最近理由はよくわからないのだが、「インドネシアの治安はどうですか?」「ジャカルタは治安良いですか」といったメッセージを稀に戴く。
基本的に挨拶も何もなく不躾な文章であり、全くもって返答する気にすらならないので無視しているのだが、そういうメッセージを送るまでではなくても当該国乃至は都市の治安情報については一定の需要があるのだろうと推測する。
したがって、本Subjectに対して当ページで一応の解答を致そうと思った次第であり、それを以下に記す。
外務省の海外安全ホームページによると、本記事を投稿している現時点においてはインドネシアに対する渡航情報(危険情報)の発出という題で危険情報が発出されている。
また、ジャカルタ、バリなど各都市における犯罪被害情報は上述のリンクからも辿っていけるが、こちらのページに書いてある。
気になる方、渡航される方にはご一読戴ければよろしいかと思う。
私が云々と書く以前にこれで十分伝わっているかと思うが、これだけでは当地在住者の生の声を聞きたいという需要には答えられていないので、以下の通り記述する。
私が当地に渡航してから1年半が経過しているが、これまで命の危険に晒された、法外な賄賂を請求された、といった問題には遭っていない。
ATMで大金を下したり、両替所に大金を持ち込んだりしているが、一切恐ろしい目には遭っていない。
これを運が良いと捉えるか、その程度のものだと捉えるかは、各人の判断に委ねる。
もっとも、私の場合は基本的にジャカルタ近郊の移動はドライバーを伴う完全車移動であり、公共交通機関は飛行機程度しか使用していないのが現状だ。
タクシーを利用する場合も、安心安全なブルーバードタクシー、エクスプレスタクシー、タクシーク程度しか利用しない。その場合はいずれも明朗会計、日本のタクシー同様非常に心地よい移動を演出してくれている。
バスなどは一切利用していないが、これをどう捉えるかも各人の判断に委ねる。
ひったくり、スリなどの被害にあっている人は、大抵低所得者の乗るバスや歩道橋などで被害に遭っている。
私の印象では、これらのパターンで被害にあっている人はジャーナリストの方が多い。
日系の当地法人に出向で来ている方には基本的にドライバーと乗用車が少なくとも仕事の範疇においては支給されていることが多い為、特に被害に遭うことはないかと思料する。
また、国家権力は強大であり、ライフルやピストルを持った警察官、軍人が至る所にいる他、民間の警備員もオフィスビルをはじめホテルやモール、アパートの門前におり、出入りの車両チェック、持ち物チェックに余念がない。
このようなことを考えると、毎日わけのわからない殺人事件や電車への飛び込み事件が起きている日本よりよっぽど安全であるように感じるが如何だろうか。
そもそも毎週火曜日の夜に温泉女将や家政婦が連続殺人犯を追い詰め、小学生探偵の行く先々で難解なトリックを使った殺人事件が起きている日本のテレビは如何なものかと思うが。
過激なゲームを規制する前に、そちらを規制しては如何かという議論が一切起きないことが異常に思える。
話は逸れたが、当地の危険情報について、主観的な意見を述べれば上述の通りとなるが、もし漏れなどあればまた別の機会に記述したいと思う。
先週の洪水から1週間がたちましたがまだ北部華人地域を中心に水は残り、避難生活を余儀なくされている人も多くいると聞きます。
今回の洪水で、日系サプライチェーンは大打撃というような新聞報道もありましたが、ごく一部地域の話で、まるで全てが使ってダメになったかのような報道と現地の実情には大きな隔たりがあります。
特にここに書かれている西ジャワ州の工業団地(MM2100やカラワンのことと推測)は山の中にあり、また水路や避水池を設けており洪水対策もしっかりされている為、影響は現時点では極小です。
それ以上に、都心部まで水が流れ込んだ映像が日本でも報道されたことによって、一昨年のタイの洪水を受けてタイリスクを分散させようとインドネシアに進出してきている企業へのイメージ悪化の方が大きいと思います。
もっとも、最近日系企業の投資は自動車関連産業を中心にバブル化していたので、少しは冷静になれるいいチャンスかもしれません。
とは言いつつも、やはりこの国の人口構造やロケーションなどを考慮するとこの市場に期待して進出してくる企業や既存企業の設備増強は暫くは多いかと思います。
今回の洪水を受けて急きょ山間部の工業団地への移転を検討している企業もあるでしょう。
しかし、自然災害リスクは日本にいても地震・台風などのリスクはありますし、極小化してもやりきれない部分かと思います。
それ以上にこの国のリスクは国家機能面や民衆の面、また宗教面にあると思います。
