The North Journey 2017 大船渡 1日目。
2017年11月3日,4日,5日に大船渡で行われる「The North Journey 2017」に出演するシンガーソングライターのホソイイヌオ、鍵盤弾き語りソングライターのSoul F.M。
そして2012年から気仙沼を始め東北復興支援イベントを行ってきた、放送作家・MCのさいとうかおりをインタビュアーに迎え、
「The North Journey 2017」に参加し、感じたこと想ったこと、大船渡の今について話していきます。
今回はNorth Journey1日目について、ホソイイヌオにお話しを伺います。
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ホソイイヌオ
<プロフィール>
『音楽は世界を変える』のか?
ボクはそう思わない。
音楽が世界を変えるのではない、
音楽を聴いた人間が世界を変えるのだ。
音楽は人間に正しい方向を指し示すことができる。
でもボクが変えたい世界は大きな世界ではなく、
君を取り巻く小さな世界だ。
そういう歌を歌いたい。
2017年より復興支援活動に音楽で協力させてもらっています。
【主な活動】
2月:宮城県気仙沼へ被災地の視察
4月:2016年ライブ活動売上の一部を日本赤十字東日本大震災義援金に寄付
6月:東日本大震災復興支援団体『ともしびプロジェクト』の東京支部にて復興支援ライブに出演
9月:みらい見守り隊『熊本⇔東北復興ライブツアー2017』熊本ライブに出演
11月:岩手県大船渡にて復興支援ライブThe North Journey 2017に出演
Facebook : https://www.facebook.com/hosoiinuo/
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さいとうかおり
<プロフィール>
中学3年生の時に聴いた、とあるラジオ番組をきっかけに夢を抱き、放送業界へ…。
ラジオ・テレビ・ニコ生などの放送作家として、音楽・スポーツ・教育・アニメ・ファッション・情報・バラエティなど幅広い分野でたくさんの番組の制作に携わり、経験を積む。
同時に、ラジオ、ニコ生でMC、下北FMでMC、他ラジオ番組にアシスタントMCとして出演。
その後、ライター、イベントMC、ラジオディレクター・フロアディレクターなども経験。
また親子ディスコイベント「PAMDA DISCO」の企画運営も行っている。
教育の番組をやっていたのをきっかけに東日本大震災直後の石巻を視察し、その後ボランティア活動を始める。年に数回気仙沼を訪問、語り部を乗せた視察バスツアーやお祭りなどのお手伝いをするボランティアバスツアーを企画実行。
活動が取り上げられラジオ番組にゲスト出演するなど発信を続け、現在も復興支援イベントを主催している。
放送作家やイベントMCの他にも、2017年よりファクトリーギア株式会社で女子目線で工具を見ている広報としても勤務、同年2月より伸びる世ぉ~ライブMC、Farnest.Inc広報もスタート。
アーティスト“優しい未来”のアクセサリー・ネイルプロデュース。
Twitter : https://twitter.com/kaooorii
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対談11夜目「The North Journey 2017 大船渡 1日目」
さいとう:無事に、North Journeyでライブをして東京に戻られたお二人に、ライブの感想や今の大船渡についてお聞きしたいと思います。
イヌオさんは初めてのNorth Journeyでしたが、いかがでしたか?
ホソイ:3日間大船渡でライブし、メッチャ楽しかったです!
今回初めてNorth Journeyに参加しまして、最初、あまりお話しできる人が少なく、少し寂しい感じでした。
でもライブをしたり、夜に旅人(North Journeyの参加者をこう呼ぶ)や大船渡の皆様とお酒を酌み交わし、段々とお話しできる人が増えていき、North Journeyが楽しくなってきました。
あっという間の3日間で、最後は帰りたくなかったです。。。
今回North Journeyに初参加で生意気なことを言いますが、
なぜNorth Journeyが2012年から6年間毎年続いているのか何となく分かりました。
North Journeyの旅人と大船渡のみんなに会いたいんですよね!
