それは、今の自分にできること? | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

 

「なんでできないの?!」

これほど理不尽な問いはないです。

 

実はこれは問いですらなく

「やろうとしていない」「努力していない」という解釈や

「どうでもいいと思ってるでしょ!」という決めつけからくる

非難だったりするもの。

 

「なんでとかじゃない、できないことはできない!」

と開き直れればいいのだけれど

自分でも

「なんでできないんだ!」と自己非難してしまうと

ややこしいことになります。

 

できない自分がおかしいと自分を責めるので

自己否定の渦に呑まれていくんです。

 

事実として捉えなおす必要があります。

 

わたしには

意識が他へ移ると、直前のことでも重要なことでも忘れてしまう

という特性があります。

 

これでは困るので、覚えていようと努力をしました。

いろいろと試した結果

覚えておくためには、ずっと見ているとかして

他のことに意識を向けないという方法しかなく

実際には無理なことでした。

 

じっとそればかりに意識を向け続けると

日常生活は送れません。

日常にはやらなきゃならないこと、意識を向けなければいけないことが

山ほどあるし

やりたいこと、興味が向くこともあるのですから。

 

「なんで、こんな大事なことを忘れるんだ!」

「どうでもいいと思ってるんだろう!」

と責める人もいましたが

わたしはどうでもいいとは思っていなくて

かなり大事だと思っていることでも、忘れるわけです。

 

方針を変更しました。

 

覚えておくことをサクッと諦めて

思い出すトリガーを仕込むことにしたのです。

凄く邪魔になるところに、それを見たら思い出すものを置いておくとか

絶対に目にするところにメモを置くとか

今は、スマホの付箋アプリも使っています。

 

とても楽になりました。

 

できないことはできない。

だから、今の自分ができることを探してやってみる。

 

人は自分ができることは、誰だってできると勘違いしがちです。

 

特に、自分が努力してできるようになったことだと

できないのは「努力していない」「さぼっている」

と決めつけてしまうこともあったりするのですが

 

そういった場合

決めつけてイライラする側も、決めつけられて困る側も

どちらもとても辛いです。

 

「なんでできないの?!」

「なんでやろうと努力しないの?!」

と、誰かにイライラするのだったら

その人にできることを探して提案した方がいい。

 

努力では解決しないこともあります。

 

ペンギンに「空を飛べるように頑張れ」と言うのも

おかしな話です。

泳いで海を渡ればいいのです。

 

そのとき、その人ができることをする。

それでいいのです。

 

 

 

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