アバゴ・テクノロジーがLED照明器具市場に参入、各種ランプを取りそろえる
米Avago Technologies、Inc.の日本法人であるアバゴ・テクノロジーは2011年3月2日、屋内/屋外用途のLED照明器具市場に参入すると発表した。直管形ランプ(G13口金に対応)「ASLTシリーズ」やスポットライト「ASLMシリーズ」、シーリングライト「ASLGシリーズ」、投光ランプ「ASLFシリーズ」、街路灯用ランプ「ASLSシリーズ」、水中照明用ランプ「ASLUシリーズ」、壁面を照らすウォール・ウォッシャー「ASLWシリーズ」など広範囲の製品ラインアップをそろえた。販売代理店である菱洋エレクトロやミオ・コーポレーションを通じて販売していく。アバゴ・テクノロジーは2011年3月8~11日に東京ビッグサイトで開催される「ライティング・フェア2011」にLED照明器具とLEDデバイスを展示するという。
Avago社はこれまでLEDを単体デバイスとして手掛けてきたが、今後は単体デバイスの開発経験を生かして照明器具にまで事業範囲を拡大する。同社は今回のLED照明器具を、北米を除いて世界展開をしていくという。既に、欧州や日本において同社のLED照明器具の出荷実績があるとする。
アバゴ・テクノロジーは、2010年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2010」にLED照明器具を参考出展していた。明るさや放熱のスタイルなどについて来場者の意見を参考にしながら、今回発表した製品に結びつけたという。なお、日本における同社のLED照明器具の実績には、CEATEC JAPAN 2010出展時の仕様の器具を納入したケースも含まれるとする。
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110303/546160/?ST=led
棚の外側に光が漏れないLED棚下照明、岡村製作所
岡村製作所は、棚の外側に漏れていた光を集めて、商品陳列に十分な明るさを確保しながら省電力化を図ったLED棚下照明「ECO LIGHT-L(エコライト エル)」を3月8日発売する。光源部分にレンズを備え、これまで棚の外に漏れていた光を内側に集光する。
従来のLED棚下照明では拡散していた光を集める(資料:岡村製作所)
従来のLED棚下照明器具では光が拡散して棚の外側に漏れるのに対し、ECO LIGHT-Lは光をレンズで集めて棚部分だけを照らす。これによって、少ない電力で高い照度を得られるほか、見上げた際のLED照明特有のまぶしさ感が軽減され、目にやさしい。
照度は、高さ300mm直下の中心照度が1500ルクス。消費電力は1灯当たり7.6W(昼光色900mmの場合)で、同等の照度の棚下照明では最も少ないという。電源アダプター内蔵で別置き電源が不要。既存のレールコンセントに取り付け可能なため、一般の蛍光灯棚下照明と同じ感覚で扱える。寿命は4万時間。
色の種類は、昼光色(色温度5700K-7100K)、昼白色(4600K-5500K)、電球色(2600K-3250K)の種類。長さは600mm、750mm、900mm、1200mmの4種類がある。いずれも希望小売価格は2万8980円(灯具本体のみ、電源コード取付金具別)。 (他画像有)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110302/546117/?ST=led
岡村製作所、明るさ確保しながら省エネ性高めたLED棚下照明
岡村製作所は、店舗の商品陳列棚向けのLED(発光ダイオード)照明「ECO LIGHT-L(エコライト・エル)」を3月8日発売する。棚の下に設置して下の段を照らす「棚下照明」と呼ぶタイプで、必要な明るさを確保しながら、同等の明るさの棚下照明のなかでも、電力消費量を最高レベルにまで抑制した。棚下照明として初めて光源部分にレンズを採用し、光の屈折効果で棚の外側に漏れていた光を棚の内側に集める。蛍光灯と比べて寿命は約8倍で、消費電力は約3分の1となる。
エコライト・エルの照度は商品陳列に必要な1500Lx(ルクス)を確保し、消費電力は1灯当たり7.6W。約24Wの蛍光灯を使った従来の棚下照明と比べて約3分の1となる。年間の電気代が蛍光灯より1157円削減できるほか、長寿命化で取り換えの手間も低減する。LED照明を使うことで環境に配慮した店舗としてもアピールできる。
