豆知識②アラジンと魔法のランプ
誰もが知っている物語「アラジンと魔法のランプ」についての豆知識です。
これは小学一年生のときに担任の先生が贈ってくださった本です。
ボロボロになってしまいましたが大人になった今でも大切にさせていただいています。
さてこの「アラビアン・ナイト」のなかに、「あらじんとふしぎならんぷ」という題名の物語がありました。
「むかし、しなのくに(いまの中国)に、あらじんという男の子がいました。・・・」と物語がはじまります。
エッ、「しなのくに」???
アラブの国ではなかったの? と、きっと思われることでしょう。
そうなのです。「アラビアン・ナイト」は、昔のアラビアの伝説・民話など民間説話集なのですが、物語のなかで「あらじん」が住んでいたのは、「しなのくに(いまの中国)」が正しいのです。
実は、1992年にディズニーのアニメ映画「アラジン(Aladdin)」が発表され、登場する主人公の「アラジン」は、「砂漠の都市アグラバー(仮想都市なのですがどこからみてもアラブの国のイメージ)」に住んでいると設定がされていますから、今では、多くのかたがたがアラブの国だと思っているかもしれませんね。
アラビアンナイトが世界中に広まったのは18世紀以降フランス語や英語に翻訳されてからのことらしいのですが、
一説には「アラビアン・ナイト」なかの「アラジンと魔法のランプ」はアラビア語原典には収録されていないとも云われています。
謎はさら深まりました・・・。
執筆:It
イフリータのラフスケッチ(その3)
「バラ」というと皆さん赤いバラを思い浮かべることと思います。
ですが、世の中には黄色いバラや白いバラにピンクのバラなども存在します。
ただ、青いバラはありませんでした。
長い歴史の中で、多くのバラ愛好家・育種家が挑戦しては夢破れた青いバラ。
いつしか青いバラは「不可能」ともいえる存在になっていたのです。
そんな不可能な青いバラを作り上げたのが、皆さんご存じのサントリーです。
不可能なことはないと自らの存在を持って証明してくれた青いバラには、「夢は叶う」や「奇跡」といった花言葉が当てられました。
不可能を可能にする……神が祝福してくれるようなパワーをバラ(=「ローズ」)は私たちに与えてくれるのかもしれません。
豆知識①炎の精霊「イフリータ」
炎の精霊「イフリータ」についての豆知識です。
イフリータは、精霊「ジン」の一種にあたります。
ジンは古くからアラブ世界で存在が信じられてきた精霊や魔人のことで、ジンの男性形は「ジンニー」そして女性形は「ジンニーヤー」と呼ぶそうです。
フランスでは「ジェニー 」イギリスでは「ジーニー 」と呼ばれるようになり、ヨーロッパでは男性形も女性形もなくなったそうです。
そういえば、そんな名前のキャラが出てくるテレビ映画やアニメがありましたね…。
精霊「ジン」には種類がいくつもあり、「マリード」、「イフリート」、「シャイターン」、「ジン」、「ジャーン」の順に格付けもされているらしいのです。(ジンの中にジンの種類があるのでちょっとややこしい気もします)
ちなみに、ランプに住むのは炎の精霊でイフリートです。但しイフリートは男性形ですから、「未来の魔法のランプ」に登場する小さな小さな可愛いレディーはとうぜん女性形の「イフリータ」となるわけです。
執筆:It
ランプを見つけた「アラブの国」③
いよいよ、お気に入りの「ランプ」を見つけることになりました。
ひと時の砂漠の探索から、再びアカバの港町に戻ってきてからのことです。
商店街にどんなお店があるのか既に脳裏に焼き付いていましたから、一番興味がある工芸品を売っているお店へ自然に足が向いたのです。
さて、お店に飾ってあるランプはオイルランプなのですが、何故かみんな本物の「魔法のランプ」にみえるから不思議です。
前日もそのお店を訪ねていたので、お店の人とは顔なじみになっていました。
ランプは色々な形があり、いかにもお土産物という安っぽいものもありました。
「これを買うと良い」と、お店の人が特別に選んだものを薦めてくれましたから、迷わずそれに決めました。
お気に入りのランプを手に入れたこの港町はとても魅惑的で、まるで映画のスクリーンのなかに飛び込んできたかのような不思議な体験でもありました。現実にアラビア語の地だったのに、どうして会話が通じていたのか? 今でもわかりません。
結果、このランプがなかったら、『未来の魔法のランプ』は生まれてこなかったことでしょうね。
備考:※ヨルダン・ハシミテ王国(Hashemite Kingdom of Jordan)
イスラエル、パレスチナ暫定自治区、サウジアラビア、シリア、イラクと接する立憲君主制国家。
ランプを見つけた「アラブの国」②
「砂漠の商人はラクダを見ると出かけたくなった・・・」というCMが流れていますね。
アラブの国といえば、広大な「砂漠」のイメージもあります。
そんなわけで、とても情緒あるアカバの港町からタクシーをひろって砂漠へトリップです。
地図も持たず何処へどのよう
に行けばよいかも知らないのに「月の谷」として有名な「ワディラム」へ行ってもらうことにしました。
この国の公用語は「アラビア語」なので日本語はもちろんのこと英語も通じるところが少なく、街を歩くにも遠出をするにもちょっとばかり冒険です。
そしていよいよこのアカバの港町を離れる直前に、「未来の魔法のランプ」のモチーフとなったランプを手に入れることになったのです。
執筆:It
「魔法のランプ」ラフスケッチ
ヨルダンの港町で見つけたオイルランプに「魔法」をかけると、このようなステキなランプになりました。生みの親はイラストレーターでもありデザイナーでもある市川さとみさん。
市川さんに「見る人の心をほっと温かくしてくれるランプを描いてください」とお願いして、出来上がりました。
このランプの中には小さくて可愛らしい炎の精霊イフリータの「ローズ」がいるのです。

ランプを見つけた「アラブの国」①
本に登場する魔法のランプのモチーフとなった「ランプ」についてです。
本の巻末に「アラブの国の、魅惑的な港町のお店で、素敵なランプを見つけました。」と記しています。
その地をくわしくご説明すると、ヨルダン・ハシミテ王国(通称ヨルダン/但し現地ではジョルダンと発音しなければ通じません)唯一の港湾「アカバ(英語表記 Aqaba)」のことです。
そこの港町の工芸品を売るお店でお気に入りのランプを手に入れたのです。
この地は、紀元前4000年もの昔から人が住んだと云われ、近年では映画「アラビアのロレンス」の舞台としても有名なところです。
世界中でも珍しい黒薔薇の咲く地でもあり、それは王室によって保護されているそうです。
港にみえる旗竿は高さ100メートルもあって、第一次大戦当時の大きなアラブ反乱旗が雄大になびいていました。
溢れかえる自己啓発本のなかで
世界には数多くの自己啓発に関連する本があります。
それらにはほとんど同じ共通項があって「人は自分が思い描いたとおりになれる」ということのようです。
しかしながら、それらの内容を肯定しつつも、苦しい現実に直面している時、それは簡単なことではありません。
人は「自分が思い描いたとおりになれる」ということを、なかなか「思い描けない」のです。
不運な状況が連続する時には、なおさら思い描くことが難しいことでしょう。
ようやく気分を変えて思い描くことができたとしても、いっこうに前向きな事柄へと発展しないときはいったいどうするのか。
そして、その現実にどう立ち向かえばよいのか?
……思い描いただけでも実現するという「まるで魔法のようなことが本当に起こり得る事実」をどう思い描けばよいのだろうか!と、そこに挑んだのが、『未来の魔法のランプ』です。
執筆:It













