「消費電力は約40%減」、大塚商会が全館にLED照明を導入した新ビルを竣工
大塚商会は、全館にLED照明を導入した「大塚商会横浜ビル」を竣工した。2011年4月5日に報道向けの内覧会を開催し、採用したLED照明などの特徴をアピールした。今回のビルは「LED照明の実証実験そのもの」(同社代表取締役社長の大塚裕司氏)とし、LED照明の設置・稼働で培ったノウハウは顧客や業界などに提供していきたいとする。
地上8階、塔屋1階、延べ床面積8197m2という大塚商会横浜ビルでは、合計6201個ものLED照明器具を採用した。大塚商会の本社ビルでのLED照明器具の導入数量1919個、ホテルでの導入事例の2486個(4カ所の合計)、高島平物流センターの2563個といった、同社の導入事例と比較すると今回の導入数量の多さが目を引く。大塚商会の試算によれば、蛍光灯などの既存光源を用いる場合と比較して消費電力を約 40%減らせ、電力削減量は1日当たり790kWという。発光効率の高いLED照明器具を使うほか、調光によって使用環境に合わせて明るさを調整できるためだと説明する。
大塚商会横浜ビルで用いるLED照明は、既存光源の照明器具を用いる場合と比較して、照明器具の個数が多い。一般的なオフィスと比べると、照明器具の個数は2倍程度になるという。照明器具はいずれも、大塚商会が取り扱う韓国Fawoo Technology社の製品である。オフィス内の天井灯では、Fawoo社のLED照明器具「LumiDas-H」の投入電力22W品(色温度 5300K)を用いる。そのまま天井に取り付けるのではなく、600mm×600mmの四角形の器具内に22W品を2個搭載し、さらに器具全体にLEDのまぶしさを抑えるシェードを被せてある。この照明器具は、コイズミ照明が設計・製造した。 (一部抜粋)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110406/546828/?ST=led
小鳴門トンネルの照明全灯をLEDに切り替え、徳島県
徳島県は、LEDトンネル照明灯およびLED道路照明灯の有効性や信頼性についての実証実験を開始した。
小鳴門トンネル(延長140m、幅員7.4m)に現在設置している低圧ナトリウム灯34基を、LED50基に全灯交換する。藤崎電機(徳島県阿南市)と西日本高速道路エンジニアリング四国(高松市)が共同開発したLED照明灯を使用し、4月中に工事に着手する。軽量化、視認性や施工性の向上、調光制御による省エネなどを検証する。徳島県によると、供用中の一般道路トンネルをLED照明に全面改修する事例は国内初だという。
道路については、既に2011年2月から順次設置を進めている。東西電工(徳島県牟岐町)が開発したLED照明灯を使用する。県管理道路10路線でそれぞれ1~7カ所に設置し、照度や光の広がりなどを確認、様々な条件下での有効性、信頼性を確認する。
実証実験は「あわ産LED道路照明灯モデル事業」として実施するもので、期間は約1年間。設置したLED照明灯は、問題がなければ実験終了後もそのまま恒久設置する。徳島県では実証実験で課題を検証したうえで、道路やトンネルへのLED照明の採用をさらに広げていく考えだ。
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110401/546750/?ST=led
パナソニック電工:ワンコアタイプのLED照明発売へ
パナソニック電工は8日、光が均一でむらのないことが特徴のLED(発光ダイオード)照明を4月21日から順次発売すると発表した。
発売するのは店舗・施設用LEDダウンライト66種類(価格未定)と、住宅用LED照明器具178種類(希望小売価格1万3440円~)。いずれも「ワンコア(ひと粒)」と呼ばれるLEDの発光部分を一つにまとめたタイプで、従来のLED製品に比べて光のむらや影のダブりが少ないという。蛍光灯に比べて消費電力を48%減少させた。
会見で松蔭邦彰常務は「LEDのグローバル競争が激化する中で、性能も光の質も誇れるものを提供したいと開発した。15年にワンコアタイプで250億円の売り上げを目指す」と話した。
■提供 毎日jp
