビーフン
●タイやベトナム料理につかわれる 米の麺
●米パン
●小麦粉代わりに使える米粉
小麦粉食品のかわりになれそうなものありますよね。
個人的には米パンはもちもちしていて、食感もすきですし、
麺やなんかは、小麦粉のより好きです。
ただ米パンといっても、発酵に小麦グルテンをつかっているものが
結構ありますので、お子さんに食べさせるときは、
特に注意してください。
小麦製品以外のこれらのものも食卓に取り入れてみてください。
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