それに尽きる気がしました。
皆さんが深い絆で結ばれていることを強く感じました。
でも楽しいだけではなく、旅人の皆さんはちゃんと震災や復興に関してもそれぞれ意識も高く、とてもリスペクトするところが沢山ありました。
North Journeyに参加し、震災のことを知ってもらうと同時に、大船渡という街の良さを発信していきたいと思います。
また来年も必ずNorth Journeyに参加し、旅人と大船渡の皆さんと再会したいと思います。
さいとう:第2の故郷ができたと話されていましたね。
ホソイ:大船渡のみなさん、みんな優しいんですよ。
本当に3日目は帰りたくない気分でした。
さいとう:どんな事がそう思われるきっかけになったのか、イヌオさんの3日間、ゆっくりとこの対談で聞かせてもらいたいと思います。
出逢った方とどんな話をして大船渡がどんな場所で、North Journeyがどんなイベントか、お話を伺っていきます。よろしくお願いします。
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さいとう:出発される前夜に対談をして記事をアップさせてもらいました。
夜、夜行バスでこちらを出られたんですよね?
ホソイ:アルマナックハウスがある市川に22:30に集合しまして、23時にNorth Journey貸切エクスプレスバスにて大船渡へ向けて出発しました。
さいとう:バスでの東北までの道のりは、何時間くらいかかりましたか?
ホソイ:途中サービスエリアで数回休憩を挟みまして、大船渡に到着したのは翌6:30頃でした。当初の予定より1時間ほど早く到着しました。
さいとう:7時間ちょっとですね。長旅ですね。
夜行バスの旅はかなり疲労があると思いますが、イヌオさんは到着後、お休みになられたのですか?
ホソイ:到着後は、みんなで大船渡魚市場のレストランで朝食を食べに行きました。
さいとう:大船渡の幸を堪能されたんですか?
ホソイ:はい、早朝から大船渡の海の幸が食べられるレストランで朝食を食べました。
ボクは「さんま担々麺」を食べました!
さいとう:「さんま担々麺!」!
東北って感じがしますね!東北のさんま、今年はなかなか獲れず大変だったようですが、本当に美味しいですよね!
いかがでしたか?朝から!しかもほぼ寝ていないで食べた担々麺は!
ホソイ:さんまは凄く美味しかったですが、コッテリですごく胃に重たかったです!(笑)
さいとう:でしょうね・・・。笑。ほぼ徹夜(出発の日も、朝まで準備をされて出かけられていますので、何十時間寝ていないか?と言う話になりますね。その中で早朝ん担々麺!頭がさがります)
ホソイ:ホッケ定食とか、帆立とマグロ丼とかにするべきでした(笑)
さいとう:はい。それが良かったかもしれないですが、そのタイミングで選ばれたさんま担々麺にもきっと意味があったと思います。
ホソイ:はい!意味があったことにしますー!(笑)
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さいとう:ライブは午後予定でしたよね?朝食のあとはどこかへ行かれたんですか?
ホソイ:午前中は、North Journeyに初参加者などを集めて『津波伝承館』へ見学へ行きました。
さいとう:以前、Soulさんがお話されていた場所ですよね?
ホソイ:そうですね、Soulさんが話されていましたね。
さいとう:その『津波伝承館』について教えてください。
ホソイ:岩手の銘菓「かもめの卵」で有名な「さいとう製菓」さんが建てた3.11東日本大震災の津波に関する資料館です。
「あなたに助かって欲しいから」をコンセプトに、3.11で学んだ自然の恐ろしさ、人間の強さ、自然の恵みを忘れないため、100年、1000年、そして5000年先にも伝承する為に設立されました。(North Journeyしおりより抜粋)
津波伝承館
https://www.ofunato-tsunami-museum.org/
さいとう:さいとう製菓さんのお話は震災後もいろいろな記事で目にしました。
実際、どんな展示があり、どんなメッセージを受け取られましたか?
