そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

疲れたココロ、傷ついたココロ・・  その周りにあたたかい≪風≫を、吹かせたい。


 これからの人生を、幸せに生きていくことは必ずできる。


 わたしも、あなたも、そのままでいいよね。          ~カウンセリングルーム 風舎~


心理カウンセリング 箱庭セラピー 心理学レッスン セラピスト支援

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史上初の「正倉院」の一般公開にいってきました。

 

 

正倉院は、柵越しに見ることはできますが

お庭は関係者以外立ち入り禁止です。

 

それを、一般公開とは!

いそいそと出かけました。

 

間近で見ると

で、、でかい!!

 

 

 

柵越しに遠くから見るのとは違って

さすがに重厚感、半端なかったです。

 

修理の度に、傷んだ瓦を変えていて

その瓦の展示もありました。

 

 

手前に来るほど新しいもので、一番奥は天平瓦です。

 

礎石がいろんな形をしていて

柱を、礎石の凸凹に合わせた形にしているそうです。

 

 

礎石に柱をたてて、その上に床板を張り、校倉造の建物を・・

これで、1300年倒壊せずにいるのだから、凄い技術ですね。

 

宝物は昭和38年に現在の宝物庫に移されたので

この正倉は空ですが、扉の勅封は今もされています。

 

 

パンフレットにスタンプを押せるようになっています。

 

 

このスタンプの模様は、天保の瓦の模様です。

昇り龍がかわいいです。

 

 

最後にオマケ画像

正倉の扉にカマキリ発見!

 

 

一般公開は明日までです。

 

 

 

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*** *** *** ***

 私は群れである

 

  (エドガー・アラン・ポー)

*** *** *** ***

 

エドガー・アラン・ポーといえば

世界初の推理小説「モルグ街の殺人」

有名なゴシックホラー「黒猫」の作者として有名ですね。

 

江戸川乱歩がその名を模してペンネームにしたことでも

知られています。

 

わたしは個人的には

萩尾望都の「ポーの一族」の登場人物がエドガーとアラン

というのも好きですが。

 

そのポー氏は

自分自身は一人の人間ではあるけれど

内面はさまざまで複雑であるということを

「私は群れである」と言いました。

 

なんて秀逸な表現!

さすがです。

 

人はたくさんの矛盾を抱えていて

いったいどれが本当の自分なのか?なんて

考え始めると、迷路に入ってしまいますね。

 

どれも自分の一部なので

どれかひとつを本物に認定するのは無理があります。

 

「私は群れ」だと捉えればいいんですよね。

 

 

 

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昨日の記事の続きです。

双方向の言葉とは、コミュニケーションにおける言葉のことです。


コミュニケーションにおける言葉については 
発した人の意味というのを
受け取る側は考える必要があります。 

 

他者が発した言葉を、自分に引きつけて意味づけしてしまうことは

自然なことなのですけれど

それが絶対だと決めつけてしまうと、コミュニケーションは難しくなります。

受け取る側が、自分の言葉のイメージにとらわれ過ぎると 
誤解が生じたり

スムーズに話が運ばなかったりすることが
少なからずあるからです。 


そこで、理解しておきたいのは
コミュニケーションにおける言葉の意味は
発する側がつけるということです。

その点を理解しておくと 
よしんば、誤解が生じても
修正しやすいのです。 


うまく噛み合わないと感じたときに 
「○○って、どういう意味?」 
と、発した側に尋ねるだけで
意思疎通がはかれたりします。


そして 
発する側もまた
受け取る側の言葉のイメージを
配慮したほうがいいですね。

 

相手がどうしても受け取れないような言葉を

どうしても譲れないのだと使っていると

結局、受け取ってもらえないのでややこしくなります。

時には、お互いに傷つく結果になったりしてね。

まず、相手が受け取りやすい言葉を使うようにする。 

それでも、受け取り損ねたなと感じたら 
「○○って、どんな意味で受け取った?」 
と聞いてみればいいのです。 


コミュニケーションにおける言葉は

双方向のものだから 
お互いに、相手が意図するところを思い遣りつつ

使うことが必要になります。


受け取る側は

発した側の意をくむこと。 
発する側は

受け取りやすい配慮をすること。 

そうすれば
きっと

優しいやりとりができると思うのです。

 

 

 

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一方向に向けられる言葉には

歌や本や映画、ドラマなどがあります。

 

こういった言葉の意味づけは

通常、受け取る側がつけます。



同じ歌を聴いても 
ある人は「元気が出る」と思い 
ある人は「物悲しい」と感じる。 

同じ本を読んでも 
感動する人もいれば 
つまらないと思う人もいる。 

さらに言えば
同じ人でも、その時々で違います。

同じ歌を聴いても
「元気が出る」と思うときもあれば
「物悲しい」と感じるときもある。

同じ本を読んでも
かつてはつまらなかったのに
読み直すと感動したり
その逆だったり。


言葉のイメージは、人によって違うし
同じ人でも、変わることがありますから
受け取るものが違って

あたりまえですね。

 

こうして、今わたしが書いている文章も

一方向の言葉ですから

読まれた方が意味をつけます。

 

時折

「先生の記事読みました」

と、クライエントさんが感想をくださったり

SNS等で、記事についてのコメントをいただいたりしますが

それぞれの方が感じたことを大切にしたいと思っています。

 

ご自分の価値観や体験、今の状況や心持ちに引きつけて

感じたり考えたりしていただけるのは、嬉しいことです。


こんなふうに

一方向に向けられる言葉は
受け取る側がつけても、あまり不都合はありません。

 

 
けれども

双方向の言葉は、また違いますね。

では、どう違うのか?

それについては、また明日。

 

 

 

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「うまく話せる自信がないんです」

「何から話せばいいのか、わからなくて・・」

「まとまりがなくて、すみません」

 

初回のカウンセリングで

よく言われます。

 

「言葉になるところからどうぞ」

とか

「思い浮かんだまま話してください」

と、お返事しています。

 

要点をまとめて、順序だてて

相手がわかるようにうまく話す

ということを

わたしたちは

普段、どれほど求められているのでしょうね。

 

 

カウンセリングでは

自由に話していいんです。

 

どう話していいかわからない

それどころか

自分でも何を抱えているのかはっきりしない

なんてこともありますから。

 

そんなときも

カウンセラーは聴くプロですから

大丈夫なんです。

 

しっかりと丁寧にお聴きします。

ときには質問をします。

それにも、答えてもいいし答えなくてもいいです。

 

 

そうしたやりとりの中で

心を紐解いたり

気づきを促したり

解決の糸口を見つけたりするんですよ。

 

 

 

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