物質はみな毒である~渡辺正教授を言祝ぐ~(後編) | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

http://ameblo.jp/fuyugare/entry-10106335856.html の続き

「血液型差別だ!」の声も O型ドライバーは事故起こしやすい?…福岡県警の「血液型講座」に
>「O型は事故率が高い」「AB型は居眠り運転」。福岡県の免許更新の講習で行われていた「血液型講座」が波紋を呼んでいる。この発言を東洋大教授の北村英哉氏(47)は「血液型ハラスメント」と指摘する。「血液型を人の行動や性格と結びつける発言には、何の裏付けもない。言う方は気軽でも、言われる側にはれっきとした差別発言」と警鐘を鳴らす。

私は多重人格のAB型です><

>NPO法人「血液型人間科学研究センター」室長の市川千枝子氏は、「分析が足りなすぎであまりに安易」と不快感を表すが、「それでも、血液型と社会活動の関係は、本質の部分で間違いなくあります」と断言する。

( ゚д゚) ポカーン

(つд⊂) ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂) ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …マジ?!

>AIU保険と同センターの共同調査によれば、加害事故者はO型35.6%、A型34.3%、B型19.6%、AB型10.5%という構成。日本人の平均血液型分布(O型30.7%、A型38.1%、B型21.8%、AB型9.4%)からみると、O型はやや多くA型は少なめ、B、AB型はほぼ同じということになる。同センターによると、運転歴別では、O型は中堅(1年以上10年未満)、A型、AB型は免許取り立て(1年未満)、B型はベテラン(10年以上15年未満)が危険。O型は「対歩行者」、A型は「単独」、B型は「出合い頭」、AB型は「追突」事故が多いという。

  (⌒)    ピ
/ ̄ ̄|        ∧_∧ もうええわ
| ||.  |     ━⊂(・∀・ )
\__|    ========  \
 |   |   /※※※※ゞノ,_)
   ̄ ̄   ⌒~⌒~⌒~⌒~⌒

>血液型以外では、カナダの保険見積もりネットサービスが、10万人の事故履歴を分析。星座別ワースト順位を発表した。結果は(1)天秤座(素早い決定を好まない)(2)水瓶座(スピードと反抗の星)(3)牡羊座(自己優先的)(4)魚座(空想にふける)(5)蠍座(報復に走る)(6)牡牛座(赤信号に突進したい衝動にかられる)(7)射手座(経験あるリスクテイカー)山羊座(ほかのドライバーが交通ルールを守るべき)(9)乙女座(リスを避けて、10台の玉突き衝突を起こす)(10)蟹座(ほかのドライバーを家族と考える)(11)双子座(運転しながら飲食や新聞を読むことが可能)(12)獅子座(寛大で、快く道路を共有)(同社HPから抜粋、一部省略)。これらを総合すると、“最凶のドライバー”は「O型で運転歴10年未満の天秤座」。


   ∩___∩        |
   | ノ\     ヽ       |
  /  ●゛  ● |       |
  | ∪  ( _●_) ミ      j
 彡、   |∪|   |       JO型、10年未満、天秤座
/     ∩ノ ⊃  ヽ
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /

80 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 17:52:06 ID:XPMLKUgj0

>「血液型人間科学研究センター」
能見俊賢も、くたばったのに未だにこんな事やってる連中が居てるんだな。

似非科学は永遠に不滅です!

