呪いとは弱い人間のルサンチマンが持てる最後の救いだ人が地獄を神格化し呪というシステムを作り出した | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

2008-02-25 は後期高齢者医療制度と同じく、どうせ導入直前になってから大騒ぎになるのでしょうが、「社会的入院」を防ぐために療養病床を大幅削減して、資産家でない限りあとは「人間的介護」で頑張って下さいと。そして医療過誤の隠蔽を防ぐための医療事故調査委員会ですが、全例届出を義務化したならば解剖医が圧倒的に足りないのにどうするんでしょうね?解剖医も増やしますか?ただでさえ足りない医療リソースの無駄遣いもいいところ。


温室ガス削減中期目標「25%減~6%増」の6案…政府懇談会
>政府の「第7回地球温暖化問題に関する懇談会」(奥田碩座長)が12日開かれ、日本が2020年までにどの程度の温室効果ガス削減を目指すかの中期目標について、6案が示された。


奥田が座長という時点で噴飯もの。本来は自動車業界というだけで温暖化に対して一定の距離を期待したいところですが、もはや理屈は何でもいいからと車売らんかなとむしろ温暖化を煽りそうな嫌~な気がしてならない。


>97年の京都議定書の目標策定では密室協議との批判も出たため、今回はこの6案を基に、必要な対策や影響などの分析を加えたものを4月上旬までに公表して、国民から意見を募る


パブコメこれは書かざるをえないおヽ(`Д´)ノ <プンプン!


>6案のうち、6%増(表中の選択肢1)と4%減(選択肢3)は、経済産業省が昨年、省エネを進めた場合のエネルギー需給や二酸化炭素(CO2)排出量を予測した「長期エネルギー需給見通し」に基づくもの。欧州連合(EU)や米国が掲げる中期目標と同等の費用で対策を進めた場合(選択肢2)に「2%減~7%増」となったのは、研究機関によって分析が異なるためで、今後、幅を絞り込む。残る3案は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が温暖化影響を低減するための最も厳しいシナリオの一つとして示した「先進国が25~40%減」を基に、先進国全体で25%減とするケースを想定。省エネの進んだ日本は削減に費用がかかるため、各国のCO21トンあたりの削減費用をそろえるなどした。(2009年2月12日23時39分 読売新聞)


こういうことがきちんと書かれるようになっただけでも武田教授は(*^ー゚)b グッジョブ!!を果たしたと思います。


CO2排出枠価格、半年で4分の1に暴落 「買い時」も手を出せず?
>国内の取引価格(気配値)がピークをつけたのは、原油価格が1バレル=147ドルに達した昨年7月。JBICなどが毎週月曜日に発表している取引価格(同)は7月14日に3821円をつけた。
原油価格が高騰したことで、石炭火力発電所の稼働率が高まり、その結果、CO2排出量の大幅増につながり、排出枠の需要が高まるとみられたからだ。だが、その後の原油価格の急落を受けて、価格は下落に転じ、9月のリーマン・ショックを機にさらに急降下。2月16日には1015円となった。


四分の一への暴落(゚∀゚)キタコレ!!石原都知事率いる東京都の空気市場創出もまたシャボン玉消えたとなりそうですな。

 

>この傾向は、日本の関係者が参考にする排出枠取引の本場、欧州でも同様だ。「実体経済の悪化で、工場からの排出量が減り、排出枠の需要も減る」「投資目的で購入した投資家が、資金難で売りに転じた」などと、売り材料になる話が頻繁に飛び交っている。


だーから言ったじゃないのー♪好景麒の間の徒花ですと。寒冷化でこちとら凍死しそうです。


>JBICの本郷尚・環境ビジネス支援室長は「相場は異常という認識で一致しているが、買い材料がなく、疑心暗鬼で買いに出にくくなっている」としている。(MSN産経2009.2.20 21:56)


所詮は「空気」ですからね~土地は疎か、チューリップの球根よりなおいっそう酷い。


温暖化対策、原発稼働率9割に向上 自民が基本法素案
>温暖化ガス排出削減に向けて自民党が検討している「低炭素社会づくり推進基本法」(仮称)の素案が10日、明らかになった。10年間を排出削減の「特別行動期間」と明記。原子力発電所の稼働率を現在の6割から欧米並みの約9割に上げる目標を掲げるとともに、太陽光発電など自然エネルギーの一定価格での購入を電力会社に義務付ける制度の導入を盛った。今国会に議員立法での提出を目指す。(日経新聞 2.11)


太陽光発電の一定価格での電力会社の買付義務化って簡単にいいますわなー。そのつけは結局国民が電気使用料として支払うということであり、そもそも一民間会社に負担を押し付けるのは株主からすればたまらないと思うのだけれど。9 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/11(水) 08:13:23 ID:mktOB2g+
稼働率向上って、ただ単に定期点検のインターバルを伸ばすだけだよ


現在、一年に一回やってる定期点検を二年に一回にする

これで稼働率向上


12 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/11(水) 08:22:44 ID:zwEXjlb+
>>9
しかし日本の定期点検が厳しすぎる傾向はある
まあ安全性重視ってことだろけど