国家機能では、伝統的に汚職が市民生活レベルまではびこっており、それは警察に呼び止められたら最後、イチャモンをつけられてタバコ代でも渡さない限り離してもらえないレベルです。
また、企業活動では各種官公庁における手続、企業間取引において袖の下から何が渡っていないと円滑に物事が進まないこともよくあります。
特にコンプライアンスに異常なほど目を光らせている企業にとっては、当地ルールは厳密にそれを当てはめると当然看過できるものではないかもしれません。
また民衆面では、デモに労働組合が借り出され、本来の労働争議の範疇を超えた事案にまで職務を放り出して参加せざるを得ない風潮があります。
これはデモの裏で所謂プロ市民、デモ屋が煽動しており、さらにプレマン(チンピラ・極道)が後ろについている為下手に断ることができないことも原因です。
このプレマンの存在が厄介であり、一方でこれとうまく付き合っていくことがカギとなります。
更にいくら若年世代の人口が非常に大きいと言っても、日本企業が本当に欲しい幹部社員となれるレベルの教育を受けている人口はまだ少なく、また考え方もそのベースも日本人のそれとは大きく異なる為、言ったことを理解して動いてもらえない、何度言っても直らないジレンマに陥ることは、他国進出においても同様かと思いますが、そういうものだと思った方がいいと思います。
ましてや、日本語ができる人、通訳してくれる人を求めようものなら競争過多でなかなか見つからないと思います。見つかっても思ったレベルより全然低い、ということは十分にあり得ます。
それよりも、進出してくる側がインドネシア語を習得した方が宜しいかと思います。英語でのコミュニケーションができる人はジャカルタでも一部であり、インドネシア語の文章をgoogle翻訳に入れただけの文章が回ってくることもあります。
そもそも日本人の英語は基本的にわかりにくいですし、お互いが不自由な言語で話をしても伝わることも伝わらないでしょう。
インドネシア語で議論することによって、相手の気持ちをオープンにできる効果もあります。もっと言えばスンダ語やジャワ語を使いこなせれば尚更です。
最後に宗教面。これは敢えて書く必要もありませんが、いくら彼らが宗教に必ずしも熱心でないとはいっても心の奥底には宗教が宿っており、それを重んじて尊重せねばなりません。
厄介なのはデモや抗議活動にこの宗教の名前を出された時です。
我々異教徒は言い返せなくなります。
このように、簡単に思い浮かぶだけでもリスクはあります。
経済、政治情勢リスクもありますが、このあたりのもんだいは現地で肌で感じている人の話と専門家アナリストの話を総合して考えた方が宜しいかもしれません。
また、日本人がここで生活していくうえで感じるリスク、豊かで言葉も通じて何不自由のない
日本と比較したらその他にもリスクは枚挙に足りません。
もちろん、私が上部で書いた内容もごくごく一般的な内容から長期滞在者の話、私の経験も踏まえた内容であり、ひょっとしたら「私はこんなリスク感じたことはない」という方もいらっしゃると思います。
最後に、私がこの国で働くうえで常に忘れてはならないと思っている言葉を。
日本人はインドネシアで働かせてもらっている、先人たちと同様この国の発展に貢献し、日イがともに成長していく手伝いをすることで、現地スタッフよりよい暮らしをさせてもらっている。
以上、長文駄文を読んで戴きまして有難う御座います。
今回の洪水で、日系サプライチェーンは大打撃というような新聞報道もありましたが、ごく一部地域の話で、まるで全てが使ってダメになったかのような報道と現地の実情には大きな隔たりがあります。
特にここに書かれている西ジャワ州の工業団地(MM2100やカラワンのことと推測)は山の中にあり、また水路や避水池を設けており洪水対策もしっかりされている為、影響は現時点では極小です。
それ以上に、都心部まで水が流れ込んだ映像が日本でも報道されたことによって、一昨年のタイの洪水を受けてタイリスクを分散させようとインドネシアに進出してきている企業へのイメージ悪化の方が大きいと思います。
もっとも、最近日系企業の投資は自動車関連産業を中心にバブル化していたので、少しは冷静になれるいいチャンスかもしれません。
とは言いつつも、やはりこの国の人口構造やロケーションなどを考慮するとこの市場に期待して進出してくる企業や既存企業の設備増強は暫くは多いかと思います。
今回の洪水を受けて急きょ山間部の工業団地への移転を検討している企業もあるでしょう。
しかし、自然災害リスクは日本にいても地震・台風などのリスクはありますし、極小化してもやりきれない部分かと思います。