86 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 17:53:39 ID:GZkfLK/20
O型=世界一の多数派、世界中に分布、中米では90%超える国も
A型=ヨーロッパ中心、北欧で50%を超える高比率
B型=主要国ではインドで最多
AB型=世界のどこでも少数派、日本の10%は高い方

186 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 18:13:54 ID:eKBCwlW+0
>>86
http://www.bloodbook.com/world-abo.html
北欧はA型はそれほど多いというわけではない
一番多いのはポルトガルだ
ここでA型至上主義者は見誤るんだな
ヨーロッパなんて所詮中国の多民族の縮図と似ている
結局どちらもA型多い民族が一番下等扱いだな
おまけにポルトガル人は白人扱いされない唯一のヨーロッパ人種だな

Portuguese O35 A53 B8 AB4

144 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 18:05:01 ID:3U7RBqsE0
血液型診断でわかることもある。
「真に受ける奴はアホ」ということだ。

(・∀・)ニヤニヤ

164 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 18:08:50 ID:JG6kOHqL0
異なる統計の比較ってのは大概意味が無い
風が吹くと桶やが儲かるの如く、どーにでもごまかせる

そもそも比較するなら「日本人の平均血液型分布」じゃなくて「AIU保険に加入してるドライバーの平均血液型分布」だろ?つーかAIU保険は加入時に血液型記入するのか?

318 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 18:54:53 ID:QRU87mKu0
昔、満月の夜には事故が多いとか言ってたのも福岡県警じゃなかった?

参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/378877/ (英国版)

322 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 18:55:19 ID:3iuL4ywD0
血液型を妄信するようなバカは、雨乞いの儀式をやったり、よくわからん煙をたかれて病気を直す謎の儀式をやる未開の土人とそうたいして変わらない。

337 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 19:00:10 ID:Q94ny3BI0
自己中なO
自己中なA
自己中なB
自己中なAB
が事故を起こしやすいんだろ

これは正しいと思うwwww

579 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/02(木) 20:07:34 ID:ym6FbFQs0
世界中で日本にしか存在しない血液型正確判断に科学的根拠があると信じられるバカがこれだけ多いんだから、世の中絶望的だよな。


『雨が100ミリ越せば心配になる。だがダイオキシン騒動は、1ミリどころか0.01ミリの雨で大洪水を心配するに等しい。まさに杞憂の見本、あの名高い一句「幽霊の正体見たり枯れ尾花」の世界である。』

                        渡辺正「同上」
Comments
安原さん
>「いろんな意見もあるよね」「いろんな価値観もあるよね」「科学万能主義」

世間話ならまあともかく、こういうノリで本とか雑誌とかが作られているというお話なんでしょうか。わりと恐ろしいことのように思います。そういえば前に元テレビディレクターが「真面目に内省する人はテレビでは生き残れない」とか言っているのを見たことがあります。

『大人の常識力トレーニング』とか称して『犯罪不安社会』に出てくるような話やらニセ科学の話やらをnintendo DSで出したら売れないでしょうか。
commented by QQ2D
posted at 2007/08/20 00:18
TAKESANさん、こんばんわー。

>そもそも科学の話をしてるんじゃなかったの? って感じです。

最初からこれは道徳「物語」だと主張するならまだしも、中途半端に科学的偽装を行っておいて、いざその偽装を暴かれて批判されると「科学の横暴だ」みたいに言われるとねー、しかもそこになんだかなんだかしりませんが、所詮真理なんてないんだ、相対的なものなんだ、社会的構築物に過ぎないんだみたいな斜め上から見ているつもりの言説なんて吐かれた日には黙れと言いたくなる気持ちはわかります(←そこまでは言ってないw)。

>勉強しなくちゃなあ、と思ってます。

渡辺先生が個人的にはお薦めなんですが、おそらく中西準子先生の方が肌が合うかなと思います(苦笑)
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/19 20:05
安原さん、こんばんわ♪

>私としては「事実」や「データ」をいってるつもりなのですが、「いろんな意見もあるよね」とか「いろんな価値観もあるよね」といわれるのです。

言っているほうとしては理解力のある私を気取っているつもりかもしれませんが、単に白黒を判断するとあとで間違ったときに怖いという類の臆病者か、もしくは知的怠惰にほかならないです!とか言うと、むしろ偏狭な「統計原理主義者」呼ばわりされるということですね…大人の世界理解できないアル!

