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fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

早いものですね。来月で受傷一年となる。そして、いよいよ抜釘である。

来月後半・・・。ちょうど一年という感じですね。

手術予約で「異物除去」と書いてあった。確かに異物除去であるが、何気に軽い感じがした。

以前、つけまつげのノリが誤って眼球に付着して、眼科で除去していただいたことがある。

その時の明細書にも「異物除去術」と書いてあった。ピンセットで眼球のノリのクズをピッと取り除いただけなのに、名目は「手術」で「異物除去術」と書かれていて吃驚したことがある。

今回は、全身麻酔での手術。同じ「異物除去術」でも違うものである。

 

さて、コロナは第二派を迎えていますね。日々の感染者の多さに吃驚です。

コロナが怖くて、リハビリを遠慮するようになった。そして、自己流でリハビリに励んでいるけれど・・・ちょいと不安。何せ他人に厳しく自分には甘いから仕方がない。まあ、後退はしていないので大丈夫とは思うけれど。

 

最近、コロナのせいで各病院の経営破綻の話題をよく耳にする。我が病院もかなりの経済困窮に至っているらしい。

大学病院のように直接コロナに関わっている病院も、うちのように在院の患者さんの感染から守るという方針をとった病院も、とにかく大変であった。通常以上の緊張が要求され責任を問われた。なのに、その大変さが評価されずに収入減という結果をもたらしている。

変な話、私がリハビリご遠慮したのも、職場にコロナを運ぶ人にならないという気づかいから。身を犠牲にして自分の働いている病院を思いやったのに、その努力が報われないなんて変な感じだ。病院側として「当然」かも知れないが、変な話、職場よりも自分のリスクの方が大きい。そんな評価なら、自分をもっと優先するべきだったと思い返す。

まあ、企業なんてそんなものかも知れない。感染経路不明の患者さんの裏事情ではかなりの職場のパワハラが存在するようだ。

「もしかして、あの時の会食が・・・」と思いつつ、上司から「あの時の事は関係ないから!会社に迷惑かける事を考えるなら、あの事は言うな!会社は関係ない。いいな!元気になって君の席を維持できるか不安だが、もし、あの日の事を言わないのなら維持できるように尽力しよう」なんて半沢直樹の世界のような話があるらしい。

 

もとをただせば、旧正月に春節の中国人観光客を受け入れたのが間違えである。そして、何かが後手後手となった政府の失敗。そして、必要以上に経済を止めた事の間違えでしょう。

もっと早くから夜の蝶たち(オスもメスも)取り締まっていれば、こんな第二波は無かった事。

そして、経済優先、選挙優先で感染対策を適当にした事に今の責任があると私は思う。

 

底についた経済の盛り返しは大変だ。

わかってはいるが、自分の財布は別である。

うちは二期生なので、ボーナスは夏ではないが・・・。もう少しなりふり構わず患者を獲得して経済を立て直してほしいものだ。

で、なるべく我々のボーナスに影響してほしくない。

 

やっと抜釘の日程が決まって前途明るいはずなのですが・・・。不安ばかりである。

先日、某病院から新型コロナ肺炎から生還した方が入院していらっしゃいました。

一か月ほど前は、多少の認知症がありながら、独居でデイケアなどの福祉サービスを受けながら生活していた方だそうです。

社交的で、食べるのが大好きな方だったとか。

しかし、当病院にいらっしゃる前の看護情報では全く真逆の状態で、

「こりゃ大変⁉」の方を引き受けるイメージでした。

 

声をかけても閉眼のままうなづき応答。手を胸元で結んだままで、絶対に話しません状態。・・・よって血圧も測れない状態でした。

眉間に皺を寄せて、絶対に受け入れませんという意思を感じました。

 

閉眼のままなので、何度か声を掛けて自分の存在を知らせてから患者さんの体に触れましたが、それでもびくびく状態で、よっぽど前の病院で恐ろしい目にあってきたのでしょうね。

 