それ以上にこの国のリスクは国家機能面や民衆の面、また宗教面にあると思います。
国家機能では、伝統的に汚職が市民生活レベルまではびこっており、それは警察に呼び止められたら最後、イチャモンをつけられてタバコ代でも渡さない限り離してもらえないレベルです。
また、企業活動では各種官公庁における手続、企業間取引において袖の下から何が渡っていないと円滑に物事が進まないこともよくあります。
特にコンプライアンスに異常なほど目を光らせている企業にとっては、当地ルールは厳密にそれを当てはめると当然看過できるものではないかもしれません。
また民衆面では、デモに労働組合が借り出され、本来の労働争議の範疇を超えた事案にまで職務を放り出して参加せざるを得ない風潮があります。
これはデモの裏で所謂プロ市民、デモ屋が煽動しており、さらにプレマン(チンピラ・極道)が後ろについている為下手に断ることができないことも原因です。
このプレマンの存在が厄介であり、一方でこれとうまく付き合っていくことがカギとなります。
更にいくら若年世代の人口が非常に大きいと言っても、日本企業が本当に欲しい幹部社員となれるレベルの教育を受けている人口はまだ少なく、また考え方もそのベースも日本人のそれとは大きく異なる為、言ったことを理解して動いてもらえない、何度言っても直らないジレンマに陥ることは、他国進出においても同様かと思いますが、そういうものだと思った方がいいと思います。
ましてや、日本語ができる人、通訳してくれる人を求めようものなら競争過多でなかなか見つからないと思います。見つかっても思ったレベルより全然低い、ということは十分にあり得ます。
それよりも、進出してくる側がインドネシア語を習得した方が宜しいかと思います。英語でのコミュニケーションができる人はジャカルタでも一部であり、インドネシア語の文章をgoogle翻訳に入れただけの文章が回ってくることもあります。
そもそも日本人の英語は基本的にわかりにくいですし、お互いが不自由な言語で話をしても伝わることも伝わらないでしょう。
インドネシア語で議論することによって、相手の気持ちをオープンにできる効果もあります。もっと言えばスンダ語やジャワ語を使いこなせれば尚更です。
最後に宗教面。これは敢えて書く必要もありませんが、いくら彼らが宗教に必ずしも熱心でないとはいっても心の奥底には宗教が宿っており、それを重んじて尊重せねばなりません。
厄介なのはデモや抗議活動にこの宗教の名前を出された時です。
我々異教徒は言い返せなくなります。
このように、簡単に思い浮かぶだけでもリスクはあります。
経済、政治情勢リスクもありますが、このあたりのもんだいは現地で肌で感じている人の話と専門家アナリストの話を総合して考えた方が宜しいかもしれません。
また、日本人がここで生活していくうえで感じるリスク、豊かで言葉も通じて何不自由のない
日本と比較したらその他にもリスクは枚挙に足りません。
もちろん、私が上部で書いた内容もごくごく一般的な内容から長期滞在者の話、私の経験も踏まえた内容であり、ひょっとしたら「私はこんなリスク感じたことはない」という方もいらっしゃると思います。
最後に、私がこの国で働くうえで常に忘れてはならないと思っている言葉を。
日本人はインドネシアで働かせてもらっている、先人たちと同様この国の発展に貢献し、日イがともに成長していく手伝いをすることで、現地スタッフよりよい暮らしをさせてもらっている。
以上、長文駄文を読んで戴きまして有難う御座います。
ジャカルタの洪水も北部や西部の一部水がまだまだ高いところを除いて都心部は水がひき、いつも以上に空気は汚れていますが生活は通常に戻ってきてます。
昨日は、グランドインドネシア東館地下にあるランチマーケットで日本食フェアをやっていたので、覗きに行ってきました。
結果は…僕の想像とはかなり違うものでしたが、まぁ買ってもいいかな、的な食材を購入しときました。
そうですよね、夢を見過ぎてましたよね。
気を取り直して、すぐ隣にあるケーキ屋、ボンジュールへ。
ここで最もオススメなのは白木ロール。
本当に美味しく、コストパフォーマンスも非常に高い優れもの。
今日はイートインするので普段食べないメニューを。
そして地下一階をほぼ占拠するレストラン、ninety-nineに届けてもらってコーヒーとともにいただきました。
コーヒーも激ウマです。
同じようなお金払うくらいならスタバのコーヒーよりここのコーヒー飲んだ方が全然いいです。
あと、クッキーも美味しい。
ケーキはEllieとかいう名前のやつです。これも甘さがくどくない程度で美味しかったですね。
しかし、何故にケーキにティースプーン?
