Ⅱコンのきわみ -11ページ目

「形がいろいろある」ということ

ゲームを詰め込んだ、夢一杯のメディアが

CDになり、カードになり、DLになり…どんどんコンパクトになっている。


携帯ゲーム機が主流の、「現代ゲーム市場」において

メディアの小型化は至極当然であるし

デジタル商品という性質を鑑みれば、

「物理的なメディア」の存在意義は、確かに少ない。


それは、わかる。でも、なんだか淋しい。


かつて、ファミコン全盛期を盛り上げたメーカー達は

ゲームの中身だけでなく、外見でも勝負していた。


ゲームソフトはクリエーターにとって「子」であり

思考を凝らした外見で、売り場へと送り出す気持ちは、

「ピアノ演奏会に出演する愛娘に

とびきりの衣装を着せて、送り出す」時の

「それ」に似ていたのだろう。


そして、当時の子供たちは

その個性的な外見を前に、忘我混沌の歓喜に浸ったのだ。


その中でもとりわけ個性的な3タイトルを紹介しよう。


1.発光ダイオード付きカセット

(スペランカー、スクーン他)
Ⅱコンのきわみ
カセットの中央部に埋め込んである「発光ダイオード」が

起動中に赤く光るというアイレム独自のカセットROM


2.親ガメ、子ガメ

(なんてったってベースボール)
Ⅱコンのきわみ
大きいカセット(親ガメ)に小さい(子ガメ)カセットを差し込み

それをファミコン本体に差し込んで起動する。

子ガメを入れ替える事で、選手データの更新を可能とした

画期的なカセット…なのだがあまり売れなかったw


3.シースルー

(沙羅曼蛇)
Ⅱコンのきわみ
一見普通に見えるのだが…よくよく見て頂きたい。

実はこのカセット、基盤が透けて見えているのだ。

この「薄青のスケルトン地に蛇の頭」という近未来的デザインは、

ゲーム自体の高い難易度も相まって、当時の子供達を震撼させた。


<今日の一言>

人生いろいろ♪ゲームもいろいろ♪


3人のおじさん

BUMP OF CHIKENのニューシングル「魔法の料理」が出ましたが…

その隠しトラックがあまりに面白かったので

ゲームとは無関係ですが、その歌詞だけ紹介します。


<3人のおじさん>


遥か昔 有名な三人のおじさんが 長い長い旅をしていた
一人は賢く 一人は強く 一人は素早い

おじさん達は 激しく荒れる大海原を 力合わせ越える事にした
一人は船を造り 一人はそれを漕ぎ 一人は素早い

賢いおじさんが 二人を新天地へと誘ったのだ
強いおじさんが 二人を守ると固く誓ったのだ
素早いおじさんが 二人を交互に素早く見たのだ

恐れず進む三人に 海は怒り狂って 山のような波を起こした
一人は風を読み 一人は舵を切り 一人は素早い

波に打たれ 船は壊れ 三人のおじさんは 暗い海に放り出された
一人は慌てず 一人は猛り 一人は素早く

賢いおじさんは 来た方へと泳ぎだした
強いおじさんは 海に挑み 深く潜った
素早いおじさんは 船の破片にしがみついた

もう会えないと泣きながら 頑張るおじさん達の 足掻く様を太陽は見ていた
一人は波を読み 一人は水を掻き 一人は素早い

遥か昔 有名な三人のおじさんに 奇跡起きた物語
一人は賢く 一人は強く 一人は素早い

賢いおじさんは 形を変えて魚になった
強いおじさんは 海に打ち勝って島になった
素早いおじさんは 運良く浜辺に打ち上げられた 打ち上げられた

そして 魚のおじさんは やがて鳥になって 人へと進化した
島のおじさんは 長い旅の後 大陸になった
素早いおじさんは 走り続けて チーターになった

人間おじさんは 国を作って 文明を生んだ
一方 大陸おじさんは 長い目で見ると 実は動いてる
そして チーターおじさんは 速さを求めて ハーレーを買った
ハーレーおじさんは 趣味が高じて レーサーになった
レーサーおじさんは 走り続けて チーターになった

チーターに似た顔になった



<今日の一言>

これは…ひどいw


ドット絵書いてみました!

「いつかは、自分だけのファミコンソフトを作りたい!」

と目論んでいるふゆはまであります。


ただ…

「絵が描けない!」という大きな問題がありまして。


美術はいつも5段階中の2…


でも、一度きりの人生諦めたらそこでGameOverです!


思い切って、ドット絵に挑戦してみることにしました!!


↓出来あがった駄作がこれです。


Ⅱコンのきわみ


16×16ドットで、キャラクターとしては標準のサイズです。

(見苦しい画像で申し訳ございません…)


頑張って、いつかうまく描くぞ★

おーっ(><)V


<今日の一言>

薄目で見てください(笑

ウルテク3名人くん

ウルテク3名人くん


Ⅱコンのきわみ-2010040415110000.jpg


発売   発売日不明 はなやま玩具

ハード  ファミリーコンピュータ周辺機器

定価   価格不明

ジャンル ワンハンドタイプコントローラー


どうも!使いにくいコントローラーに

すっかり夢中のふゆはまです★


今回、なんとあの、「ウルテク3名人くん」を手に入れました!!

えっ!?聞いたことないですって?

あのはなやま玩具が発売した名周辺機器ですよ(><)V

(…ってどこだ、それはw)


良くあるワンハンドタイプのレバー式コントローラなんですが…

正規コントローラにがちっ!とはめ込んで使う仕様が、特徴です。


↓こんな風になります

Ⅱコンのきわみ-2010040415100000.jpg


レバーを上下左右に動かすと十字キーが反応し

上部についている2つのボタンでA,Bボタンが押せます。


電気的ではなく物理的に接続している為

コントローラはみしみしと音を立て、今にも外れてしまいそうです。

あっ!…本当に外れてしまいましたw


連打もしにくいですし、AB同時押しなど言うに及ばずです。

いったい何の為に使うのか、全く不明ですね。


…という愛すべきコントローラでした(*^^*)



<今日の一言>

装着すると…

スタートボタンとセレクトボタンがとても押しにくくなります(笑

スペランカー3 ~冒険者は2度死ぬ!~

スペランカー3

Ⅱコンのきわみ border=


発売  :1990年 アイレム


ハード  :ファミリーコンピュータ


定価 :6800円


ジャンル:理不尽アクション




スペランカー2の失敗を受けてアイレムが一念発起。


第一作への回帰を掲げて大ヒットを遂げた作品。




気持ちよいほどの操作性の悪さと


リアルを遥かに超越した虚弱体質は1作目以上であり


「ひ弱な主人公(あいつ)が帰ってきた!」


と旧作からのファンを歓喜させた。




また、2面のボスを倒した後、ⅠコンのAボタンを押しながら


Ⅱコンのマイクに向かって「源さーん!」と叫ぶと


「大工の源さん」が登場する裏技も話題を呼んだ。


(源さんに触れると1機UP)




スペランカーって続編出てたの!?


という方は、ぜひ一度プレイしてみてはいかがだろうか?


ただし、難易度は非常に高いので注意されたし。




<今日の一言>


上記の記事は、4月1日の戯れです。


登場するゲームソフト及び裏技は実在いたしません。




まじめに読んでくださった方、ごめんなさい (><)