数年前に届いたイースターカード

あまりに可愛いので残してありました

キリスト教者ではないけれどキリストの復活は

とても意味深い移動祝祭日

今年は20日でした

バニー兎は豊穣、イースターエッグは命

生命に溢れる春を迎える意味があるのですね

古今東西兎たちのシンボルは沢山あります



日本は干支をはじめ様々な意匠がありますね

しかしイースターを楽しんでいられない現実

権力者が様々な宣言をしても停戦は危ういし

ニュースの断片でしか判断できないもどかしさが

あります

東方教会の紛争国同士対立していますね

西のバチカンではイースターミサを終えた教皇は

身罷れました



今公開されている教皇選挙の映像見ると

まさにコンクラーベの最中なのでしょうか

近々観に行くつもりです



ビルが分断されているコンサートホール

十年以上尋ねてなかったのでビックリし残念でした

ステージ内部は変わらないようですが〜

文化村の趣きがなくなっています



良く通ったレコード店で求めたCD

指揮者かヤルヴィでした



ヤルヴィはエストニア出身で6年ぶりの来日

反プーチンとして奮闘してるとの事

バルト三国にとり他人事ない厳しさが〜

久しぶりのN響指揮振りは力強く精緻な音色を

醸し出しその緊張感に圧倒されました


侵略紛争は政治だけでなく文化芸術凡ゆる面に

及び、音楽界も厳しそうです

大国の裸の王様達の言動に振り回わされて

不確実性だけの現実が広がり

いったい世界はどこに向かっていくのでしょう





紀行作家のシドモア女史が百年以上前に雑誌に

掲載し日本一美しい櫻と称賛した兼六園旭櫻

現在の旭櫻は枯死した母樹からのひこばえと

知りましたが何度か逢いに行ってます



先日兼六園に着くと真っ先に向かいました



ひこばえなのに母樹に似た立姿に感動し

胸が熱くなり暫し佇んでしまいます

山櫻系の八重でこの春は豊穣な華やかでした

一代目は昭和初期に枯死ですから、この二代目も

老木‼️  あと幾たびの春を迎えるのかと気掛りです

櫻守たちが絶え間なく見守っているのでしょう

それにしても前田藩主は家臣の庭の旭櫻を愛でて

周りの家屋を取り払って移植したとか

権力があったとはいえ〜それ故に残ったかも



銘樹が数多の園内ですが水戸藩から来た兼六熊谷

色鮮やかで櫻に染まりそう

熊谷直実の鎧の糸色だそうです



はんなりした櫻色合いに魅入ってしまいます





楊貴妃櫻  妖艶さが際立つ花姿でいつも

大陸からの観光客が取り囲んでますね



天然記念の菊櫻はまだ蕾でした

濃い紅色から次第に白じろになるそうですが

中々出会えない櫻のひとつです




金沢城周りの染井吉野も散り際でした

この春の櫻は割と長く愉しめましたー



様々な櫻樹に想いを馳せて



年一度の花筏茶碗で一服 菓子銘〜ひとひら〜

櫻供養の旅でもあったので偲び一首


    逝く春を 偲ぶる宙に花筏

        また幾たびの櫻川かな  道卯

   



枝垂れ櫻に始まり気になる櫻樹巡り

朝日を浴びて色鮮やか〜春気分が高まります



樹形が好きな染井吉野 櫻には蒼空が似合う

割と白っぽく〜芸亭櫻〜奈良時代の文人の

最古の図書館からの命名 うんてい とは

読み難いですね 推定八十年の樹齢



脇に立つ花雪枝垂れ 色目が対象的です

文学館だから色々由来がありました

数年で大きくなりましたー



散り際桜も多くなりました




毎春櫻巡りの〆は三溪園

まるで桜川ですねー

岐阜からの珍しい櫻樹



柳津高桑星櫻  花弁が星🌟に見え愛らしい

薄墨櫻や庄川櫻は終わっていて残念



定番の角度で宵闇を待ちましたー中々暮れないな〜



また来春の夜桜に想いを馳せて西行詠う

  〜わきて見む 老木は花もあはれなり

   今いくたびか春にあふべき〜



櫻物相が使いたくてお花見籠弁当

気分だけ櫻樹の下てひとひらを愛でながらかな