>そして「犯罪不安社会」を読んでくれれば、

ふむふむと読んでいたら何気に宣伝が混じっているよ!恐るべし。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/19 19:55
QQ2Dさん、こんばんわー。

>コストの大小で良し悪しを語ることは間違っているということでしょう。

私が武田先生のリサイクルに関してあまり評価しないのはコストの問題として捉えているというQQ2Dさんが仰られるような部分よりも、コストの問題としてきちんと査定し損なっているではないかというところなので若干違いますがいずれにせよ、穴が大きすぎるかな~と。

それよりも教えていただいた記事の一部に先日、コメント欄に書かせていただいた「沈黙の春」「奪われし未来」に関するものがあって↓

B君:そう言えば、最近の環境研究者の一部には、レイチェル・カーソンとシーア・コルボーン(「奪われし未来」の著者の一人)の2名に対して、環境問題を正しく指摘した歴史上の重要人物だという評価があるみたいだな。

C先生:それどころか、環境ホルモンの研究者もコルボーンの熱烈サポータだから、全く状況が違う。現時点では、むしろ、「環境ホルモンは何が問題なのかが問題だ」と発言する方がよっぽど勇気が要る。コルボーンを高く評価するのは、間違いのように思える。

↑の部分がちょっと書き方をなんとなくと濁してしまった部分になっています(苦笑)。それどころか「沈黙の春」についても、当時はいざ知らずいまやマラリアの蔓延などをみるにつけこれを高く評価するのも私は抵抗があります。

>大人の理科離れの原因はこの理系出身者の待遇の悪さや地位の低さ

結局、大企業のトップに立つのはゼネラリストというか、文系だったりしますからね…。せめて「末は博士か大臣か」の博士の生きる道ぐらい確保されていればまだしも。

>書き込むときは遊鬱さんと意見が合わないこともありますが

本当にありがたいことと感謝しております。いつも、どこで価値観が異なるのかを情報まで添えてもらって指摘していただいているので勉強させていただいています。このブログにメモしている情報はいざ知らず、私自身の個別問題に関する価値判断なんて付け焼刃というか発展途上なものばかりですから。

温暖化対策で協力、麻生外相とメキシコ大統領が会談…「美しい星50」を評価
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/77527
>大統領は2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を半減させるという日本の基本方針「美しい星50」を評価した上で、「メキシコは自らの立場にふさわしい責任を果たす用意がある」と表明。麻生氏は「経済成長と温室効果ガス削減は両立できる」と指摘し、環境技術面で日本が協力していく考えを示した。(産経新聞 8.18)

↑とか読むと麻生氏に対する100年の恋は大袈裟としても期待も冷めようものです。私の個人に対する価値判断なんて揺れ動くことこのうえないです(…こいつはもうダメポというものばかりで、再チャレンジはほとんどないですが)。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/19 19:44
てっさいさん、コメントありがとうございます。

>ある程度の数を超えると、報道されなくなるのかしら?

交通事故に関しては単に車業界の広告費・力の問題じゃないかと。いくら「車」絡みで犯罪が(そして環境問題も!)引き起こされようとも、その責は運転手個人や車の性能の問題に摩り替わります。ゲームやら食品の場合と違って問題がなぜか一般化しない。

自殺も経済的自由による自殺が増えている→大企業・金融機関のせいとなるはずですから、そこは集団自殺を招く「ネット」が悪いと矮小化すると。報じられないには報じられないなりの理由があると考えるのが妥当でしょう(陰謀論ではなく、誰も胴元を好き好んで怒らせたいとは思わないという当たり前の話)。

>食品添加物については、安部司著「食品の裏側」東洋経済新報社が、わかりやすいですよ。

本当に典型的に「不安を煽る」タイプの書物ですよね、これ。食品添加物=生理的に気持ち悪いというだけで、それ以上ではないです。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/19 19:14
今晩は。

