そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

疲れたココロ、傷ついたココロ・・  その周りにあたたかい≪風≫を、吹かせたい。


 これからの人生を、幸せに生きていくことは必ずできる。


 わたしも、あなたも、そのままでいいよね。          ~カウンセリングルーム 風舎~


心理カウンセリング 箱庭体験 セラピスト支援(コンサルティング・教育分析)

パステル和アート 曼荼羅ワーク® 



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価値観は人によって違う

というのは、おそらく誰でも知っています。

 

知ってはいるのだけれど

自分が大切にしている価値観から

大きく外れたものに対しては、腹が立つものです。

あたりまえですね。

 

その価値観も

腹が立つという気持ちも

その人の大切なものですから、それでいいのです。

 

けれども

「わたしの価値観が絶対だから、それに従え!」

とか

「あなたの価値観は間違ってる!正しいのはわたし!」

とか

「わたしは間違ってないよね?じゃあ、これに従ってよね!」

とか

過剰に押しつけてくる人がいます。

 

「あの人は自分が正しいって、凄く自信があるのよ」

「あの自信、どこからくるのかしら」

などど、自信のある人のように言われることがよくありますが

実は、そうではありません。

 

むしろ、その逆。自信がなくて
相手をやっつけなければ、自分を認められないのです。

 

自分の価値観を大切に感じていない

自分で自分を認めていない

だから

他者にも、同じ価値観でいてもらわなければ

物凄く怖いんです。

 

自分の価値観を過剰に押しつける人は

一見、自信満々に見えます。

 

けれども、決してそうではありません。

 

自分の価値観を過剰に押しつける奥にあるもの

それは、自己否定感なんです。

 

 

 

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今回のフェルデンクライス・レッスンは

 

骨盤や背骨を動かしつつ

それにつられて自然に動く首を意識

そして、口を大きく開けて舌を出してみるというもの。

 

いろんな姿勢で、これを繰り返すのだけれど

普段、いかに口を開けていないかに気づきました。

 

大声を出すことって

日常生活ではなかなかないし

口を大きく開けるのは、大あくびするときくらいですもんね。

 

口周りがほぐれて

首がやわらかくなりました。

わたしは、時々

何かの拍子に首が「いててて、、」ってなるのですが

首が固まっていたんですね。

 

レッスンの後

背筋が伸びて姿勢がよくなりました。

 

そして

顔を天井に向けても無理がなくて、頭の重さを感じないんです。

 

身体は固い状態だと

固い部分に変な力が入って無理してしまうんですね。

 

自然な動きを思い出してやわらかくほぐすことって

大事だなぁと、あらためて思いました。

 

 

 

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先日、SNSに載せていた方がいらして

「これ、欲しい!」と思った本

 

本日、手元に届きました!

 

 

パラパラっとめくりましたが

買ってよかったです(*´▽`*)

 

河合先生には直接お目にかかったことはありませんが

要所要所で(勝手に)出逢っているのです。

PTAの活動で、お弟子さんから先生のお話を伺って

とても感銘を受けたのは、わたしがまだ心理学を学ぶ前のこと。

 

そして、河合先生との出逢いは

もっともっと遡って、高校時代。

 

伯父がくれた「昔話の深層」でした。

なぜか気になる内容で

物を捨てるのが得意なわたしが、ずっと持っていたのです。

 

心理学を学び始めて、再読し

「捨てたりせずに、持っていてよかった!」と

持ち続けていた自分にぐっじょぶ!と思いました。

 

はて?

伯父はなぜ、この本をくれたのだろう?

伯父も読んで、感じるところがあったのだろうか?

