【聖戦士ダンバイン】クローバー ソフビ人形4体セット | ∥フウマ武芸帳∥

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聖戦士ダンバイン、巨神ゴーグなどのグッズコレクションを公開しています。

くせ者揃いのクローバー、今回はソフビ人形の4体セットです。



ブリスターが劣化して所々破損しているのと、光の反射のせいでちょっと見え難くなってます。ご容赦を。

内容は、ダンバイン、ビランビー、ダーナ・オシー、ドラムロと、おなじみのレギュラーメンバー「BASIC4」の面々。1体の大きさは10cm前後です。



まずはダンバイン。

角張ってますねぇ。スーパーロボット体型。

ダンバインの成型色は、プラスチック素材の物では、水色になってしまっていることが多いのですが、このソフビ人形はきちんと紫色になっていて、個人的にすごく好感を持っています。やはりダンバインはこの紫色です!



体型は大味だけど、頭部はなかなかいい出来です。



続いてビランビー。

頭部の形状が複雑なビランビーですが、こちらもいい出来。ちょっと頭でっかちですけどね。

コクピットハッチがシルバーに、ひざがイエローに塗装されていたりと、若干設定と違ったカラーリングになっています。



続いてダーナ・オシー。



手の造形などを見てみると、どうやらこれも初期設定のデザインのようですね。これに関しては以前の記事を参照です。


本来ダークブルーのダーナですが、このソフビはグリーンになっています。

機体色がまだ定まっていなかったのか。それとも4体のカラーバランスを取る為なのか。コロコロ変わるカラーリング。ダーナは忙しい役回りです。



最後はドラムロ。

ドラムロだけ造形が極端に甘い気がするけど気のせいではないですよね?(笑)

エッジがないのでなんだか…遺跡から発掘された土偶のよう(^_^;)

ドラムロも腕部のパイプや、腹部の突起の先にある穴などのデザインから、これも初期設定バージョンであることが分かります。こちらも以前の記事をどうぞ。




『聖戦士ダンバイン大全』(2004年 双葉社発行)

こちらに掲載されている、メカニカルデザインの宮武一武氏のインタビューを読んでみると、オーラ・バトラーのデザインでは徹底的に線を少なくしたそうです。

『マクロス』の反省点で、線が多くなったというのがあって、『ダンバイン』では線を減らそうという方向に。曲面が主体なら、線を減らしてもデザインが成立するだろうと。

しかし、線が少ないと絵にした時、のっぺりとしてしまって立体感を出したり、形を把握するのも大変だったりという問題も出てきてしまった…ということです。




確かに初期設定と決定稿を比較してみると、ディテールを極力減らし、非常にシンプルにクリンナップされています。

線が減れば作画の労力が減っていいじゃない、と単純に考えてましたが、問題もあるんですねぇ。



今年の更新はこれで最後となりました。

来年もまだまだレアなアイテムを紹介していきますので、どうぞおつきあいくださいませ。

それではよいお年を!



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