ひとり公園にいる人 | ふわり、言の葉|鵜飼秋子

ふわり、言の葉|鵜飼秋子

言葉が、ふわり、想いとなって届きますように。
本質的な叡智のバトンに参加しながら、人という存在のこと、そこに流れる人生のことを綴っています。あなたの人生を選択する道しるべとなることを願って。

 

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公園にいくと、人がどういう存在なのかが、本当によくわかります。

 

たくさんの子どもたちがワーキャーと遊んでいて…

その子どもたちから視線を動かすと、だいたいはこどもに連れ添う大人がいて…

さらに、その大人から視線を動かすと、公園の隅のベンチに、ひとりで座っている大人がいます。

 

ひとりで座るその大人は、だいたいは男性で。

本を読んでいたり、スマホを触っていたりするのだけれど…

 

でも、その様子からして

 

本を読むために公園に来ているわけではないし、

スマホを触るために来ているのではないことが、わかります。

 

 

今日の夕方の公園にも、ひとり、ベンチに座る男性がいました。

男性は、リュックを抱えて、地図を広げていました。

 

その男性も、きっと同じ。

地図を広げるために、その公園に来ているわけではありません。

 

 

 

人を感じたいのです。

 

 

 

自分でもそれに気がついていないかもしれないけれど。

 

視線を見ているとわかります。

 

本はまともに読まれていないし、

スマホに集中しているわけでもない。

広げたり閉じたりしている地図は、場所を探すためにあるわけじゃない。

 

視線の先には、子供たちが遊んでいる姿があって…

 

その姿を、見るともなしに、観ています。

 

 

じっと見続けると、きっと、怪しまれてしまうから。

だから、そんな心配は誰にもかけないように…

 

本やスマホ、地図を見て

見るともなしに、子供たちの姿を見ています。

 

 

人を感じるために。

 

 

そんな男性の顔は、だいたいニコニコしています。

これも、なるべく、ニコニコしていると思われないように。

 

だから、表情に出さないような感じで、でも、目は充分ニコニコしています。

 

 

 

私は、そんな姿を見かけると、

 

もっと思う存分、みんなが感じていい場所があったらいいのに、と…

大きなお世話だと思いながらも、思います。

 

 

 

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人を感じたい。

 

これは、人という存在の本来的な姿です。

 

どんなに、その人が一人の方がラクだと言っても。

どんなに、その人が一人で生きていくことを決め込んでいても。

 

人を感じたい。

 

これは、人として当たり前の姿です。

 

 

 

けれども、人は

 

人と一緒にいると

 

もっと、相手を喜ばせなければ、とか

もっと、相手の役に立たなければ、と考えて

 

かならず、上手な対応が何なのかを考えはじめます。

 

まずは、上手く話さなければ、と

そう考え、必死に対応するけれど…

 

結局、相手が喜んだかどうかがわからなくて

相手の役に立てたかどうかもわからなくて…

 

そもそも、成果が何なのかがわからなくて

 

やがて、人と関わるのが面倒になります。

 

 

 

 

人を感じたい。

 

本当は、人はこれだけでじゅうぶんなのだということを知って欲しい。

 

 

盛り上げなくていい。

話題を振らなくていい。

共感しなくていい。

良い気分にさせなくていい。

価値ある時間にしなくていい。

 

そもそも、話さなくていい。

 

 

 

人は、人を感じられるだけで。

 

それだけで、じゅうぶん幸せになれる存在なのだと。

 

 

 

知ってほしい。

 

 

 

本当の、人という存在を感じれば、

 

人は、人をもっと感じられる。

 

本当の、人という存在に出会えれば、

 

人は

 

いつでも

どこでも

 

全身全霊で人を感じられるはずなのです。

 

 

 

 

 

どうしても、この場所のことを関係性のことを

 

人のことを…伝えてしまします。

 

 

だって、ここは、高原のペンションでも温泉宿でもなくて

 

「おかえりなさい」なんて迎えてくれるようなものでもありませんから。

 

 

なのに、ここで関わってくれている人は

 

人を感じさせてくれます。

 

優しさとか、気配りとか…

 

そういったものではなくて

 

愛といえるようなものを

 

感じさせてくれます。

 

 

それは、きっと

 

それぞれのオリジナルな存在です。

 

それを何の気負いもなく

 

表現してくれているからだと思うのです。

 

 

 

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みんな、かならず、もっと幸せになれます。

 

 

 

 

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夕方の公園で。

 

 

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私は、石の上に腰掛けて。足元にはシロツメグサ。

 

 

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晩御飯は、イカとじゃがいものバター醤油炒め、チキンバー、キャベツとちくわのサラダ、スープ。

 

 

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