と思いましたが

この「はて?」の謎が解けたのは、それから数年後

わたしが開業した後のことでした。

 

伯父はまた、一冊の本をわたしにくれたのです。

 

 

中には先生直筆のサインがあります。

 

 

伯父は大阪市の職員でした。
市が初めてカウンセリングを導入したとき、
その責任者として係長に任命されたそうです。
そのときのカウンセリングの講師として河合先生をお招きして、
それから亡くなるまでずっとおつきあいがあったそうです。

「会議のあと、西大寺のご自宅までご一緒させてもらってね、
車の中でずっとカウンセリング談義をしたんだよ。楽しかったなぁ。」

その後、大阪市教育センターの所長を務めた伯父は
職員相談の仕事をしていたそうです。
こんなに身近にカウンセリングの仕事をしていた人がいたんですね。

びっくりしました。

「僕の宝物だけど、値打ちのわかる人に引き継ぎたくてね。。里香ちゃんにあげるよ。」

 

その数年後、伯父は他界しました。

伯父に託された宝物は「里香ちゃん、頑張れよ!」という伯父からのエールになりました。

 

今頃は、空の上から

河合先生と「まだまだだねぇ」なんて笑ってみてくれているかな。

そんなことを想像すると楽しいです。
 

一方的に感じているご縁も、励みになりますね。

 

手元に届いた本

ゆっくり楽しみます。

 

読み終えたら、ご紹介させていただきますね。

 

 

 

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こうすれば、人から好かれるだろう

とか

こんな自分なら、人から評価されるだろう

 

いろいろと考えて

好かれたり評価されるような自分を見せていると

物凄くくたびれます。

 

くたびれた分、成果があがる場合もあって

それはそれでありかもしれません。

 

ただ、見せている自分が本来の自分とかけ離れていると

相手の好意や評価を

素直に喜ぶことはできないことが多いです。

 

だって、それはわたしじゃないから。

 

相手が好意を持っているのも、評価しているのも

「わたしじゃない」わけですから

手放しで喜べないのは当然ですね。

 

たとえば

本当は野球に興味がないのに

阪神ファンだと言って、相手と盛り上がった場合

「やっぱ、野球は阪神よね!あなた、わかってるわぁ!!」

と評価されたり、好かれたりしても

「違うんだけどな・・」

となってしまいます。

 

くたびれる上に、嬉しくも楽しくもない

ということになってしまう。

 

わたしじゃない誰かになって得た評価は虚しいもので

自分の自信にはつながらないんですね。

 

人と接するとき

多少の仮面は必要なことがあります。

けれども

あまりにもかけ離れた自分を演出してしまうのは

なるだけやめた方がいい。

 

くたびれ損になってしまって

人と過ごすこと自体が、だんだんしんどくなったりします。

 

周りとは趣味が違うなぁ

とか

話を合わせておいた方がいいかな

とかいう場合には

「へぇ~、そうなんだぁ~」

と、にこにこする程度でいい。

 

「わたしもそう!」と言う必要はないのです。

 

そして

チラッとさりげなく

自分が興味のあることがわかるアイテムを持っておくとか

してみたらいい。

 

存外、同じ趣味の人が近づいてきてくれるかもしれませんよ。

 

 

 

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*** *** *** ***


 勝手に幸せになります


  (「三ツ矢先生の計画的な餌付け」)


*** *** *** ***

 

先日最終回だったドラマから。

 

三ツ矢先生に恋をした青年が

迷惑かもしれない、、と思いながらも

告白します。

 

そのときの台詞です。

***

僕は先生といると幸せなんです。

先生に幸せにしてほしいなんて思っていません。

先生の側で勝手に幸せになります。ダメですか?

***

 

幸せというのは、個人の感覚です。

 

誰かに幸せにしてもらうというものではないし

誰かを幸せにしてあげるというものでもありません。

 

「ああ、幸せだなぁ。。」

と、じんわりと感じることもあるし

「めちゃめちゃ幸せ!」

って、弾むような感覚のときもありますね。

 

大切な人には、幸せになってほしい、幸せだと感じてほしい。

それはあたりまえの願望ですけれど

そのお手伝いが少しはできたとしても

実際に、幸せかどうかはその人次第なので、強要はできません。

 

自分が頑張ってお手伝いしても

相手はピンとこないこともあれば

逆に

自分が意図していないところで

相手が幸せだと感じることもあったりね。

 

誰かに幸せにしてもらおうなんて考えると

それこそ、大変です。

自分の感覚を他者に委ねてしまうわけですから

それは、本当に自分が感じていることなのかどうかも怪しくなってしまう。

 

この青年の

「先生の側で勝手に幸せになります」という

シンプルで潔い言葉に

わたしが、じんわりと幸せを感じたのでした。

 

 

 

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