在宅ライターのコティマムです鉛筆

 

昨日は「新聞校閲」

Zoomオンライン講座に参加しましたサーチ
 
 
「校閲」とは文書や原稿の
誤りや不備を調べることです。
「校正」が誤字脱字の発見や修正を
行うのに対し、
「校閲」は更に表記揺れ、事実確認、
差別表現、見出し、写真の説明、
「コンテンツ全体での矛盾がないか」など
幅広くチェックしますサーチ
 
コティマムが
芸能記者からフリーランスになって、
痛感しているのが、
「チェック機能が
大幅に少なくなった」
ということ。
 
 
記者時代はさまざまな人に
原稿をチェックしてもらえたので、
「校正」「校閲」
自然と成り立っていたのですが、
今はほぼ1人でやらねばならないため、
ミスの見落としが
一番怖いのです。
なので自身の課題として、
「校正・校閲能力を高めたい」
と思っていましたグー
 
今日は
「現役の毎日新聞校閲担当者から
校閲を学べる」
というオンライン講座でしたPC
 
新聞社の校閲担当者さんって花形ですキラキラ
敏腕記者が書いた原稿を
隅々までチェックする立場。
これは絶対に学びたいと思っていました!!
 
実践的な講座なので
基本的には経験者向けです。
参加者は250人以上びっくり
現役記者、翻訳者、校閲者のほか、
広報担当、システムエンジニア、
書籍編集者など
さまざまな「文字を扱う方々」
参加されてましたガーベラ
日本語をもっときちんと学びたい方や、
執筆に興味のある方もいらっしゃいました鉛筆
 
講座では、事前に
ダミーの新聞記事データが送られてきて、
先に自分で校閲します目
 
課題のダミー新聞記事の内容は
見せられないため
かなりぼかしていますがアセアセ
実際の記事を少し加工したものを読んで
自分なりにチェックしますサーチ
 
 
 
うっすらと見える赤字は↓、
私が先に一人で校閲したもの。
(わかりづらくてすみませんアセアセ
 
 
長文記事もあれば、コラム記事もある。
 
 
そして、実際に講師が
どのように校閲したか
解説してくれます手
解説を自分が校閲したものに
書き込んでいくと、
やはり違いがわかるアセアセ
水色・ピンク色のところが講師の指摘箇所)
 
(なんのこっちゃかわかりませんねwニヒヒ
 
講師の校閲に対して、
私が見つけられた不備は6.5割~7割。
どうしても「難しい部分」にばかり
目がいってしまい、
ものっすごく単純な間違いを
素通りしてしまいます滝汗
2割近くは、
本当に単純なミスの見逃しでしたタラー
残り1割は
「これは今の私には無理だ」
思うレベルのもの。
初めて知ったこともたくさんありましたアセアセ
 
普段、しっかり自分の原稿に
目を通しているつもりですが、
簡単なものほど見逃しやすいのだと
痛感しましたゲロー
 
講師が
『最初の違和感』
スルーしないこと」
おっしゃっていて、納得!!
 
いくつか「うーんえー?
引っかかった表現があったのですが、
何度も読んでいると正しく見えてくるんですよアセアセ
でも結果的に、
その文章はやはり間違っていて。
 
「執筆者が
何を書きたかったのか、
執筆者が書こうとした
『正解』を想像する。
その結果、
執筆者が何をどう間違えて
しまったのかが見えてくると。
 
 
 
私は書き手なので、
基本的には自分で書いたものを自分で直す。
でも自分の思い込み
いろいろな視点から
疑問に思ってチェックしないと、
あっさり見逃してしまうなと
怖くなりましたガーン
 
ちなみに、
「新聞校閲」はかなり独特ですガーン
ものすごくルールが厳しい雷
同音異義語、異字同訓、
送り仮名ルール、符号……
とにかく細かくチェックしますチーン
 
私はテレビ出身ですが、
上司のほとんどがスポーツ紙出身だったため、
校正も新聞表記に従っていました。
なので割と厳しく
チェックしてきた方だと思います目
(でも結構見落としてしまいましたが……えーん
 
ただ講師もおっしゃっていましたが、
「言葉は生きもの」なので
時代とともに
使い方も表記も
どんどん変わりますうずまきアセアセ
また辞書によっては
「良し」としているもの、
「NG」としているものが
違ったりますタラー
 
ですので、校閲担当者も
執筆者と密にコミュニケーションをとって、
「その言葉を選んだ意図」や
「執筆者のセンスに合わせ」て、
柔軟に対応しているとのことでした。
 
今はweb媒体が主流になりつつありますし、
個人の日記のような
ラフな原稿もよく見かけます。
原稿の書き方も、言葉遣いも、
かなり自由になっていますくるくる
 
個人的には、
「新聞校閲レベル」
チェック能力を身に付けられれば、
自身の原稿チェックには
かなり役立つと思います。
 
が、それと同時に、
時代に合わせて変化する言葉や、
媒体によって変わる書き方などにも
柔軟に対応していかねばと思いましたグー
 
とても勉強になったので、
今後も書くことはもちろん、
自身の
校正・校閲能力
高めていきたいです炎