散歩 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

昨日は 針仕事を再開する予定でいましたが 長期入院中の従姉妹のケースワーカーさんとの面談が入り 従姉妹の現状報告と今後の相談をし コロナ禍で面会が出来なかった従姉妹と2年ぶりに窓越しで面会をしてきました。

 

久しぶりに会う従姉妹は 大腿骨骨折をしてから 歩行器代わりのカート無しでは歩行ができなくなり 腰も曲がり 60代とは思えないほど 年老いた姿になっていました。

後見人さんがついているとはいえ 親族が判断したり 行わなけばならないことも多い中 親も亡くなり 兄弟もいない障害がある彼女を どこまで私たち従姉妹たちでフオローができるのか 考えさせられる1日でした。

 

 

そんな訳で 午後からは針仕事をと思いながら 気持ちがそれてしまい 気晴らしに 大磯の里山散歩に出かけました。

 

 

昨日もホントに空が青かった~~~

朝は 寒かったので 重ね着して歩いたら お昼ごろからぐんぐん気温が上がり さすがに汗だく~~あせるあせる

 

 

 

最初に向かったのは 大磯運動公園。

ここに車を置いて 里山散歩が始まります。

 

 

 

公園の入り口の河津桜は 毎年2月に満開になります。

 

 

 

今は 開花の準備中。

 

 

 

 

・・・と思っていたら このところ あちこちで桜が咲いたというニュースを聞いていたけれど ここも例外ではなく やっぱりチラホラ咲いています。

 

 

 

 

公園の裏山へ向かう道。

 

 

 

ススキとセイタカアワダチソウに隠れるようにあったのは 

 

 

 

葉っぱが栴檀に似ていることから名前が付いたコセンダングサ(小栴檀草)

ひっつき虫として嫌われ者だけど アップで見ると きれいな形。

 

 

 

まさかまさかで コセンダングサにも花言葉がありました。

《味わい深い》《移り気な方》《悪戯好きな子供》《近寄らないで》

後半の2つ 納得できる花言葉ですね。

 

 

ヨシが茂るこの場所は かつては田んぼだったのか 用水路の様な小さな川が流れています。

 

 

 

 

これだけ茂ヨシで よしずを作ったり 何か活用できればよいのにね。

 

 

 

ヨシ原の奥には 稲刈り後の田んぼ。

すぐり藁が並んでいますが これはお正月のお飾り用かしら・・・?

 

 

 

すぐり藁は 年末になると 農協の直売所でも販売されます。

 

 

 

民家の周りでは マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)

花言葉は 《常に愛らしい》

 

 

 

 

アレチハナガサ(荒地花笠)

南アメリカ原産で 1967年頃から福岡県と神奈川県で見つかったと知り びっくりです。

どうやって 神奈川に入って来たんでしょうね。

花言葉は 《心を奪われる》《芯が強い》

 

 

 

 

ツルムラサキは おひたしで食べたことがありますが 花は初めて見ました。

 

 

 

畑の中でひときわ目立つ背高のっぽは ハゲイトウのアマランサス アーリースプレンダー

花期の長さから 英名は《しばまずの花》《常夜の花》 花言葉は《不老不死》。

奈良のうさぎさんにもぴったりの花・・・ウインク?

 

 

 

さ~て ここから 川沿い散歩

 

 

           
 

 

東の空は 真っ青なのに

 

 

 

西の空には雲が出て 残念ながら富士山は見えません。

 

 

 

 

 

畑の隅っこに 誰かの落とし物。

 

 

 

ニラの種

 

 

 

 

昨日は 川沿いの道から 住宅街の路地に入り 初めての道を歩きました。

この辺りは かつて田んぼや畑が広がる場所で 新しくできた住宅街。

まだまだ畑が残っていたり 造成中や売り出し中の宅地もたくさんありました

 

 

 

 

民家の庭先の シマトネリコの実

 

 

 

 

今年は 秋になっても きれいな紫陽花が多いことにびっくりですびっくり

 

 

 

ドライになった紫陽花も・・・

 

 

 

 

住宅街を抜けると 守公神社前と馬場稲荷。

 

 

 

ここは以前参拝したね。

 

 

 

バス通り沿いの民家の外壁に 不思議なものが・・・

オブジェかと思って近づいたら これボルダリング用の壁ですよね?

 

 

 

民家の庭で たわわに実る2種類の柑橘類。

 

 

 

夏みかんサイズの大きい木の実は何だろうね。

 

 

 

もう1種類は 鬼柚子。

最近湘南地域で 鬼柚子を育てている農家さんや庭木にするお宅が増えています。

 

 

 

 

去年 海の近くの民家でも 食べごろになったものを見いかけました

 

 

 

初めて見た時にはびっくりした大きさです。

 

 

 

湘南地方では この20~30年で 鬼柚子が沢山栽培されるようになり 農家さんの直売所や無人販売所で販売されています。

こちらは 週末になると店が開く 我が家の近くの直売所。

 

 

 

 

この実はとっても大きいけれど 果肉はとても少なくて 皮と白いフワフワ部分をピールやコンポートにして食べる柚子。

左側が鬼柚子 右が普通サイズの柚子

 

 

 

残念ながら 直売所の元気のよいおばちゃん お店に立てなくなり 現在は敷地の入り口に 小さな無人販売所だけになりました。

サラリーマンを兼業している息子さんだけでは 直売所が難しくなったと聞きました。

こうやって 畑が広がる地域も 宅地化されたり 農家さんをやめたりするお宅が増えています。

最近大磯に移住する人が増え 新たに農家さんになったり 会社形式の農業団体を立ち上げる方もいますが まだまだそれは少数派。

 

 

丁度この日 里山の中の農道を 長靴履いて 麦わら帽子をかぶり パパが抱っこ紐で赤ちゃんを抱え ママが籠を持ち 楽しそうに笑いながら歩いている若いご夫婦とすれ違いました。

きっと農作業の帰り道でしょうね。

こんな若いご夫婦が 増えてくれると良いのだけれど・・・