http://mainichi.jp/photo/news/20110309k0000m020042000c.html
直管形LEDが本格デビュー 新規格化は追い風となるか
直管形LEDで消費電力を半減
次世代照明の本命として注目を集めるLED(発光ダイオード)。2010年10月に直管形LEDの規格が定められたことを機に、大手メーカーが本格的な事業化に乗り出した。それまでも直管形LEDは発売されていたが、大手の参入によって、今年は市場が拡大すると見られる。ただし、普及に向けては、いくつもの課題がある。
そもそも、LED照明の市場を最初に切り開いたのは電球形だった。電球形LEDの消費電力は、同等の照度の白熱電球の1~2割程度と、格段に少ない。また、寿命は白熱電球の数千時間に対して、電球形LEDは4万時間前後。1日8時間点灯しても、13年間はランプ交換が不要という計算になる。
市場創成期には価格が高く、40Wの白熱電球に相当する照度のLED電球が1万円前後だったが、 2009年から価格が下がり始め、現在は数千円程度。商品の値下がりに合わせて、市場は盛り上がる一方だ。LED照明器具の国内最大手であるパナソニック電工は、2009年度に328万個だった電球形LEDの総需要が、2010年度は1100万個になると見込む。さらに、2011年度は1800万個、 2012年度には2400万個という強気な予測を立てている。
言うなれば、電球形LEDはスタートダッシュに成功したわけだ。では、今年から、本格的に市場が動き出すと見られる直管形LEDはどうなるだろうか。家庭では少ないが、オフィスや商業施設、学校、病院などでは、広い空間を全体的に照らすために直管形蛍光灯が多く導入されている。メーカー各社は蛍光灯の代替品として、直管形LEDを普及させたい考えだ。
■提供 ECO JAPAN
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20110207/105829/
【ライティング・フェア】“電球用口金”から“シーリング”と“蛍光灯用口金”へ、次の競争に入ったL
「ライティング・フェア2011」(2011年3月8~11日、東京ビッグサイト)では、国内の大手照明メーカーがこぞって直管形LEDランプやLED シーリング・ライトを展示した。
これまで照明各社はLED電球に注力、一般電球で使われるE26やミニクリプトン電球で使われるE17といった“電球用口金”をいち早く押さえる競争を繰り広げられた。このような競争は今後も続くが、今後は直管形蛍光灯のG13口金や天井に照明器具を取り付けるためのシーリングを押さえる競争にも注力していくようになる。これにより、オフィスの直管形蛍光灯や家庭の円形蛍光灯の代替を目指す。ただし、LED電球では価格とスペックだけで勝負できたのに対し、直管形LEDランプでは取り付ける照明器具の改造などが、LEDシーリング・ライトでは割高な価格を上回る魅力ある商品企画などが、それぞれ必要になる。LED電球とは違った競争が各社の間で繰り広げられそうだ。
大手照明メーカーの注力点がLED電球から直管形LEDランプやLEDシーリング・ライトに移って来た背景には、LED電球の製品ラインアップが各社ともかなりそろってきたことがある(Tech-On!関連記事1)。これに加えて直管形LEDランプでは、日本電球工業会が規格を制定したことも大手照明メーカーの製品投入をうながした。この結果、今回のライティング・フェアではパナソニック電工、東芝ライテック、日立アプライアンス、NECライティング、三菱電機オスラムなどが一斉に同規格に対応した直管形LEDランプを展示した(Tech-On!関連記事2)。家庭用の主照明として使われているシーリング・ライトについても、電球に続いてLED化すべく各社の製品拡充が加速している。ライティング・フェアに大手照明メーカーが既存製品を展示するとともに、東芝ライテックが新製品や開発品を、日立アプライアンスもLEDシーリング・ライトの試作品を、それぞれ展示した。
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110314/546388/?ST=led