「事実」より「直感」を重視する人って、結構いますよね。教育再生会議とか。

安原さん
 >「科学万能主義」だとかいわれたりするの
 >です。・・・。
ニセ科学についての議論でも、見られますね。科学が万能だなんて、誰も言わないのに、決め付けられちゃいますよね。そもそも科学の話をしてるんじゃなかったの? って感じです。

『犯罪不安社会』(とか『メディア・バイアス』とか)は、広く読まれて欲しいですねえ。中学生くらいから、読ませたいです。もちろん、大人がまず読むべきですけどね(笑)

環境問題については、基本的な知識が不足していて、議論についていけないので、勉強しなくちゃなあ、と思ってます。

って、殆どエントリーへの感想じゃ無いですね。すみません。
commented by TAKESAN
posted at 2007/08/19 00:53
QQ2Dさま

安原です。横入りすいません。
>児童の学力低下として話題になったPISAやTIMSSなどでは日本の児童は数学や理科でトップクラスの学力を持っているのが明らかになったわけですが、成人では一転して、欧米のみと比較しても10年間安定した低成績を誇っています。

マスコミのはしっこで仕事してて、特にそのように、感じます。まだ、企業にいるときのほうがマシだった気がします。「食の不安」を聞かれて、私としては「事実」や「データ」をいってるつもりなのですが、「いろんな意見もあるよね」とか「いろんな価値観もあるよね」といわれるのです。こっちとしては例えば「地球は丸い」とか「空は青い」って種の話をしてるので「意見」とか「価値観」とか「スタイル」とかの話じゃないんですおーーーと泣きたくなる場合がありますっていうと「科学万能主義」だとかいわれたりするのです。・・・。

もちろん「事実解釈」出揃ってからの「価値観」の話はあると思いいますが・・・・。

ちなみに
TIMSSの○×クイズは以下です。
 1 地球の中心部は非常に高温である
 2 すべての放射能は人工的に作られたものである
 3 われわれが呼吸につかっている酸素は植物からつくられたものである
 4 赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかを決めるのは父親の遺伝子である
 5 レーザーは音波を集中することで得られる
 6 電子の大きさは原子の大きさよりも小さい
 7 抗生物質はバクテリア同様ウィルスも殺す
 8 大陸は何万年かけて移動しており、これからも移動するだろう
 9 現在の人類は原始的な動物種から進化したものである
 10 ごく初期の人類は恐竜と同時代に生きていた
 11 放射能に汚染された牛乳は沸騰させれば安全である

>この反響の小ささは全く不思議です。
ほんとに不思議です・・。PISAで日本の子供の「数学的リテラシー」と「読解力」が落ちたといわれて、「学力低下」だと騒がれた経緯については以下でエントリーに書いたことがあります。私も日本の子供は成績いいと思うんですけど、この成績のよくなかった問題は「犯罪統計」の話で、もろ大人が(とくにマスコミが)できてないですよね・・・・。
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10016028633.html

「学力低下」と叩いた新聞はお詫びし、「これは大人のほうがいけませんね」とTIMSSも取り上げ、そして「犯罪不安社会」を読んでくれれば、大人も子供も頭よくなるよねーってことで、とりあげて宣伝してくれるのが筋ではないかと思うのですが(笑)

私もいろいろと勉強になります。ありがとうございました。


commented by 安原
posted at 2007/08/18 23:22
遊鬱さん
コストで環境を語ることへの批判ですが、安井先生は外部不経済のことを意識しているのでしょう。たいていの場合、商品の値段は材料費やら人件費やらといった要素で決まるわけですが、その商品の生産過程や使用過程で環境に負荷を掛けていても、それらを受益者である消費者や生産者が直接負担することはないわけです。だから、環境負荷がペットボトルのコストやリサイクルのコストに含まれていない現状では、コストの大小で良し悪しを語ることは間違っているということでしょう。
武田先生のリサイクル本についてここにも書いてあります。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/NoRecycle.htm