フォークじゃないの?とは思いましたw
日本人の奥様から大好評のケーキ屋ですので、駐在員のおっちゃんたちよ、奥様との仲直りに、カラオケのおねーちゃんのお土産に、持って行ってあげると喜ばれると思います。
尚、その後は阿波踊りの新年会をキラキラ銀座で盛大に行い、ちびっ子たぬきさんたちも楽しみ、大人は酒がすすみ、今年のブロックM縁日祭にむけてさらに進化しようと心をひとつにしました。
飲み足りない大人4人はそのまま樹林に流れ込み、2時まで飲み明かしてました。
みんな元気すぎるわ。。。
iPhoneからの投稿
昨日は、グランドインドネシア東館地下にあるランチマーケットで日本食フェアをやっていたので、覗きに行ってきました。
結果は…僕の想像とはかなり違うものでしたが、まぁ買ってもいいかな、的な食材を購入しときました。
そうですよね、夢を見過ぎてましたよね。
気を取り直して、すぐ隣にあるケーキ屋、ボンジュールへ。
ここで最もオススメなのは白木ロール。
本当に美味しく、コストパフォーマンスも非常に高い優れもの。
今日はイートインするので普段食べないメニューを。
そして地下一階をほぼ占拠するレストラン、ninety-nineに届けてもらってコーヒーとともにいただきました。
コーヒーも激ウマです。
同じようなお金払うくらいならスタバのコーヒーよりここのコーヒー飲んだ方が全然いいです。
あと、クッキーも美味しい。
ケーキはEllieとかいう名前のやつです。これも甘さがくどくない程度で美味しかったですね。
しかし、何故にケーキにティースプーン?
フォークじゃないの?とは思いましたw
日本人の奥様から大好評のケーキ屋ですので、駐在員のおっちゃんたちよ、奥様との仲直りに、カラオケのおねーちゃんのお土産に、持って行ってあげると喜ばれると思います。
尚、その後は阿波踊りの新年会をキラキラ銀座で盛大に行い、ちびっ子たぬきさんたちも楽しみ、大人は酒がすすみ、今年のブロックM縁日祭にむけてさらに進化しようと心をひとつにしました。
飲み足りない大人4人はそのまま樹林に流れ込み、2時まで飲み明かしてました。
みんな元気すぎるわ。。。
iPhoneからの投稿
水曜日からカリマンタンへ出張してましたが、ジャカルタの天候はすぐれず、私が不在のうち、1月17日朝にうちの会社を含むジャカルタ一帯が洪水になりました。
朝、会社から緊急連絡網で会社の前の川が溢れてるとの話が入りました。
うちは本社から少し離れた場所、さらに上司をはじめ私も出張してるため現場に日本人不在の中で危機対応に当たらなければならない事態となってしまいました。
とりあえず現地に電話、状況確認のち所管の幹部及び総務に報告、現地に日本人不在の旨、現場対応に遠隔指示ながら当たることを決めつつ予定の出張日程をこなしていました。
社内の対応もあり、また水もギリギリ敷地には入ってこないうちに雨足は弱まり従業員も帰宅許可が降りたことをメールで読み、夜間対応確認して洪水のジャカルタに戻る飛行機に乗りました。
空港ラウンジではこの洪水の話で持ちきり、テレビ画面に釘付けでした。
また自分でもネットで状況を確認、不安になりながらも飛行機は飛び立ち、ジャカルタ国際空港へ。
空港はさぞ大変なことに
まったくなってませんでした。
洪水どこ?みたいな感じですが、迎えの車は泥を被りさぁこれからの道のり大変だぞと覚悟を決めたのです。
道中は高速道路にバイクが入りこんでいたり、高架の下は水浸しだったり、高速道路にも水が浸水していたり、となかなかエクストリームでしたが、意外と早く帰宅。
2カ所で浸水地帯を走らざるをえなかったため、そこの前で渋滞、スディルマン通りは封鎖されていたくらいで、後はスッカラカン。
余裕で帰宅し、テレビで被害状況を見ていました。
本当にウチの近所は全く水の気配もなく、妻は悠々とマッサージを受けに行っていたくらいです。
このアパートで良かったと思えた瞬間でした。
テレビを見ていると大統領宮殿も浸かっていて、スーツの裾を捲って記者に話しているシュールな絵が印象的でした。
一晩明けた今朝は早めに家を出ましたが、まだ水のひいていない場所も多く、迂回に迂回を重ね何とか会社へ辿り着きました。
幸いウチの会社の前は昨日30cmほどあった水がひき、裏通りから入ることはできましたが、表はまだ冠水しておりトラックくらいしか通行できないようです。
このまま被害は最小限で収束してほしいところです。
とりあえず昼間、水はひいていってるみたいですがまだまだ予断は許されません。
安部総理の訪イも大変な時期に重なってしまいましたね。
