今日は新聞社が主催している

オンライン講座

「本の校閲」を学びました本

 

 

 

コティマム、

フリーランスになってから、

特にここ1年ほど

校正・校閲に対する興味関心

すごく膨らんでいますキラキラ

 

 

 

 

フリーランスになって最も困ったのは、

テレビ記者時代のような

校正チェック、

Wチェック

三重四重チェック機能が

なくなったことですタラー

 

これまで当たり前のように

記者仲間、デスク、編集長、

局の上層部に原稿をチェックして

頂けていましたが、

一人になってからは

全て自分チェック滝汗アセアセ

 

編集部がある媒体さんなら

編集部チェックがありますが、

それでも業務委託である以上、

編集部に提出する段階で

本来なら間違いがあってはならない。

それに媒体ではなく

企業様とのやり取りの場合、

文章のプロは自分一人だけなので、

納品した原稿が

そのまま使われることもある。

 

これはフリーランスになってから

最も緊張したことです。

今も一番気を遣っています。

 

なので、

校正・校閲能力を高めたい

という気持ちがずっと奥底にありました。

そして去年関東に戻ってきてから

家事育児の負担が少し減ったことで、

校正・校閲を学びたい

という思いが

沸々と湧き上がってきたのです炎

 

そして元上司のハーゲン先輩からも 

「今業界的には現場記者はいらなくて、

校閲を欲してる傾向にあるよ」と 

たまたま言われまして、

ますます校正校閲能力

鍛えたくなったのです。 

(ハーゲン先輩についてはこちら↓)

 

 

 

 

 

自分が50・60代になっても

使ってもらえる記者でいるためには

現場以外にもできることが必要ですし、

校正校閲は絶対に

身につけておいて損はないと思うのです。

 

校閲を学べる学校があるので、

本当は通学したいんです!!

毎日は無理だけど、

土曜日だけや夜間のクラスもあり……。

夜間は子育てがあるから厳しいけど、

土曜日開講のクラスに

通学できたらなぁと

ずっと思っていましたクローバー

 

とはいえ、

毎日の家事育児はやはり忙しく、

しかも去年から今年前半まで

私は妊娠中でしたアセアセ

4歳0歳をほぼワンオペで育てつつ

レギュラーの執筆もあるため、

まとまった勉強時間を確保するのは

すごく難しいガーン

費用もかかりますショボーン

 

なので学校に通うのは

未だ実現できていないし、

まだかなり先になりそうショボーン

 

前置きが長くなりましたが、

こうした背景から

私が単発で利用しているのが

新聞社のオンライン講座です。

 

過去にも

こうした講座を受けて↓

 

 

 

 

 

 

 

校正校閲や記事の作り方

学びました。

 

そしてなんと、

今日は新聞ではなく

本・出版書籍の校閲です!!

未経験です!!!!

現役の書籍校閲者が

教えてくださるのです。

 

これがすごく面白かったキラキラ

新聞校閲とはまた全然

アプローチの仕方が

違いましたびっくり

 

 

事前に課題が2枚送られてきて

先に自分で解いておきます鉛筆

 

1枚目は、某有名小説の冒頭部分の比較。

同じ内容が

①初版の旧字体・旧仮名遣い

②旧字体・カタカナ

③新字体・新仮名遣い

④ひらがな・句読点・改行多め

の4つの文体で書かれています。

 

 

 
課題の中身は見せられないので
ぼかしましたが、
4つの文体で同じ小説を読み、
それぞれから感じる印象や
表記の違いを議論していきます。
 
このテーマを軸に、
漢字や仮名遣い、
字体の歴史や変遷を学ぶことができ、
とても面白かったですおねがい
 
そして2枚目の課題は、
エッセイの校正校閲の実践です。
 
 
赤字が私が校正したところ。
 
いや、エッセイって難しいですアセアセ
課題をやりながら痛感したのが、
新聞やテレビなど
いわゆる報道原稿との違い。
 
報道原稿のチェックの場合、
漢字や表記、表現を純粋に
用語辞典に合わせて
正していけばいいのですが、
エッセイって
その人の持ち味がありますよね。
 
本来なら漢字にすべきところ、
本来ならひらがなにすべきところ、
それを用語辞典に沿って
直していったら、
なんとも味気ない色味のない原稿に
なってしまうのですアセアセ
 
 
 
実際にこちら↑、
この緑のマーカー部分は、
新聞やテレビでは
漢字やひらがなに直さなければ
いけない部分なのですが、
著者の伝えたい世界観や雰囲気を
尊重して、そのままにしています。
 
 
↑こちらは今回の解答例。
私が見つけられなかった間違いも
たくさん校正されてます。
 
いやぁ、校正校閲、
本当に奥が深い!!
 
本や出版書籍の場合は、
新聞やテレビのような
「わかりやすいこと、
正しいこと」が
必ずしも正解ではない
ということを学びました。
 
あえてひらがな多めにしたり、
漢字を別の読み方にさせたり。
 
ただただ文字と表記だけを
正していったら
面白みもない堅い印象になってしまう。
 
もちろん誤字脱字やアウトな表現を
正すのは当たり前だけど、
あえて、たどたどしさや
表現をそのまま残すことで
筆者のイメージや印象が
伝わるってこともある。
 
掲載される媒体が違えば、
校正校閲も柔軟に対応して
いかねばならないんだなと感じました。
 
それから本や書籍の場合は、
ルビの振り方、フォント、
行間、レイアウトまで
全てチェックせねばならないので、
そこは新聞やテレビとは
全然違う大変さがありますアセアセ
 
また本や書籍、小説では
差別発言もあえて活かしたり、
固有名詞や商品名を
そのまま使ってもいいというのも
新たな発見でしたキラキラ
 
オンライン講座ではありますが、
チャット機能で
講師に質問もできますし、
受講生同士で疑問点を
意見交換しあえるので、
その点もすごく楽しかったですチュー
 
あー、
すっっごく面白かった照れ
また受講したい!!!!
そして校閲の学校通いたいっ!!!!