<マラッカ>富豪とは。維持しつづける財力がある人のことだと腑に落ちる。。 | マレーシアと日本で。夫婦円満◎家内安全

マレーシアと日本で。夫婦円満◎家内安全

マレーシア華人男性と2007年国際結婚のアラフィフ主婦。
2022年9月から東南アジア・マレーシアで生活中。

異国で美味しく安全に、そして経済的に。

“わたし”をもっと大切に、
もっと幸せに、を最優先で
一生涯のパートナーと楽しく過ごしています。

ババニョニャヘリテージ博物館

マラッカに現存する博物館の中でも

有数な博物館、

『ババ・ニョニャヘリテージ博物館』

 

Baba/ババNyonya/ニョニャとは:中国やインドからマレー半島に移り住んだ移民たちと、スラウェシ島スマトラ島等出身の※共に現インドネシア女性たちとの間に生まれた子どもたちを指す。
男性はババ、女性をニョニャと呼ぶ。

 

ババニョニャヘリテージ博物館
 
この『ババ・ニョニャヘリテージ博物館』は、
1861年に、この建物へ移り住んだ
『曾』という姓を持つ
プラナカン・チャイニーズの一族が
1985年より一般公開・管理している
博物館なのだそう。
 
ババニョニャヘリテージ博物館

家長であった

曾清秀/Chan Cheng Siew(チャン・チェン・シュー)は

主にプランテーションで財をなしたそうで。

 

奥さんの他に妾が3人

いらっしゃったんじゃそうな。

ムスリムみたいじゃな

ババニョニャヘリテージ博物館

当時、男性しか足を踏み入れることが

許されていなかったという広間は

ため息がでるほどに美しく、

手の込んだ調度品の数々が

並べられとったよ✨

ババニョニャヘリテージ博物館

壁に掛けられた額の絵は

よくよく見ると、すべて刺繍!

 

ババニョニャヘリテージ博物館
 

京都の祇園で

舞子さん体験ができるように

マラッカでは

プラナカン“コスプレ”体験ができるようで、

ちょうど華やかな

中国人観光客ご一行様と鉢合わせ✨

ババニョニャヘリテージ博物館

写真撮影に余念がないご様子✨

 

ババニョニャヘリテージ博物館

 

 

ババニョニャヘリテージ博物館

 

 

ババニョニャヘリテージ博物館
『THIA ABU/ティア・アブ』と呼ばれる

ご先祖を祀る部屋、祖廟

ババニョニャヘリテージ博物館

 

この建物は3戸分のスペースがあるそうで

(番地でいうと48番, 50番, 52番)

48番と50番の家を母屋として

52番は使用人の宿舎だったんだとか。

 

ババニョニャヘリテージ博物館 ババニョニャヘリテージ博物館

 

正妻1人(そりゃそーだ)に妾3人を囲ってらした

チャン・チェン・シュー氏には

嫡出子がおひとりだったそうで。

そのご子息、

曾生枝/チャン・セン・キー氏には

おこさんが8人いらっしゃったんだと!

ババニョニャヘリテージ博物館

そんなわけで、

おっきなダイニングテーブルが必要で

シェフさんは2人

いらっしゃったんじゃそうな。

ババニョニャヘリテージ博物館

 

まあ、

お見事なキッチンじゃったよ。

ババニョニャヘリテージ博物館
シェフさんは
朝から晩まで料理しとったんじゃろうねぇ。
 
食費もバカにならんかったじゃろうけれども。
食費どころか、
こんな立派なお屋敷を管理するためには
メイドさんも一日中、家中の
お掃除しとっちゃったんじゃろうねぇ。
 
なんせ
150年くらい経つじゃろうに
なにもかもが
素晴らしい状態で展示・保管されとるんよ。
 
ババニョニャヘリテージ博物館

日本語のガイドブックPDFのダウンロードも可能 

 

o☆●●☆*:..。o☆●
 
『ババ・ニョニャヘリテージ博物館』は
単に、“プラナカン”と呼ばれる
移民×地元先住人の子孫に関する博物館ではなく
その中でも
がつく、
大富豪のお屋敷
でありました。
 
実際、“プラナカン”のルーツは
 

ヨメのために井戸を掘らせたスルタン

の歴史にもあるように、
地元の王子と
中国から輿入れした王女、と。
 
どちらかといえば
もともとが
裕福な家系の婚姻であったらしいってことで
妙に納得がいったわ。
台北の故宮博物館にはかなわんかもじゃけど、北京の故宮博物館の調度品たちよりもいい状態で保管されとる言えるかもしれん…。

 

最後まで読んでくださって
  ありがとうございましたラブラブ
 

Baba & Nyonya Heritage Museum/

ババ・ニョニャヘリテージ博物館
48-50, Jalan Tun Tan Cheng Lock, Melaka, Malaysia, 75200

Phone: +60 6-282 1273
10:00 AM - 05:00 PM 月曜日休館

mailto:admin@babanyonyamuseum.com

入場料 大人:RM18/子供(5-12歳):RM13 

ガイド付きツアー:RM25


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