大学教育の投資効果について。情報ありがとうございます。数学オリンピックの成績優秀者が医学部に大量に流れているなんて話もありますが、大人の理科離れの原因はこの理系出身者の待遇の悪さや地位の低さが一端を担っているような気がしています。

私は個人的に興味を持って調べているのは環境問題が多く、書き込むときは遊鬱さんと意見が合わないこともありますが、ここの情報量と分析にはいつも敬服しつつ読ませてもらってます。今後ともどうぞよろしく。
commented by QQ2D
posted at 2007/08/18 22:46
こんばんは。
今日、8月18日読売朝刊に、「猛暑11人死亡」という記事があります。でも、交通事故となると、16日には、25人亡くなっています(イタルダ 交通事故総合分析センターHPより)。自殺は、年間の数から言うと、もっと多いでしょうね。ある程度の数を超えると、報道されなくなるのかしら?
食品添加物については、安部司著「食品の裏側」東洋経済新報社が、わかりやすいですよ。
commented by てっさい
posted at 2007/08/18 18:22
nobさん、素敵♪

武田先生はこういう局所的にキレた論考を見出せるのが楽しいです。

>水分を補給すれば熱中症を防ぐことができるのは、「気温は耐えられるが、湿度が低く汗が蒸発して体は冷えるが、水分が不足する」という場合である。だから、40℃になっても死なないようにするには、第一に「涼しいところに移動する」ということであり、「水を飲む」のは第二だ。

↑今年もばたばたと死者出ていますからまさに「緊急の論理」です!

>気温が40℃になる原因は3つある。
1) 異常気象が増えたから(国際気象機構の報告)
2) ヒートアイランドとフェーン現象の組み合わせ
3) 地球温暖化(0.7℃分だけ)
困ったことに「気温が高いのは地球温暖化が原因している。だから、二酸化炭素を減らそう。クーラーを止めよう」とお役所が言ったり、そのように報道するところもあることだ。この論理は間違っているが、否定するのは難しい。確かに40℃になるのは地球温暖化も関係している。39.3℃にならず、40℃になるのは地球が温暖化しているからだが、それは主力ではない。

↑まあ、所詮「平均」で0.7℃(笑)なのですが・・地球温暖化→異常気象→局所的40℃という説をアカヒ(古館と限定してもいいです)は言い返してきそうですがorz

>地球温暖化も少しの影響はあるが、二酸化炭素を減らすことはできない。特に日本人は何もできない。日本は世界の二酸化炭素発生量の5%ぐらいであり、京都議定書で約束したことは6%の削減である。もしこの約束を達成して0.05*0.06=0.003でなにも効果がない。二酸化炭素はアメリカ、ヨーロッパ、中国が削減しないと何ともならないのだ。「それでも日本だけ」と言っても効果のないものはない。日本人がいくら節約しても減らないのは減らない。

↑まさに京都議定書が100年を101年に先送りする類の気の迷い程度のものでしかないのですから、日本の公約なんて雀の涙・・それに何千億、何兆円突っ込むんだよとorz

>私は高校野球が好きだが、そろそろ何か考えた方が良いかも知れない。

↑というか、24時間TVのマラソンといいそろそろ・・が出ればいいのにと黒い想いがふつふつと湧き上がってくるのが抑えられない!
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/18 17:30
QQ2Dさんは、環境団体から環境対策ニュースを懐疑的に論ずるページからいろいろと抑えていらっしゃるのですね・・とても勉強になります。

>所沢ダイオキシン報告

ダイオキシンの毒性に関するスタンスは渡辺教授はまさにぬいたとおりなんで、それを根拠とする住民運動には冷ややかですけれど、実は日本の残された環境問題として「ゴミ処理」(と、「車」)は認めておられます。結局、武田先生が強烈な疑問提起をし、ようやく論争になり始めましたがリサイクルの経済的コストの問題(結果的にペットボトルの流通を増やしているとするのは因果関係がおかしい気がします)は、埋め立てしたときとのコストの見合いですが、埋め立てされる「場所」を確保するときに顕わになるのが、埋立地付近の住民に対する配慮の問題ですから・・。結局、原発と同様に都市の穴をもってもらっているという意味で助成金で折り合いつけるしかないのでしょうが。