想像するに、防護服の医療従事者は客観的に宇宙人です。その宇宙人みたいな人にあれこれされたら怖いですよね。

認知症のために、現状理解が難しいので、本当に怖い一か月を過ごしてこられたのでしょう。

自分で、お薬をきちっと飲める人でも、宇宙人からの謎の薬を飲むように強要されて怖かったと思います。

アビガンも多変な量を飲むようですし・・・。

よって、拒薬をするので胃管を鼻から入られて・・・。拷問ですよね。

一か月、彼女はXファイルの世界に耐えてきたのだと思います。お気の毒に。

 

彼女の凍ってしまった心を溶かすことに入院時から努めました。

当初は拒食もあるという事で胃管からの経管栄養でしたが、認知症で身体拘束もしなかったのであっさり抜いてくれて、翌日から経口食に。しっかり食べてくれるので、チューブは外して普通に戻しました。

これから、リハビリを頑張っていただいて、もとのように戻ってくれたらが目標です。

 

 

認知症の感染者を管理するのは、想像するだけでも大変そうです。

監視カメラで、直接的な身体拘束はしなかったみたいですが、それでも人権侵害です。チューブを抜かないためにミトンをされて・・・。

宇宙人に拘束されていた・・・ときっと彼女は思っているでしょうね。

本当に、医療者も大変。本人も大変。そして、おびえた患者を日常に戻すのも大変です。

今週の半ばには梅雨入りですかね。

まあ、五月末からすっきりしない天気が続いているので、今も梅雨同然の気分ですが。

今まで全然気が付かなかったのですが、蝋梅も実をつけるのですね。が、梅干しにしても美味しくなさそう・・・。

春に美しい花で楽しませてくれていた樹々が実をつけ始める季節です。

そうそう、近所の道に何故か桑が生えて居まして、美味しそうな実をつけていました。

子供の頃、通学路に桑をちょっとだけ栽培している畑があって、そこが友達との待ち合わせ場所でした。

で、友達を待っている間、朝食のデザートに毎日桑の実をちょっとだけご相伴に預かったのを思い出します。

何気に、もう少し濃い色という記憶があるのですが、とっても美味しかった♪

 

最近、世界中を賑わせているニュース。

「黒人の命は大切」。。。

アメリカで起こった事故(?)は確かに悲惨ですが、

大切なのは黒人の命だけではないですよね。。。といも違和感を感じています。

米国で差別されているのは黒人だけではありません。なのに、どうして黒人限定なのでしょうか?

「あなたも、私も、皆の命が尊い」というなら、大きく頷くのですが・・・。

 

最近、いかにもコロナストレスの犯罪も増えている感じ。

政治も今一つだし、、、

暇人のタレントいびりも今一つ。

今一つの事ばかりです。


緩和ケアの大津医師のブログを見つけました。よい記事だったのでリブログさせていただきました。

人生のゴールを目前としている終末期。たぶん、多くの方は家族と共に一番過ごしたい時期ではないでしょうか。

また、家族も人生のゴールに向かう患者と共に許された時間を共に過ごしたいと思う時間ではないでしょうか。

しかし、思いがけずにコロナというやっかいなウィルスの蔓延してしまい、こういった終末期の患者を預かる病院も他の病院同様にやむを得ず面会制限、面会の禁止の策を講じている。

そういった病院で働くものとして。本当に心苦しいのです。

うちもコロナ対策で、二月の末頃から面会禁止を早々に打ち出した。そして、四月に入って新規の患者受け入れも禁止した。

よその病院関係者に話すと、「ずいぶん神経質だね」と言われますが、うちは99%が重症化しやすい高齢者であり、一度ウィルスが持ち込まれるとあっという間に蔓延してしまう可能性のある病院です。苦肉の策ですね。

 

先日、ある病棟の患者さんがお亡くなりになりました。たぶん、急激に状態が悪化したのでしょう。

お迎えに来られたご家族が、

「ずっと面会禁止で会えなくて、やっと会えたと思ったらこんな状況で」と不満を爆発させて帰られたそうです。

面会禁止時も、患者さんの状態悪化した時は早めにご家族に連絡をして、医師の病状説明ついでに短時間の面会に応じました。ケースによっては少人数を条件に短時間ですが、毎日面会OKの許可も出してきました。

