平塚市博物館 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

 

平塚市博物館にボールペン画を見に行った時 常設展示ももゆっくり見学

 

 

 

 

 

博物館の周辺は 図書館や美術館もある文化ゾーン

庭の木も色づき始め 散歩をしたり 文化ゾーンを巡って1日時間を過ごせる場所です

 

 

 

博物館の入口にどーんと置かれている大きな民具

 

 

 

わが家の隣の地区 万田の出繩酒造で使われていた大釜です。

丁度 私の身長と同じくらいだったので 高さは1・6mくらい。

 

 

 

 

出繩酒造と言う名前は 私も聞いた事があるのですが 多分それは 《出繩酒造前》というバス停の名前が記憶に残っているのでしょうね。

出繩酒造は 湘南平の麓にあった酒造会社です。

仕込み水には 湧き水を使い この辺りのかつての地名旭村に因んだ《旭乃瀧》と 相模湾で盛んだったブリ漁に因んだ《鰤正宗》という銘柄のお酒が造られていたそうです。

現在 出繩酒造は 会社の名前だけが残っていて現存せず バス停名も《万田自治会館前》に変更されていますが この蔵元が残って 茅ケ崎の熊沢酒造のように活用されていればよかったのにな~~

 

 

海軍火薬廠で火薬の貯蔵に使われていた甕(かめ)

 

 

 

 

漬物屋さんの仕込み桶 高さは2m

 

 

 

 

館内に入ると 常設展示室は 興味がある物がいっぱい。

 

 

 

平塚周辺は 遺跡も多く 我が家の近くにも 古墳や縄文時代の貝塚が残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

展示室の中にも 縄文時代の暮らしぶりが 等身大のジオラマで再現されています。

 

 

 

何と言っても見どころは 移築された古民家 相模の家

 

 

 

 

 

 

室内には古民具も展示してあり 興味津々

 

機織り機

 

 

 

竈(かまど)

 

 

 

こたつと お櫃(ひつ)入れ(藁で編んだ保温のための道具)

 

 

 

お櫃台は 風邪通しをよくして ご飯の保存しやすくする道具です

 

 

 

おうちの神様

 

 

 

エベスさん

 

 

 

 

荒神さん

 

 

 

 

大神宮

 

 

 

 

年神さん

 

 

 

 

 

平塚市博物館は 昭和51年にできた古い博物館ですが 当時から3階にプラネタリウムが併設されています。

かつての館長さんのお一人は 新しい星の発見もされている 天文学者でした。

 

 

 

その前の館長さんは NHKのドキュメント番組制作にも関わられていた生物学者。

 

 

今回 博物館のパンフレットを頂いてきて きちんと見たら 2階にも展示室があり 昭和の道具などの展示もされていることを知りました。

 

 

 

3年前 《春季特別展 女こと男の子のお雛様》(リンクあり)を見に行きましたが この時の展示品の多さと きちんと開設された資料の豊富さにびっくり!!

 

 

受付で購入してきた かつての特別展の図録資料も 詳細で面白いものばかり。

 

 

 

 

 

 

 

受け付けの方に 少しお話を伺うと 「民俗学の学芸員を呼んできましょうか?」ととても対応も丁寧でした。

管内の倉庫には 市内から寄贈され まだまだ整理しきれていない古民具などもたくさんあったり 整理された資料の詳細な図録も 多数販売されていることを知りました。

 

 

平塚市博物館は 古くて小さな博物館なので 今までは見たい展示だけを見るだけで 全く見くびっていましたが 正に 灯台下暗し・・・ガーン!!

これから いそいそと博物館通いをすることになりそうです。