ホソイ:実際の3.11の時の地震発生から、津波が大船渡の街を飲み込んでいく映像を拝見し、館長さんから大船渡の被害状況や、なぜ津波で亡くなってしまった人が出たのか?地震発生から津波までどう逃げるべきなのか?生き延びる為に必要な術を教わりました。
東北の方々は「地震=津波」という危機管理能力が高いと思いました。東京に住んでいるとそういう意識はまるで無いですからね。
North Journeyの初日に津波伝承館を見学できて良かったです。バスで大船渡へ来て、少し浮かれていた部分もありましたが、お話しを聞き、身が引き締まりました。
さいとう:館長さんはや東北の方の津波による辛かった思いや経験は、本来は忘れたいことだと思っていたのですが、形にして「伝える」と言う場所を作られた、また経験をもとにアドバイスをする場所を作られたんですね。
東京にいると、その危機管理は本当に少ないのが現実ですね。
東京は東京湾なので、「湾」には津波は大きく襲ってこないだろうなどと考えてしまいますが、「想定外」「未曾有」と東北の震災の時にたくさん耳にしました。
東北の方も、津波に夜影響と言うのを想像以上に経験してしまい、こうして『津波伝承館』を作られたのかもしれないですね。
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さいとう:そして、伝承館のあとはどちらに行かれたんですか?
ホソイ:その後、今回のNorth Journeyのメイン会場である「キャッセン大船渡」へ戻りました。
さいとう:その「キャッセン大船渡」は、どんな場所でしたか?
ホソイ:2017年4月にグランドオープンし、大船渡屋台村に替わる大船渡の新たな商業施設です。食べ物やショッピングなど色々な店舗が入っていてとても便利なショッピングモールです。
キャッセン大船渡
さいとう:会場の様子はSNSに載せられていましたが、改めて感じたライブをした場所の様子を教えてください!
ホソイ:キャッセン大船渡でライブをしたのは、その中の「千年広場」という芝生の生えたイベントスペースです。ここにステージとスピーカーなどを設営しライブをしました。
野外なので天井も無く、初日は天気も汗ばむほどの良い天気でしたので、North Journeyの皆さんは気持ちよくライブされておりました。
さいとう:写真を見ると、だいぶ解放された感じの良いステージですね!
一緒に出演された方は、どんなアーティストさんたちだったのですか?
ホソイ:市川にあるアルマナックハウスに出演されているアーティストさんと、大船渡のアーティストさんになります。
みんな個性的なアーティストさんばかりでした!!
さいとう:個性的!気になります!
ホソイ:みんな自分のカラーが確立されてて、それを余すことなくライブで表現していて、North Journeyの皆さんや大船渡の皆さんもそれが分かってて「よっ!待ってました!」的なやりとりが素敵でした!
大船渡をモチーフにした歌を歌ったり、ライブを待ってる時間に意気投合し急遽一緒にライブしたり。
でも皆さん、個性的なだけではなく、歌唱力もギターテクもあり、聴いていてリスペクトできるアーティストさんばかりで、聴いていて飽きなかったです!
さいとう:ホソイさんのライブはどのような内容で歌われたのですか??
またお客さんとのエピソードがあったら教えてください。
ホソイ:演奏時間はセッティング混みで20分いただいていました。North Journeyライブのセットリストは特に決めてなく、その時のフィーリングとお客さんの年齢層やノリで決めようと思っていました。でも最後だけは Life must go onを歌うことだけは決めていました。
当初、3曲歌う予定で全てオリジナル曲で歌おうと思っていました。この時、お客さんの客層がやや年配の方が多めになっていましたので、急遽、1曲カバー曲で熊本ライブでも歌った美空ひばりさんの「愛燦燦」に変えることにしました。
初North Journeyライブの緊張のせいで、愛燦燦を上手く歌えずギターを間違えたり、歌詞を間違えたりと、最悪な出来になりました。
その悪い流れを取り戻すことができず、最後の Life must go onもあまり自分の世界に没頭することができないまま不完全燃焼でライブは終了しました。
さいとう:お客さんを見て選曲を変えようとされたイヌオさんのお気持ちは「愛」ですね。
でもうまくいかなくて、落ち込まれてしまったんですね。
ホソイ:はい、自分のオリジナル曲でミスったならば、まだ納得もいくのですが、カバー曲で、それも急遽セットリストを変えてミスったので落ち込みました。
「オレは何をしに大船渡まで来たのだ?」と自分を責めました。
さいとう:いろいろな想いがあったからですね。。。
もちろんご自身の音楽という形でのパフォーマンスもあると思いますが、イヌオさんが大船渡の方に伝えたいことがあったから、急遽セットリストを変えられたのだと、私はイヌオさんとここまで対談をしてきて、思います。
その日は、どうされたのですか?