27 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/11(水) 10:58:50 ID:QUadrjr8
温暖化と燃料高騰を無理矢理結び付けて、庶民から金を巻き上げるのが、温暖化恐喝教のやり方といえる。


温暖化恐喝教ってwww

65 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/11(水) 21:39:43 ID:orwtX8xr
ウランは海水に無尽蔵に溶けているのだぞ。
ウランだけを回収する技術の確立で、燃料の心配はいらない。

日本は原子力で60%位を目指し、メタンハイドレートのエネルギーで30%火力発電を行い、残りを太陽電池、風力、水力、地熱発電で賄えば、石油に頼らなくてもよくなるよ。


太陽光、太陽光と持て囃すけれどこちらのシナリオの方が現実的なように思います。


169 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 00:58:34 ID:78wqRSwQ
実は日本も80%は越えてたんですけどね、横槍が入りまして・・・

http://www.eforum.jp/energy/pc1/index.html
■我が国の原発稼働率について■
我が国の原発の年間平均稼働率を以下に示す。以下では1995年以降、連続運転期間の延長及び定期検査期間の短縮により80%を越える稼働率となっているが,そのこと自体、安全性などの観点から疑義があるものと思われる。


1993  75.4%
1994  76.6%
1995  80.2%
1996  80.8%
1997  81.3%
1998  84.2% 
1999  80.1%
2000  81.7%


↑80%を超えるとそのこと自体安全性を疑うんだとよ。稼働率上げちゃいけないんだとよ。

いいががりだなあこれ。こんな団体のすくつだぜ日本は。


254 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/18(水) 22:27:01 ID:+TcIZiP0
実際問題、化石燃料の枯渇とウランの枯渇はどちらが早いんだろうね。


255 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/18(水) 22:49:29 ID:7ALVrB3x
>>254
枯渇とは少し意味が違うが、可採埋蔵量は
石炭:百数十年
ウラン:80年
石油:60年
天然ガス:40年
ぐらいだったかな?
ただしウランについては、FBR実用化によって2500年に増える。
(今まで同じ質量の天然ウランから数十倍のエネルギーを取り出せる)
これが日本がFBRに頑張ってる理由ね。


その点で言うと太陽光は億年単位ですから、いずれは主エネルギーとなるでしょうが。


中西準子教授雑感464-2009.2.9「オゾンホールはどうなっているのか?-地球環境問題については、政策の検証が重要-」
>私は、産構審の下に設置されている「化学・バイオ部会 地球温暖化防止対策小委員会」のメンバーとして、オゾン層破壊物質の排出削減対策の議論に加わってきた。それまで、フロンなどのオゾン層破壊物質(ODS)の使用をやめることで、南極のオゾンホールはなくなることについて疑いを抱いたことはなかったのである。しかし、昨年秋のこの気象庁発表を聞いて、ひどく不安になったのである。少なくとも、オゾン層破壊物質(ODS)の排出は相当減っている筈だからである。


【参考】

南極のオゾンホール

オゾンとCO2の辺縁をなぞるようなニュース


>フロンなどをやめることで、成層圏中のODS(塩素当量)が減っている。それが、分かる。この結果を示すことは、私は重要だと思う。いや、行政や研究者の責務だと思う。つぎに、それによってオゾンホールがどうなっているか、それを示すことはもっと重要だと思う。そのために相当なコストをかけている。皮肉なことだが、そのために相当な二酸化炭素も排出している。効果が、どうかという検証が必要である。


環境問題としての「オゾンホール」がひっくり返ったらさすがに超衝撃ですな。


>予測が当たらなければ、環境対策だけでなく、地球環境問題というもの自体が本当に存在するのかという根源的な疑問を突きつけられるのだと思う。


ポイントは環境問題ではなく、「地球」環境問題だということですね。実際に高度経済成長時の環境問題を解決してきたという自負があればこその切断操作の示唆でしょう。


>オゾンホールが広がったということだけを、行政や環境に関わる研究者が発表するとしたら、無責任のそしりを受けても当然のように思う。多くの犠牲を強いて、環境対策は行われているからである。


予防原則を振りかざす人間にそのまま返したい言葉筆頭。

>ひとつ、ひっかかることがあった。それは、オゾン層破壊が温暖化によって増強されるという説の登場である。そういうことがあるかもしれない。しかし、ひどくいやな感じがした。


とりあえず来月の中西教授の講演とっても楽しみにしています(生で話を聴けるのはこれが初めて♪テーマは食ですが)。


LNGの絆 日露結ぶか 「サハリンII」来月初出荷
>懸念するのは、2006年に台頭したロシアの資源ナショナリズム“再燃”の動きだ。09年に入って、天然ガス供給をめぐってウクライナと国際的騒動が生じたばかりだ。
サハリンIIでも、ロシア政府が06年に、「(サハリンでの)パイプライン設置は環境破壊につながる」と主張。環境調査を断念するよう圧力をかけたのをきっかけに、一時は日露の外交問題に発展した。同年末にはプーチン露大統領(現首相)とサハリンエナジー株主である資源メジャーの英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル、三井物産、三菱商事の首脳がモスクワで会談。07年春に株主3社が持つ保有株式の半数+1株を、ロシア国営企業ガスプロムに74億5000万ドル(約6730億円)で譲渡することで決着した経緯がある。


