枝垂れ櫻に始まり気になる櫻樹巡り

朝日を浴びて色鮮やか〜春気分が高まります



樹形が好きな染井吉野 櫻には蒼空が似合う

割と白っぽく〜芸亭櫻〜奈良時代の文人の

最古の図書館からの命名 うんてい とは

読み難いですね 推定八十年の樹齢



脇に立つ花雪枝垂れ 色目が対象的です

文学館だから色々由来がありました

数年で大きくなりましたー



散り際桜も多くなりました




毎春櫻巡りの〆は三溪園

まるで桜川ですねー

岐阜からの珍しい櫻樹



柳津高桑星櫻  花弁が星🌟に見え愛らしい

薄墨櫻や庄川櫻は終わっていて残念



定番の角度で宵闇を待ちましたー中々暮れないな〜



また来春の夜桜に想いを馳せて西行詠う

  〜わきて見む 老木は花もあはれなり

   今いくたびか春にあふべき〜



櫻物相が使いたくてお花見籠弁当

気分だけ櫻樹の下てひとひらを愛でながらかな





満開の大島櫻が出迎えてくれましたが終日雨でした

江の浦測候所三年祭奉納に参列

春日大社の遷座から毎春訪れてます

去年は青天で相模湾が一望



かなりの本降りで海も空も一体化してました



ガラス能舞台では難しくギャラリーで細長い舞台

それぞれ由縁のある石組みが濡れて美しい



春日大社に因み采女と春日龍神のコラボ能

能囃子鋭く石壁とガラスに反響しており

目前を走り行く龍神は迫力がありました

天皇の寵愛を失った采女は淡い蒼色の長絹が

美しく翻って舞い趣きありでした

満を持しての現代アーティストの想いが溢れて

太鼓方の作調も良かったです

こういう新しい試みが刺激になりますねー



雅楽ではガラス越しに箱根山から湧く霧雨が

借景となり笙の音色を堪能



山際の花散らし雨にも心地良さを感じた日でした






奈良東大寺の良弁椿の図版を見ました

二月堂のお水取りに長年出向きたいと想いながら

果たせないでいます

昔のお仲間がよく振る舞ってくれた 糊こぼし

良弁椿を模った主菓子でとても柔らかで美味

奈良の春来たるを感じていました



懐かしく真似して見ましたが〜

練切りの柔らかさ加減が難しいですね


前にお水取りの内陣の中継を観ましたが

紙細工の良弁椿が飾られているのですねー

練行僧の修二会や大松明など興味深く憧れでした


土岐善麿の新作能 〜青衣の女人〜

衣の色合いが青か緑が気になりましたが

深い蒼翠でシテがより美しく見えて感動

色んなことを想い出しました



ショスタコービッチのピアノ、チェロ、バイオリン

三曲の協奏曲を聴きました

若い才能ある演奏家の熱演とショスタコの音形に

頭の中は渦巻いたようになり〜

脳は甘味を求めていましたから佳い一服に

それぞれソロで聴いていた演奏家でしたが

オーケストラとの合奏は新鮮で聴き応えあり

圧倒的な音色に浸る愉しいコンサート🎵

一気に春が来➖た気分になりました