守公神社と馬場稲荷 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

ある日の散歩は 大磯の城山公園の駐車場に車を置き 公園の周辺散歩。

この辺りは 車で通ることが多いんですが いつも前を通るたびに気になっていた 小さな小さな神社に行ってみました。

 

馬場(ばんば)地区にある守公(しゅこう)神社です。

 

 

 

 

地元の方からは 《しゅこうじん》と呼ばれている小さな小さな神社ですが 歴史は古く 奈良時代の養老2年(718年) ここから1kmほど二宮寄りにある 六所神社の摂社()として 六所神社内に祀られたものを 昭和26年(1951年)に遷社したそうです。

 

 摂社とは・・・本社に付属し、その祭神と縁故の深い神を祭った神社。

           本社と末社との間に位し、本社の境内にあるものを境内摂社、境外に

           あるものを境外摂社という。

           (goo辞書参照)

 

 

 

 

 

鳥居をくぐると 手水舎の奥に 小さな建物が3つ。

 

正面の小さな建物が社殿。

 

 

 

両側には シーサーによく似た素焼きの狛犬。

石造りの狛犬が多い中 初めて見た焼き物の狛犬です。

 

 

 

 

右隣には 神輿蔵

 

 

 

立派なお神輿が2基 納められていました。

 

 

 

そして3つ目の建物は 赤い鳥居の馬場稲荷大明神

 

 

 

 

 

 

赤い衣のお狐さん

 

 

 

 

守公神社も 馬場稲荷も小さいながら 馬場地区の人たちからは大きな信仰を集めているようで お祭りも盛大に開催されています。

詳細は 馬場HP(リンクあり)をご覧ください。

 

 

守公神社の裏手の山にある神揃山(リンクあり)で 毎年5月5日に 座問答や鷺の舞で知られる国府祭(こうのまち)(リンクあり)という大きなお祭りが開催されます。

座問答は 虎トラの皮を使って行われる神事 鷺の舞は 全国で 大磯町と中井町でしか行われない 貴重な舞で 国府祭は神奈川県の無形民俗文化財に指定されています。

 

 

国府祭の会場の1つ 馬場公園入口にある 大きな根を張った巨木

 

 

 

 

公園内には 大木が多くありますが 古くから受け継がれてきた行事をこの木々たちは 見守ってきたのでしょうね。