>市民のための環境学ガイド書庫
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/

こちらも最高でございます。で、武田先生の論説を紹介するときに、あやしげな部分は私フィルターでだいぶ濾過したつもり(リサイクルや経済的観点)ですが、コストで環境を語ることそのこと自身に対する批判を除けば、批判はどれもその通りですよ。

>武田流環境ビジネス批判 文春7月号 06.09.2001
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/EcoBTakeda.htm

武田先生は若干甘いなと・・思います。地産地消万歳であったり、充足の薦めみたいなある種のロマンチシズムも漂っているし。

一方で渡辺先生に関しては

>からだと化学物質 03.05.2001
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/FoodChemical.htm
>渡辺正教授(東京大学生産技術研究所教授)。C先生の同僚。ダイオキシン無害論といったやや過激な論説で知られる。

↑とか書いているけれど、武田先生の場合と違ってどこがおかしいというような具体的批判はない模様。案外、豪胆な意見を述べているけれど粗は少ないように思います。ダイオキシンに関しても「無害論」を唱えているわけでは決してないし、有害物質を上から並べていくと大概無視できる、まああらゆる物質は毒ですがというスタンスですから「無害論」と実質同じだけれど(笑)

>児童の学力調査と比較しても注目すべき結果だと思うのですが、この反響の小ささは全く不思議です。

「競争をやめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」(著)福田誠治 P42~にも一部載っています。その答えに関してもおそらくというものは載っていて(P59)学校教育と社会の関連の問題ではないかと。

大学教育が経済のニーズにあっているかという調査(IMD World Competitiveness Yearbook 2005 603ページ)で、1位フィンランドが7.97という数値に比して、日本は56位3.75というようなところがあるのかも。要するに日本の場合は18歳くらいが学力のピークで後は年々落ちていっている可能性が高いということです(泣)
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/18 17:15
遊鬱さん、こんにちは。

はてな経由から

緊急の論理  40℃で生き残る方法
http://takedanet.com/2007/08/40_2097_1.html
commented by nob
posted at 2007/08/18 12:02
遊鬱さん
ダイオキシンについては所沢の話で久米宏が騒いでいたのが印象に残っているのですが、主犯かといわれると良く分かりません。
http://www3.airnet.ne.jp/dioxin/chronology.html
ここを見ると所沢では野菜が話題になる前からダイオキシンが問題になっていたようです。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/
こちらにも時系列で話題になった環境問題が並んでいますが、1999年以前にもダイオキシンの話題は結構あります。ただ中を見るとソースがだいたい朝日なので、朝日が騒動の主犯というのは正しいのかもしれません。

日本人は何歳からバカになるのかという話について。
http://www.nistep.go.jp/NISTEP_News/news142/news142.html#2 の科学技術に関する国民意識調査のところと
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/06/04060202/010.pdf の2ページ目に、欧米と日本の成人に対して科学知識の○×クイズを出して正答率を調べたものがあります。問題は2つ目のファイルの3ページ目です。
児童の学力低下として話題になったPISAやTIMSSなどでは日本の児童は数学や理科でトップクラスの学力を持っているのが明らかになったわけですが、成人では一転して、欧米のみと比較しても10年間安定した低成績を誇っています。成人は世代の幅が広いので変化が遅いのは当たり前といえば当たり前ですが。
これについては確か読売や朝日が新聞に載せていたはずです。他の新聞は分かりません。ほとんど話題にならず終わったように思います。児童の学力調査と比較しても注目すべき結果だと思うのですが、この反響の小ささは全く不思議です。
commented by QQ2D
posted at 2007/08/17 20:20
安原さん、誤字指摘ありがとうございます、建築中でしたので直しておきました。

結局、環境でも治安でも教育でも医療でもゲーム脳でもまったく同じ構図が見て取れますよね(これが深層構造だと思うというのはさておき)。

政治家・マスコミに関しては普通に学力検査を課したほうがいいと思います。学力検査を子供にばかりやらせても、日本の子供は優秀という結果しか返ってこないのですから!いったいどの時点でバカになるのかという調査こそが必要かと。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/17 01:04
QQ2Dさん、いつもコメント・情報ありがとうございます!