また、頻回に差し入れを持って来られるご家族に対してはタブレットを通しての面会も勧めてきました。

それでも・・・、多くの患者さんのご家族は面会を自粛し、問い合わせも自粛して下さっているので、こういう突然の訃報のケースでは、納得いかないですよね。

 

人生のゴールに突入する患者さんに対して、暖かく安らかな気持ちでゴールを踏ませてあげたいと思うのですが、

なかなか厳しい今日ですね。

うちは、来週から面会禁止から面会制限に緩和する事になりました。二人から三人くらいの少人数で、予約制で五分から十分の短時間の面会となりました。それでも、家族を恋しがっている患者さんが多いので嬉しいでしょうね。


いよいよ6月です。東京は自粛が緩和されステップ2に移ります。経路不明のコロナ感染者が未だ多いのに大丈夫と不安もありますが。。。
今日は、ナスの煮浸し、カボチャ煮。キャベツのコンビーフ炒め、しいたけのバター炒め、冷凍のポテトの肉巻。
今日も忙しいかな。頑張ろう୧(^ 〰 ^)୨

ツイッターで、あるお笛の職分の方が紹介して下さった動画。
コロナの影響で、一番の危機に瀕しているのが邦楽の世界ではないでしょうか?
様々な舞台が中止となり、多くの方々が「仕事なし」の状態に瀕しているような予感がします。
ちょっと昔までは、日本人の娯楽だった邦楽ですが、今となってはちょっと特殊な世界に追いやられてしまっていますよね。
「太鼓」といえば「お祭りの太鼓やっているの?」
「三味線」といえば、津軽三味線を一般の方々はイメージする。
「私、歌舞伎が好きで玉三郎様のファンなのよ」と言えば、
「誰?」と言われるのが現代社会。

そういった特殊な世界ですから、一度時間が止まると元に戻すのが非常に大変なのだと思います。
また、古典の世界は多くの素人のファンによって支えられている面があります。
約二か月近くの経済ストップはかなり痛手となるでしょう。

昭和の戦争の頃、日本は貧しくなりましたが、
その頃の邦楽は庶民の娯楽の一つで、今よりも一般的な世界でした。
しかし・・・。
この令和のコロナショックではどうなるのでしょう。
邦楽というのが特殊な世界扱いされている現代で、あの昭和の戦争以降の立ち直りができるのか不安です。

でも・・・
私は、この動画で小鼓を打つ四世の芸を大変尊敬しています。
四世の島の千歳を手本に一生懸命に勉強していたあの時代。いつか、四世のような小鼓を打ちたいと今も願っています。
・・・ドン・キホーテのような夢ですが・・・
私の夢はともかくとして、けっして、この日本が失ってはいけないものだと思います。

頑張れ!邦楽の演奏家の皆さん!
頑張れ!舞踊家の皆さん!
頑張れ!邦楽や歌舞伎に携わる皆さま!

雨が止みかけたら東の空に虹が出た。
今日の疲れも吹き飛んで幸せ気分。

今日はナス炒めとエビカツ。そして、変わらずのマカロニ、しいたけ炒め、ほうれん草のツナ炒め。
なんか炒めものばかりである。¯_ʘ‿ʘ_/¯

もともとマスクの意味を持たないアベノマスクなんてどうでも良いのですが。やはり、くれるものが来ないと気になる。
そして、緊急事態宣言も解除された翌日に来る。なんとありがたみがないというか、ゴミを投函された気分。
サージカルマスクがメジャーじゃなかった頃は私もガーゼマスクを使っていましたが、こんな粗悪品に出会ったことがありません。裁縫が不得意な私が作ったものよりぞんざいな作り。噂通りというか、想像以上に凄くてビックリです。
こんな粗悪品に税金を使って、無駄遣いとしか言いようがないです。

しかし、なんともありがたみのない時に来たものです。


緊急事態解除初日。昨日から電車が混みはじめていたけれど、もっと混むのだろうな。
今日のメインディッシュは焼鳥。マカロニ、カボチャ煮、ほうれん草ツナ炒め。