さざれ石だるま市 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

川匂神社に行く途中 ギャラリーぶたのしっぽ近くを通ると 井上かまぼこ店前のさざれ通りに露天が出て 何やら賑やかな風景。

 

 

神社を参拝したあと かまぼこ店の駐車場にある八百屋さんへ 弟のお酒のアテ用のザーサイを買いに行きながら のぞいてみました。

 

ここは 国道1号線の照ヶ崎入口と さざれ石の信号を結ぶ100mほどの小さな路地で 毎年 年末になると小さなだるま市が開かれるんです。

路地へ向かう途中 同級生でもある ぶたのしっぽのオーナーにバッタリ会いました。

袋には 買ったばかりのお飾りが入っていて 毎年 店先に飾るお飾りは ここで買うのだそうです。

 

 

本当に小さな路地なので 出展していたのは たこ焼きや お好み焼きなどの露天が3軒とお飾りの店が5軒

 

 

 

 

 

そして 達磨のお店が6軒と とても小さなだるま市です。

 

 

 

 

達磨と一緒に招き猫や 張子の干支も売っています。

 

 

 

達磨が売れると 三三七拍子と一緒に 「良いお年を~~!!」の威勢の良い声が聞こえます。

 

 

 

 

縁起だるまの発祥地は群馬県。

少林山達磨寺の九代住職東嶽和尚が心越禅師の描かれた一筆だるま坐禅像を木型につくり、張子だるまの作り方を農民に教えたのが始まりとされます。
その後、東京都の多摩を経て 神奈川県平塚市に伝わり《相州だるま》が生まれました。

 

相州だるまは顔が白く まぶたは金箔が貼られ 眉や髭が細いのが特徴です。

現在は 元祖長嶋達磨店 荒井だるま屋 長嶋福ダルマ物産の3軒が同じ型で製造していますが 顔の描写 金線模様 おなかに描く《福入》の文字の色がそれぞれのお店により特徴があるそうです。

 

 

こちらは 元祖長嶋達磨店

 

 

 

こちらは長嶋福ダルマ物産

 

 

 

荒井だるま屋さんでは お母さんと一緒に来ていた小学生の女の子に だるまの解説する声が聞こえてきました。

「相州っていうのは 相模国(神奈川県周辺)の事なんだよ 知ってるはてなマーク

「相模原市なら知ってるけど・・・・」

日本の伝統文化を伝えようとする側と それを聞く側 少しかみ合わない会話だったけれど こうやって子供に伝えていくことは 大切なことですね。

 

 

 

荒井だるま屋さんには 以前1度お邪魔しました。

 

 

 

荒井だるま屋さんでは 干支だるまなどの楽しい創作だるまも作っています。

 

 

 

これは 叔母の家にあった 荒井だるま屋さんの干支達磨

 

 

 

今年は こんな寅だるまが作られているそうです。

 

 
 
我が家にいる 荒井だるま屋さんの子は 大好きな犬張子です。
だるまじゃなくて ごめんなさい。
 
風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~
 
 
への字に曲げた口元が可愛くて こんな風にアレンジして大切にしています。
 
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さてこの子 どこにいるかわかるかな・・・にひひはてなマーク
 
 

 

帰り道 立ち寄ったスーパーの入口には みかんの代わりに招き猫がのったお供え餅。

 

 

音符もう~~いくつ寝ると お正月~~~音符