渡辺先生の調べたところの「環境ホルモン」記事数データの推移がこれまた笑えます。結局、「沈黙の春」「奪われた未来」の2冊とどう向き合うかというのが決定的なスタンスの差を生むような気がしています・・なんとなくですが。

あと、ダイオキシン騒動の主犯は所沢で騒ぎ立てたアカヒでいいんですよね?
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/08/17 01:00
こんばんわ。

日経BP社 バイオセンター
FOOD・SCIENCEサイト 中野栄子さんの
メルマガおもしろいですよ。そこから抜粋です。
「体感治安悪化」とよく似てますよね。
-------------------------------
 食品添加物や残留農薬など食品中の成分の研究が専門の実践女子大学の西島基弘教授とお話をする機会を得ました。先生は、食品中の成分の分析という意味では共通するということで、異物混入事件にも詳しくていらっしゃいます。
 先生は東京都が集計している「食品の苦情統計」を引用して、異物混入を含めた事件がここ数年で激増していると指摘します。東京都では1996年以降、苦情件数が2500~3000件で推移していたものの、00年には一気に5000件を超えました。このように苦情件数が増えている要因は「00年に起こった粉乳が原因の黄色ブドウ球菌による『雪印食中毒事件』に端を発した食品の偽装事件など、食品の安全・安心を揺るがすような事件が次々報道されたことが引き金になった」と説明してくれました。
 02年も中国産の冷凍ホウレンソウから基準値を超える残留農薬が検出された事件や、指定外添加物を使用した違反香料や、これによる清涼飲料水の回収騒ぎが影響を及ぼしていると見られます。
 食品メーカーや食品行政に対する不信感が相まって、それまでは気が付かなかった、あるいは気に留めなかった些細な異物混入までも、消費者がクレームとして世の中に表明するようになった面もあるようです。つまり、気に留めれば異物混入事件となり、
気に留めなければ事件にはならないということで、消費者がどう受け止めるかという状況次第で異物混入事件が成立する、何とも悩ましいものです。
-------------------------------

西島基弘先生は「不安にあおられた」消費者のクレームを科学的には??でも実際に検証する仕事をされていたのですが、それを書かれた本「食品添加物は敵?味方?」はとってもわかりやすく説得力もあっておもしろかったです。

一番上のパラグラフ「体内温度」ではなくて「体内濃度」かしら??
commented by 安原
posted at 2007/08/16 19:31
遊鬱さん
別に大して重要なところではないのですが、Amazonでdioxinを検索すると約7800件もヒットして、nonfictionなどの一般向けと思われるカテゴリーだけでも2000件以上あり、中身をどうみても25冊にはなりません。ダイオキシンで検索した結果は約480件ですが、2002年以降に出版されたものやタイトルにダイオキシンが入ってないものも多いので、こちらは正しいのかもしれません。
http://www.amazon.com/s/ref=nb_ss_gw/104-6131681-5659160?initialSearch=1&url=search-alias%3Daps&field-keywords=dioxin&Go.x=0&Go.y=0

おそらくamazon.comでなくamazon.co.jpで検索したのでしょう。これだと洋書の大半はヒットせず、件数としても25冊に近いものになります。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/249-2336738-9003531?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&initialSearch=1&url=search-alias%3Daps&field-keywords=dioxin&Go.x=0&Go.y=0
commented by QQ2D
posted at 2007/08/16 18: