「軸が来たら相手が本線で来ず、相手が揃えば軸が4~5着」ということで、調子が出ないときの典型的パターンです。
日曜に向けては予想時間が確保できたため、日曜は予想します。
今年は予想数が少ないため、意図的に回収率が90-95%程度にとどまってしまうリスクを許容しながら、あえて通常よりも軸を人気サイドにし、軸好走率を上げて安定を重視しています。明日は今のところ連ベースでみると5番人気ぐらいの馬が軸ですが、相手は人気サイドで買い方を工夫します。
<小倉7R・500万下>
軸 ブリッジオーヴァー(1着流し)
本線 セパヌイール、アッティーヴォ
次点 トーホウレジーナ
おさえ 3、4、7、12、13
軸のブリッジオーヴァーはスピード上位。前走の映像を見るとわかりやすく、スタート一息後、全く逃げる気がないのに勝手に馬が前に行ってかかり気味に追走して結果的に逃げた。さらに、このレースは前が総崩れで3角10番手以下の馬のワンツーというレースで展開が向かなかった。この内容ならば、前走の1400mから1000mへの短縮で期待できると判断した。さらに、エンパイアメーカー産駒はこのコースでは「勝ち切るか惨敗か」型。例えば前走同様スタートが決まらずに前に行けず、惨敗のリスクがある。ここはスタートを決めて勝ち切ることを期待して1着軸として購入する。
相手本線にはセパヌイールを選択。50キロ減量で先行力あり、2走前短縮を決めているこの馬の軸も考えた。ただし、これまで全く人気になってこなかったのが2-3番人気と人気急上昇してしまったため、相手に回して購入。軸とこの馬と厚めに購入する。本線2頭目は実績上位で距離への適応力も示しているアッティーヴォ。穴は他に特に購入したい馬もいないため、あとは次点として、本来は消えてほしい人気馬だが、最近の小倉ダ1000mではやたらと1枠が来ることで特殊バイアスが発生している可能性も考慮してトーホウレジーナをおさえる。
土曜はディープミタカが4着で、またもや本線で取れず。ディアドナテロ4着で3連複5万を本線で取り逃したときと比べれば安い配当なものの、なかなか波に乗れません。
<小倉8R・500万下>
軸 アドラメレク
本線 ハクサンペリー、ダノンプレシャス
穴 フォレストタウン
次点 エイシンミサイル、テイエムヨハネス
おさえ 3、7、11
軸のアドラメレクは2走前にクラスを一度勝利しており、その前も当クラスで2着が4回あるように能力上位。前走は大きく崩れたものの、この一因を内枠と考えた。その前は主に外枠で連続好走していることもあり、13番枠のここは本来保持する能力を発揮できると考えて軸に選択した。
相手は前走で1番人気のメトロポリスに先着したハクサンペリーと、休み明け得意で6-7番人気と人気を落としたダノンプレシャスが本線。穴は9番人気まで人気を落としたが3走前にはルメール騎手騎乗だったとはいえ当クラスを勝っているフォレストタウン。
先週に続き、死角の少ない人気馬から相手抜け上等で、人気薄の本線、穴のどれかが絡む展開に期待します。今年は1着軸が[1 5 1 4]と2着止まりが多く、単勝代わりの馬単の回収率が悪いので、悪い流れを断ち切りたいです。
<新潟11R・越後S>
軸 オールドベイリー(1着流し)
本線 ニホンピロヘーゼル、ディープミタカ
穴 ストロングトリトン
次点 ジープルメリア、ユアマイラブ
おさえ 3、4、10、11
4番人気以内のうち3頭が3~5番枠の内枠先行馬。どれも揉まれず逃げたいタイプであり、これらの複数が共倒れとなる展開にヤマを張る。軸としては外枠で競馬がしやすく、かつ少し控えて競馬もできる2番人気のオールドベイリーを選択。前走完勝したスズカグラーテは準OPでも通用する馬。ここも再度スムーズに競馬できれば勝ち切る力はあると判断した。
相手は経験のない距離ではあるものの、短縮で軸馬と同じく少し控えて競馬ができるニホンピロヘーゼルと、2走前に粒ぞろいのメンバーの中で4着と好走し、このとき同様短縮のディープミタカが本線。穴は新潟コース得意でこちらも控える競馬ができるストロングトリトン。
土曜は多少迷ったものの休みました。新潟8Rで以前も軸にしたスビールアスールが好走してしまったのが若干心のこりですが切り替えます。
小倉は前日発売しておらず人気が不明なので明日は札幌と新潟にします。いずれも相手抜け上等で、3-4番人気の軸から1-3番人気を軽視し、4-9番人気あたりの人気薄が絡んで願わくば人気馬が飛んで高配当を期待する、というパターンにします。
<新潟10R・苗場特別>
軸 アルーアキャロル(1着流し)
本線 アスタースウィング、メイショウアリソン
穴 オーヴァーライト
次点 サンキュー
おさえ 4、5、6、7、9
現級上位の馬が揃う好メンバー。軸アルーアキャロルはデビュー以来7戦すべて単勝1倍台も、今回は初距離と長期休み明けもあって連ベースで4番人気。本馬の父のゴールドアリュール産駒は以前からこのコース巧者。能力的にも過去この馬と争ってきた馬の多くが上のクラスでも好走している馬。能力と人気(実質4番人気)のバランスを考慮とした軸。あとは距離不足で極端に置かれて物理的に届かないことがリスクではあるが、スタートを決めやすい大外枠でカバーしてほしい。
相手は、軽視した2走前に圧勝し、その反動もなく好走した前走より力をつけている印象で、外枠で競馬しやすいアスタースウィング、実質降級戦であり、好走が続きにくい点が気がかりも6番人気というのは実力よりも評価されていない印象のメイショウアリソンが相手本線。穴は延長後の短縮となるオーヴァーライト。
<札幌8R・500万下>
軸 トラネコ(1着流し)
本線 シュンノカミ、トミケンボハテル
穴 セカンドエフォート
次点 カガスター、メヌエット
おさえ 1、4、10、14
父がこのコース得意のスズカマンボ産駒であり、近走強いメンバーとあたり続けていて降級2戦目のトラネコが軸。前走は人気薄の逃げ馬が粘る展開で展開向かず。しかし、地味なプロフィールで人気になりにくい馬とはいえ、人気しやすいモレイラ騎乗で連ベースでも2-3番人気と、本来他騎手が乗った場合以上に人気している印象は否めない。とはいえ、モレイラ騎乗は心強い面もあり、人気上昇でも他の要素はプラスのため信頼して軸とした。
相手は前走14番人気激走も、1400m→1700mの延長ローテでの好走であり、再度の外枠で競馬しやすいシュンノカミと、昨年同コース同クラスで2着あり、こちらも延長後の同距離(短縮で好走しやすい馬なので効果ありと判断)のトミケンボハテルの2頭が本線。穴は、能力微妙もこのコース巧者のワイルドラッシュ産駒で芝からダート替わり、短縮のセカンドエフォート。
土曜は休みましたが今週は日曜に予想します。徐々に復帰していきます。
<中京10R・尾頭橋特別>
軸 メイショウミライ
本線 ストロベリームーン、ブライスガウ
穴 マニクール
次点 スズカコーズライン、メイショウコゴミ
おさえ 1、5、11、15
馬柱で最初に目が行ったのはマニクール。父が特注のヘニーヒューズ産駒、さらにヘニーヒューズ産駒自体短縮得意で、短縮実績があり前走展開不利と好材料が多数あり。ただし、全体的に見て逃げ先行馬が多く、さらに過去逃げでしか好走がない、かつ秋山騎手はあまりガリガリ前に行くタイプではないため、差して揉まれてしまうリスクがあるため、軸としては見送った。ただし、8番人気とそれほど人気はないため、この枠でスムーズに外を差してこれる可能性に賭ける手もあって、軸ではないが穴印はつける。
代わりに軸としたのはメイショウミライ。前走は1200mから1600mへの苦しい延長ローテ。連勝している1200mへの短縮であり、短縮実績がなく裏付けはなくとも、短縮自体はプラスになると考えた。差しても結果を出しているのが強み。こちらも注目のサウスヴィグラス産駒でもある。
相手は軸同様差して競馬のできずストロベリームーンと、昨日全く中京ダートで外枠が連対していない中での大外枠となるが、前走同様揉まれずに競馬ができるのはプラスで血統面、臨戦面ともに良く差すことができるブライスガウの2頭が本線。
まだ大きく状況は変わらないので、今週も休みます。
私はダート戦の条件戦(500万~準OP)が主流ですが、降級が混じる6月に入り、ダート条件戦の人気馬が非常に強いです。
今年6月以降、78Rあって単純に1番人気馬の単勝回収率が99%、勝率40%です。1-5月は単勝回収率73%、勝率28%だったため、数字にも表れています。昨日もダート戦の500万下~準OPが6Rあり、1~3番人気で3着以内を占めたのが半数の3R、他も3番人気馬が絡むなど、3連複で最も高い配当でも4870円と堅く、ある程度荒れてほしい私としては、仮に最近の休み期間に手を出していても苦しかったかもしれません。
今週も休みます。仕事で今日も移動ということもあり、予想時間確保だけでなく結果もあまり見られない見通しのためです。
早ければ2-3週後ぐらいに復帰できる見通しです。
前日に仕事が徹夜だったこともあり、土曜夜は土曜競馬のレース映像を見る前に反動で力尽きて寝てしまったため、今週は土日とも休みます。うまく行けば2、3週後ぐらいからは土日両方予想できるリズムに戻れそうですが・・・次週は1日予想できればよい方、ということになりそうです。
相変わらず土曜日も本線で決まらず(さらに配当も安い)。
日曜はダート戦で人気馬(降級馬を中心に)の評価を落としやすいレースがなく買いにくいため、宝塚記念を予想することにしました。
<阪神11R・宝塚記念>
軸 サトノクラウン
本線 キセキ、パフォーマプロミス
穴 ワーザー
次点 サトノダイヤモンド、ヴィブロス
おさえ 1、4、8、15
主力級が少ない今年のメンバーならば、サトノクラウンの実績は、ここでももう1頭のサトノのサトノダイヤモンドと並べて最上位級。非根幹距離で重馬場という条件もベスト。同じく条件が向くと考えて軸にした昨年有馬記念での低パフォーマンスにより、衰えたのではという一抹の不安があるが、適性、メンバー内の相対的な能力と人気(6-7番人気)とのバランスを考慮して、もう一度軸として選択する。なお、休み明けは実績あり大きな不安はない。
相手本線は重馬場を味方につけられる馬で、デムーロ騎手騎乗のキセキ、宝塚記念特注で、かつメンバー強化向きステイゴールド産駒で最後まで軸を迷った(最終的には「迷ったときは人気薄から」で軸を決めた)パフォーマプロミスが本線。穴は昨年香港C2着の実績から今年のメンバーでは上位、人気も手ごろで時計がかかる馬場になるのもプラスと判断したワーザー。
今年は本当に本線で決まりません。今週は土曜日も予想します。
<阪神12R・500万下>
軸 クリノイダテン
本線 キセキノツヅキ、フィールブリーズ
穴 エイシンデジタル
次点 タガノプレトリア、ゲキリン
おさえ 1、4、12、15
軸のクリノイダテンの前走は、単勝万馬券の逃げ馬が4着に残るような前残りの展開。このときの1着馬のバイラや2着馬のシヴァージは上のクラスでも通用している馬。2走前も前残りの展開で4着。前走は距離延長だったが、今回はダ12→ダ14の延長後の同距離という好臨戦となる。人気も休み明けのためか7番人気とそれほど人気していないので狙い目と判断した。
相手はこのクラスでは上位のキセキノツヅキと、先週軸にした馬で、今回は延長になるものの引き続き好相性の阪神で人気も5番人気と上がっていないフィールブリーズの2頭が本線。穴は高期待値のアグネスデジタル産駒の距離短縮のエイシンデジタル。
<阪神7R・500万下>
軸 タガノアム
本線 メイショウコゴミ、ウラガーノ
穴 メイショウバーズ
次点 ゼットパール、マルモレイナ
おさえ 1、5、6、16
軸のタガノアムは初の古馬牡馬混合戦でロスの大きい競馬で6着。2走前は延長であり、今回は実績のある距離への短縮となる。競馬しやすい枠で牝馬限定戦、人気も5番人気とそれほど上がっていないため軸に選択した。
相手は12Rの軸馬と同じくバイラやシヴァージがいた500万下で大きな差のない3着の内容からこのクラスでは上位のメイショウコゴミ、降級戦で延長後の短縮となるウラガーノの2頭が本線。穴は穴~次点に並べた3頭の先行馬でかなり迷ったが、最終的にはこの3頭の中で最も外枠で、かつ最も人気がないメイショウバーズを選択。3走前は短縮で2着して復調気配、2走前は先行できず、前走は前が厳しい展開と敗因あり、10番人気ならば面白い。