通常のLED棚下照明は光が拡散され、照度を得るために高い電力が必要になっていた。エコライト・エルは、レンズの効果によって棚の外側に光がほとんど漏れないため、少ない電力で照度を確保する。光の拡散がないことから、棚下から見上げてもLED照明特有のまぶしさが軽減され、人の目にやさしいというメリットもある。
電源アダプターを内蔵し、棚板を変更する際の取り扱いを容易にした。通常必要な別置きの電源が不要となり、レールコンセント回りの配線もすっきりする。既存のレールコンセントにそのまま取り付けることができ、蛍光灯からの切り替えを促していく。初年度には1万セットの販売を目指す。
■提供 ECO JAPAN
LEDを導入した世界遺産:慈尊院で見た新光源の実力【第1回:導入効果】
和歌山県九度町にある高野山真言宗の寺院、慈尊院(じそんいん)。弘法大師で有名な金剛峰寺がある高野山の表玄関に位置する慈尊院は、金剛峰寺などとともに「紀伊山地の霊場と参拝道」の一部として世界遺産に登録されている。この慈尊院の拝堂にある灯籠や屋外照明が2010年の師走、ほぼすべて LEDに代わった。
光源にLEDを使う灯籠は実に320台。屋外の照明器具も48台ある。2010年11月24日から設置作業を始め、1週間後の11月30日には作業を完了したという。2010年の師走に間に合った。2010年の大晦日から2011年元旦にかけて、初詣客をLED照明で迎えたことになる。
今回、日経エレクトロニクスは慈尊院を訪問し、LEDの効果や採用の背景、設置する際に苦労したことなどを、慈尊院住職の安念清邦氏をはじめ、設置工事に携わったスリーフォースと明星建工、そしてLEDを提供したフィリップス エレクトロニクス ジャパンに聞いた。
消費電力は数分の1、明るさは2倍
拝堂内では灯籠からの光を照明に使っている。全320台の灯籠のうち、おおよそ300台は拝堂内にあり、室内を明るく照らしている。従来、灯籠の光源には白熱電球を使っていた。消費電力は灯籠1台当たり10~20W程度のものを用いてきた。それをLEDに切り替えることで消費電力を1台当たり 2.5Wに減らした。さらに、明るさは従来比2倍に高めているという。
拝堂内が明るくなることで、さまざまな利点が生まれたという。例えば、壁面にある仏画がよく見えるようになり、檀家など古くから拝堂を訪れる人たちをはじめ、参拝者に好評だという。これまでは貴重な仏画がよく見えるように、スポットライトを別途用意していたくらいだ。だが、スポットライトを当て続けると赤外線で仏画が劣化してしまうので、長時間当てられない状況だった。
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110222/545923/?ST=led
直管形LEDランプに新たな動き 第2、第3の規格が誕生か
直管形LED(発光ダイオード)ランプで第2、第3の規格が提案される。複数の規格が並存する場合、用途に応じた使い分けが重要になる。
直管形LEDランプの規格の制定を巡って、照明業界の動きが活発だ。
2010年10月に日本電球工業会は「L型ピン口金GX16t-5口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」の規格(JEL801)を制定した。これを受けて、パナソニックグループと東芝ライテックが2010年12月~2011年1月、新規格に準拠した製品を相次ぎ発売。ロームも今年前半をめどにJEL801準拠の製品を発売する予定だ。光陽ビジネスサービス(東京都中央区)も製品化した。
一方、三菱電機オスラムは独自方式の製品を2010年10月に発売。この方式を日本電球工業会に提案している。現在、工業会で審議中だ。アイリスオーヤマ(仙台市)も2011年3月に独自に開発した安全装置付き直管形LEDランプを発売し、工業会に規格化を提案する考えだという。
直管形LEDランプには従来、規格がなかったため、メーカーによって製品の仕様や品質に差が大きく、安全性や品質を担保する上で課題があった。主に、誤装着による発熱やショートなどの事故、感電、ランプの落下、の3つのリスクだ。これが直管形LEDランプの普及を遅らせていた大きな要因である。
JEL801の制定は、改正省エネ法や東京都の排出量取引制度などに対応するため、LED照明で省エネを進めたい企業などから規格化を求める声が強まっていることが背景にある。(一部抜粋)
パナソニックグループの「直管形LEDランプ搭載ベースライト」(上)は日本電球工業会のJEL801に準拠した。三菱電機オスラムは既存の直管形蛍光灯のG13口金で使える製品を独自に開発し、同方式の規格化を工業会に提案中だ(下)
■提供 ECO JAPAN