最も首相はアルジェリアでの邦人拉致事件対応で早々に帰国するようですが。。。
またJKT48に来ている高城、仲川両メンバーのうち高城メンバーは既に日本に脱出してるようです。
インドネシアのファンはそういう姿勢を見ていると思うのですが、ジャカルタに残っている仲川メンバーと評価が大きく別れるのではないかと、どーでもいいことながら思ってしまいます。
しかし、今回の洪水で一番問題なのは、今朝パソコンを持って出るのを忘れたのに会社に着いてから思い出し、運転手を取りに戻すこともできず終日暇を持て余してしまいました。
さらに言えば存在すら忘れていたことです。
2002年、2007年と洪水し、また今年も大洪水。
この街は全く進歩てないやんか、とテレビでもリポーターが当局に詰め寄ってました。
なんか当局の人は言い訳してましたけどね。
水門もオランダ統治時代のものだという噂もありますし、ビルばかり近代化せずに、都市機能の根幹を近代化してくれるようジョコウィドド知事と任期残り僅かなバンバンユドヨノ大統領にしっかり頑張り倒して貰いたいですね。
iPhoneからの投稿
朝、会社から緊急連絡網で会社の前の川が溢れてるとの話が入りました。
うちは本社から少し離れた場所、さらに上司をはじめ私も出張してるため現場に日本人不在の中で危機対応に当たらなければならない事態となってしまいました。
とりあえず現地に電話、状況確認のち所管の幹部及び総務に報告、現地に日本人不在の旨、現場対応に遠隔指示ながら当たることを決めつつ予定の出張日程をこなしていました。
社内の対応もあり、また水もギリギリ敷地には入ってこないうちに雨足は弱まり従業員も帰宅許可が降りたことをメールで読み、夜間対応確認して洪水のジャカルタに戻る飛行機に乗りました。
空港ラウンジではこの洪水の話で持ちきり、テレビ画面に釘付けでした。
また自分でもネットで状況を確認、不安になりながらも飛行機は飛び立ち、ジャカルタ国際空港へ。
空港はさぞ大変なことに
まったくなってませんでした。
洪水どこ?みたいな感じですが、迎えの車は泥を被りさぁこれからの道のり大変だぞと覚悟を決めたのです。
道中は高速道路にバイクが入りこんでいたり、高架の下は水浸しだったり、高速道路にも水が浸水していたり、となかなかエクストリームでしたが、意外と早く帰宅。
2カ所で浸水地帯を走らざるをえなかったため、そこの前で渋滞、スディルマン通りは封鎖されていたくらいで、後はスッカラカン。
余裕で帰宅し、テレビで被害状況を見ていました。
本当にウチの近所は全く水の気配もなく、妻は悠々とマッサージを受けに行っていたくらいです。
このアパートで良かったと思えた瞬間でした。
テレビを見ていると大統領宮殿も浸かっていて、スーツの裾を捲って記者に話しているシュールな絵が印象的でした。
一晩明けた今朝は早めに家を出ましたが、まだ水のひいていない場所も多く、迂回に迂回を重ね何とか会社へ辿り着きました。
幸いウチの会社の前は昨日30cmほどあった水がひき、裏通りから入ることはできましたが、表はまだ冠水しておりトラックくらいしか通行できないようです。
このまま被害は最小限で収束してほしいところです。
とりあえず昼間、水はひいていってるみたいですがまだまだ予断は許されません。
安部総理の訪イも大変な時期に重なってしまいましたね。
最も首相はアルジェリアでの邦人拉致事件対応で早々に帰国するようですが。。。
またJKT48に来ている高城、仲川両メンバーのうち高城メンバーは既に日本に脱出してるようです。
インドネシアのファンはそういう姿勢を見ていると思うのですが、ジャカルタに残っている仲川メンバーと評価が大きく別れるのではないかと、どーでもいいことながら思ってしまいます。
しかし、今回の洪水で一番問題なのは、今朝パソコンを持って出るのを忘れたのに会社に着いてから思い出し、運転手を取りに戻すこともできず終日暇を持て余してしまいました。
さらに言えば存在すら忘れていたことです。
2002年、2007年と洪水し、また今年も大洪水。
この街は全く進歩てないやんか、とテレビでもリポーターが当局に詰め寄ってました。
なんか当局の人は言い訳してましたけどね。
水門もオランダ統治時代のものだという噂もありますし、ビルばかり近代化せずに、都市機能の根幹を近代化してくれるようジョコウィドド知事と任期残り僅かなバンバンユドヨノ大統領にしっかり頑張り倒して貰いたいですね。
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