25時の空から -28ページ目

テンモンとカバリエリエース

今日(11日)は休日、私の住む東京多摩地区は明け方から雪になっています。どのくらい降るのか、明日の競馬開催は大丈夫かと少々気を揉みながら朝を迎えました。
こんな日は出勤するには気が重いため、休みでよかった(お仕事の人ごめんなさい)。
明日は東京で3歳牝馬のクイーンカップが行われる。
このレースで私が強烈に記憶に残っているのが、81年に勝ったカバリエリエース、圧倒的人気のテンモンが出走するため6頭だてながら、わずか2戦目で最低人気のカバリが強烈な追い込みで勝利。
競馬をやり始めた頃のことで、誰もが味わう「競馬に絶対はない」を最初に感じたレースであった。
今思えば騎手は岡部幸雄、デビュー戦の勝ち方も良く、勝っても不思議では無いのだが、なにしろこの年のオークス馬テンモンがいたために盲点になってしまっていた。
緑と赤の鮮やかな勝負服と、その後のオークス惨敗、ダービー卿での故障での予後不良と運命にもて遊ばされたようなカバリは私にとっては忘れられない1頭になった。
テンモンもオークスは勝ったがその後の台風による事故のため繁殖牝馬として成功することなく生涯を閉じたことを考えると競走馬にとっては1戦1戦が馬の人生だと考えないではいられない。

今年のクイーンカップはどんなドラマを見せてくれるのか、期待しよう。

昨日の結果(東京新聞杯、きさらぎ賞)

東京新聞杯はスマイルジャックの貫禄勝ち。戦ってきた相手が違うよといいたげな勝利であった。三浦も昨日はいい乗り方だった。主力に推したゴールスキーはやっとこさ3着。まだ力がつききっていない。キングストリートが2着だったが、同一馬主で一方が逃げ馬(シルポート)の場合は注意という昔の格言を思い出しました。
社台のような大クラブ馬主の場合はあてはまらないと思うが、個人馬主の場合はまだこういうこともあるのか。
きさらぎ賞は京都外まわり特有の偽装大逃げで、あわやリキサンマックスの勝ちかと思ったところで、トーセンラーが親父ばりの大外一気を決めた。デムーロの判断の巧みさが勝利を呼びこんだか。日本人騎手の相変わらずの下手さ加減ばかりが目についたが、トーセン自体、力をつけているのも確か。47秒台でのきさらぎ賞勝ちはドリームパスポート以来でもあるし、今後注目の一頭ではある。
今週はいいメンバー構成になりそうな京都記念とダノンバラードは出走する共同通信杯。今から検討をはじめます。

2月6日の重賞予想

小倉大賞典は狙ったコスモセンサーが直線に入ってバッタリ。それほど速いペースでもなかったと思うのだが、距離が合わなかったのか、コースが合わなかったのか、前走が恵まれたのか。あの止まり方ではやはり距離かなー。マイルまでしか狙えないかも。
さて、明日は東西で2重賞。
東京は「東京新聞杯」個人的な話ではあるが、長年購読していたA新聞を今年に入ってから、ある理由により中止し今は駅売りの東京新聞を読んでいる。最初に駅で100円玉2枚出したら、100円ですと言われ1枚返されました。今時100円で買える新聞です(S新聞もそうか)。
そんな訳で今年は是非とも当てたいレース。
逃げるシルポートを追ってゴールスキーとダノンヨーヨーが直線での叩きあいと読んだが、このメンバーに入れば怖いのがスマイルジャック。狙って面白いのが牝馬のカウアイレーン。ショウワモダンは60Kでの出走は酷な気もG1馬だけにしかたないが最近の調子では買えない。
京都は3歳の「きさらぎ賞」ウインバリアシオンとオルフェーヴルの争いと見るが、中心はウインの方にする。ディープの仔2頭よりはウインと同じハーツクライの仔メイショウナルトに注意。