ホソイ:その日の夜は「クラブミント」(出演者のMINTさんがNorth Journeyでやっている出店バー)でお酒を飲んで、出演者さんとお話しをしました。
明日はちゃんと自分のライブをしようと思い、1日目を終えました。
さいとう:思いや葛藤があられたのですね。
飲みの会でもいろいろなお話があったと思いますので、それはライブのお話のあとの対談で伺おうと思います。
イヌオさんはいつもお客さんのことを考え、深夜にスタジオに行かれて練習をされて、ライブに望まれるスタイルなので、こう話されているイヌオさんのお話を聞いて、少し驚きがあります。
2日目、どういった1日を過ごされたのか、次回の対談で伺っていきます。
【対談第12夜へ続く…】
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♪ホソイイヌオ×さいとうかおり対談「Hold My Hand」バックナンバー
第2夜:”Life must go on” という曲について
第3夜:熊本復興支援ライブ前日の思い
第4夜:熊本復興支援ライブ当日の思い
第7夜:「Cafe & Bar DIESEL」でのライブ。そして、店長の山澄氏との出逢い
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♪さいとうかおり インフォメーション
★11月15日(水)
新番組スタート!
20時 AmebaFRESH ライブ生配信。
"SNSは自分でやっちゃダメ"をテーマに、
ソーシャルメディアの伝道師ノブ横地×放送作家のさいとうかおり×メンタルプロデューサーNissyに夜、SNSをめった斬り生放送をスタート!
詳細は さいとうかおり twitter @kaooorii をチェック!
★11月19日(日)
「伸びる世ぉ〜飯島アツシ!Premium Live〜1st Single発売記念〜」
シンガーソングライター飯島アツシが初の配信限定シングルを発売!
ミュージックビデオ撮影のメイクからジャケット写真の撮影を行った、New Singleの発売記念ライブです!
魚串炙縁にて14時スタート!
残席残りわずか!参加希望の方は、直接 さいとうかおり へメッセージをお願いします。
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♪ホソイイヌオ インフォメーション
■ライブ情報
★11月17日(金)
市川真間アルマナックハウス
https://almanac-terurin23.jimdo.com/
オープン/スタート 19:30
ミュージック・テーブルチャージ ¥1,000 1D別
今回参加したThe North Journeyの主催である市川真間アルマナックハウスに出演します。
North Journeyにてお知り合いになった Koji さんの主催ライブ『Kojiコーナー』に出演させていただきます。
暖かい雰囲気のアルマナックハウスでゆっくりと音楽をお楽しみください!
ご興味がある方はコメント、またはホソイイヌオへメッセージください!
■オリジナル曲
♪Life must go on
3.11東日本大震災の時、著名人がテレビで被災地にメッセージを送っていた。
"Life must go on"
人生は生き続けなければならない
生命は歩み続けなければならない
当時、自分も色々と人生で辛い時期であったが、この言葉で乗り越えることができた。
その時、自分自身に投げかけていた言葉を歌詞にした歌です。
(この動画を撮ったのは11/17に出演するアルマナックハウスです)
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東京都内、近郊で定期的にライブしております。
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カラオケの鉄人にて、オリジナル曲
「Life must go on」「群青」配信中!
PC
http://karatetsu.jp/pc/artist/97971.html
スマホ
http://karatetsu.jp/sp/artist/97971.html