現在では、協調融資も日本主導 ですから世界不況でロシアにとって日本の再評価が始まっている事は間違いないでしょう。


>日本側にとってはむしろ、ガスが出るかどうか分からなかった事業に数千億円規模で投資するリスクを取っていただけに「ガスプロムへの株式譲渡益で資金回収できた。ガスプロムがビジネスパートナーになったことで今後の許認可も下りやすい」(槍田三井物産社長)との見方が大勢を占める。


塞翁が馬とはよくぞいったもの、当時は国権発動で強引な横槍 にしか見えませんでしたが高値掴ませに成功して利益をきちんと確保できたと。


プーチン氏との会談で、日本向け長期契約は突然の変更をしないようロシア側と約束を交わしたとみられている。また、海外の資源権益は現地政府が過半数を握るのが国際的な常識でもあり、経済力をつけたロシアが06年ごろに自国の権益を主張し始めたのは仕方ないとの感覚も日本の当事者にはあるようだ。 (FujiSankei business i 2009/2/12)


今度こそ北方領土は返還されるのでせうか?

天然ガス、豪で大型開発 米欧大手が主導
>オーストラリアで今年、米シェブロンや英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルなどエネルギー大手主導の大型天然ガス開発事業が景気回復後をにらんで相次ぎ始動する。西部ゴーゴンの海底ガス田など4件の投資額は計4兆円超。生産が始まる2014年ごろには既存分も加えた豪州の天然ガス産出量は現在世界一のカタールに迫る見通し。(日経新聞 2.3)


こういうときにこそ投資できる余力があるところが、いずれ最大の実りを手に入れると(…農林中金は債券価格暴落で巨額増資に追い込まれてしまいましたが手放していなければ配当はどうなるんだろうorz)


「きれい過ぎる海」に悲鳴 ノリ業者が規制緩和求める
>県水産課によると、2007年度の県内ノリ生産は3億2100万枚で10年前のほぼ3分の1に。販売金額も10年前の88億円から18億円に急減した。
鴨庄漁協(同県さぬき市)は、ノリの生育に必要な窒素やリンが規制で河川からほとんど流れ込まなくなったと主張。海水温の上昇もあって数年前から色落ちが目立ち始めたという。同漁協の理事で漁師歴30年の山本浩智さん(47)は「仲間がどんどん廃業している。このままでは海も漁師も死ぬ」と嘆く。同漁協など3漁協は1月、県に規制緩和を陳情した。


最後は笑い話。日本は環境浄化が進んでいるんですよーとこういうニュース。


>瀬戸内海への排水は現在、国が定めた化学的酸素要求量(COD)などの基準より厳しい数値を県が条例で設定。しかし県の水質調査では海、河川ともに全国平均を下回っており、すぐ規制緩和するのは難しいという。(京都新聞 2009年2月21日)


諫早湾の海苔養殖事業のようなものだけでなく、マスコミには頑張ってこういうものも取り上げて欲しいところです。



以下 アニメ感想

「鉄のラインバレル」第20話

前回ラストの続きと。てっきり死亡フラグとおもわせておいて最後ひっくり返したのはそれもまたよし!案外、ラストまでヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノたちは死なないのかな(正義の味方を除いて)。


「地獄少女三鼎」第20話

脚本;小中千昭
絵コンテ;名村英敏
演出;吉田俊司


小中氏脚本回だけあって、異色な感じの地獄少女。前作から20年近い月日が作中で流れていますがそうすると前作の時代設定に無理が生じるようなとか考えてしまうのは駄目な子。


「鉄腕バーディーDECODE02」第7話

作画監督・原画;りょーちも・仁保知行・中屋了
原画;松本憲生


キャラ描写はデフォルメして、動きとアクションのキレで魅せるというアニメの魅力を余すことなく見せつけていただきました。満腹でございます。


WebLab.otaさま「鉄腕バーディー DECODE:02 第7話の作画について知っておくべきこと」 をお読みいただくのが早いかと思いますが、作画崩壊としか見えなかったとしたらもったいないです。そういう人にはキャラクターだけしか見えていないのかなぁと。もちろん原画(静止画)として見せる場面ではきちんとキャラクターを描いてもらいたいですが、動画ではいかに動かすかという部分の楽しさを発見してもらえればみたいな…。近いところだとアクエリオンでも同様の話があったように思いますが、昨今の傑作としてはノエインなんか典型ですよね。

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▲超傑作(というか、りょーちも氏の名前を覚えたのは往時の感想 (ブログ内検索で57記事該当ですかw)に書いたように当作品でです)