ドラマ原稿のために
チェックしている
フジテレビの木曜ドラマ
黒木華さん主演
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の◯◯」。
昨日のお話は、
元記者&現ライターとして
ジワジワきました
話題の覆面女子高生シンガーや
人気YouTuberの自作自演失踪ときて、
今回はスポーツ選手の盗撮問題。
回を重ねるごとに、
訴えてくるテーマが
深いなぁと思います
取材して記事を書く
マスコミ側の姿勢&取り組み方と、
書かれてあることやデマを信じて
好き勝手なことを言う視聴者と。
どちらにも
問題点を訴えているドラマです。
昨日のマスコミ側の問題点は、
新米記者の意識の低さ。
うかつさ。
女性の新人記者が
居酒屋で酔っ払い、
取材で聞いた内容を
大きな声でしゃべってしまいます。
翌日には、
他社サイトがその内容を使った記事を
出していました。
居酒屋に居合わせた別媒体の記者が
こっそり話を聞いていたのです。
これはたまたま
同じマスコミの人間が
横取りした形になりましたが、
今はSNS時代なので、
そこに居合わせたほかのお客さんが
SNSで拡散する可能性もある。
取材する側の人間は
情報解禁まで秘密を守る、
リーク元を明かさないなど
常に意識しておかねばいけません。
今回の新人記者は
怒りや愚痴と共に
内容が出てしまったのですが、
こういうことは
テンションの上がるような
楽しい取材の時も起こりやすい。
憧れの人に取材できた!とか
新人の頃なら
なおのことうれしいですよね。
私はテレビ業界に入ったばかりの頃、
大好きな憧れのアーティストに
取材できることになって、
超張りきって挑みました。
そして現場で感極まって
泣いてしまいました(うれし泣き)。
そのあと、
悪魔のような師匠から
めっちゃくちゃ
怒られました
(師匠についてはこちら↓)
「公私混同するな。
テンションが上がるのはわかるが
そのテンションを相手に見せるな。
失礼だ。冷静に仕事しろ」
今思うと
本当にその通りだと思います。
憧れの相手や好きな仕事の場合、
テンションが上がりまくって
俄然やる気が出ますが、
浮かれているから
ミスも起こしやすい。
この日以来、
すっごく気をつけています。
大好きな中村兄弟の取材は
今でもめちゃくちゃ
テンション上がりますが、
取材時はいたって冷静です(笑)
情報解禁を守る。
どんな時もフラットでいる。
取材する側として
気をつけないといけません。
それと、
ドラマの主人公で編集長の凛々子。
空気をまったく読まないので
ガツガツと取材対象者の
テリトリーに入っていく。
ある意味うらやましいです。
あそこまで切り込めたら
カッコいいなぁ
できないけど
来週から
さらにストーリーが発展しそうなので、
楽しみです