鎌倉の庭 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

鎌倉に行った日は  久しぶりに竹のお庭で知られる報国寺へ。

 

 

 

私が通っていた大学は 入学と卒業の時 鎌倉の禅寺から住職をお呼びして 体育館で座禅を行うのですが 入学した時に来ていただいたのが報国寺 卒業の時は建長寺でした。

 

 

あいにくこの日は雨がパラつく中途半端な曇り空。

山門近くのお庭は お日様が出ていれば 秋の日差しに照らされて それなりの雨ならば しっとり濡れた風情があるんですけどね・・・

 

 

 

 

苔むす庭のあちこちに 万両がたくさん植えられているので あと1か月もすれば 深い緑の苔の中に 赤い実がとても鮮やかに見える季節がやってきます。 

 

 

 

緑の実をつけた万両が多い中 万両に似た赤い実をつけた木がありましたが 葉っぱの形が違います。

2枚目の画像のものは ヘリコプターのプロペラか グライダーの羽の様に 長い葉っぱもついています。

調べてみたら よく似た赤い実がなる木は 万両 千両 百両 十両 一両とあるそうで 今回見た赤い実は 唐橘(からたちばな)の別名がある百両だったようです。

 

 

 

 

池の脇でひっそり咲いていた 十月桜

 

 

 

開花には一足早く残念でしたが 久しぶりに日本古来のホトトギスに会いました。

ホトトギスは それぞれの葉の付け根に花をつけますが

 

 

 

最近あちこちで見かけ 我が家の庭にもあるタイワンホトトギスは 茎の上部が枝分かれして花を咲かせます。

 

 

 

ツワブキにも蕾。

 

 

 

本堂裏のお庭にあった植え込みには 黄色い彼岸花として知られる ショウキズイセン

 

 

 

 

後ろにあるのは 山茱萸の木。

 

 

 

遠くから撮ったので 赤い実がわかりにくいですが 中国では9月9日の重陽の日に 茱萸(しゅゆ=サンシュユ)の赤い実を詰めた袋袋を体にかけて高い所に登り 菊花菊を浸したお酒日本酒を飲むと 災厄Uから逃れ焦る、百の病点滴から除かれるとされています。

 

 

こちらは 以前 大磯の井上かまぼこ店前に飾られていた山茱萸の鉢植えです。

 

 

 

お庭の奥では 早くも山茶花が開花

 

 

 

竹林をめぐる小道は すっかり整備されましたね。

 

 

 

 

 

お地蔵様と苔むす庭

 

 

 

 

 

 

 

最近 報国寺は外国からの観光客にっとても人気があるそうで 今回も海外からの参拝者の方たちに会いました。

中心街から離れているけれど 鎌倉の良さを感じる報国寺 のんびり散策にはお勧めです。

 

 

今回の鎌倉散策 行こうと思っていたおすすめランチのお店が ことごとく閉店してしまっていて ランチ難民に・・・・ガーン

たまたま報国寺に向かう途中に見つけたお店 鎌倉ハンバーグに行ってみました。

外観とは異なる 広くてシックな店内と 国産牛を使い 手をかけたハンバーグが美味しいお店で 観光客を相手と言いうより 地元の方たちに利用されているようなお店でした。

駅からは離れているけれど お勧めのお店ですよ。