不登校・子育て専門カウンセラー
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私の息子が不登校になったとき
こう思いました。
学校行かなくても
勉強さえしてくれたら大丈夫
塾だって家庭教師だって
家庭学習の方法は沢山あるんだから
きっと出来る！！！！
と。
結果、
2年間ノー勉です。笑
学校からテストなどいただくのですが
全て末っ子のお絵描き用になっています。
塾は嫌！
家庭教師嫌！
進研ゼミもスマイルゼミも嫌！
全拒否でした。
こんなやりとりをして
親子関係が気まずくなっているご家庭
多いんじゃないかなぁと思うんです。
もし今
気まずくてどうしたらいいか分からなくなっているのなら
なんで
勉強だけはして欲しいと思ったのか
ここに注目してみましょう＾＾
勉強だけはしてほしい
その気持ちの裏に何がありますか？
学校に行かないことは許せても
勉強しないことは許せない？
それはなぜ？
学校に行かなくても
しっかり勉強が出来ていたら
いい学校に進学して
いい会社に就職できそうだから？
そうしたら
我が子に嫌なことしてきた
同級生たちとその親を
見返せるから？
そうすれば
不登校だったことをチャラに出来そうだから？
これ、
私が思ってたことです
私、とにかく同級生と
その親を見返したかったんです。
だからそのためには
息子に勉強だけはしてほしかった！！！！
将来、勝ち組になってほしかったから。
だけどね
全然勉強しない息子と過ごしているうちに
色々疑問に思えてきたんです。
見返すって何だろう。
勝ち組って何だろう。
いい学校にいい会社って何だろう。
社会的な地位が高いと幸せなの？
じゃ、東大入って官僚になったら全員もれなくハッピーなの？
そう思ったんです。
で、よーーーーく考えた結果
こう思いました。
社会的な地位が高いと幸せってナイなって気づきました。
いい学校に入って
いい会社に入って
頑張って上り詰めても
幸せとは限らない。
私ね
この頑張って上り詰めるという感覚が
間違っていると思ったんです。
足りない所ばかりに注目していたら
いつまでも幸せとは感じられない。
今あること、出来ていること、既に手に入れているものに注目出来たら
今この瞬間から幸せになれるんです。
そう思えたら
五体満足で目の前にいる息子が不幸せには思えなかったんです。
学校に行かなくても勉強しなくても
ご飯を食べて、ゲームして笑っている息子。
いいじゃん。このままで♡って思えたんです＾＾
頑張って上り詰めてほしいと願っていたのは私。
それを息子が望んでいるかは別の話。
親の願いを、子に押し付けている状態が
勉強だけはしてほしい！
なんです。
だから
勉強だけはしてほしい！でもしてくれない。
そんな時は、
なぜ勉強してほしいの？
その願いは誰の願い？
と自分に問いかけてみることから
はじめてみるといいと思います♡
我が家の場合
結果的に中学の勉強は一切せず
通信制高校の入試に挑み
無事、合格をいただきました。
親が勉強してほしいと願っているときは
勉強が嫌いなんだと思っていた。
だけど私が勉強や進学を望まなくなったら
息子は高校で勉強をやり直したいと自ら言い出した。
本当は
勉強していないことが不安だったんだと思う。
勉強したくないんじゃなくて
勉強に集中できる心の状態じゃなかったってこと。
だからこそ
徹底的に休む時期も必要です＾＾
不登校の問題の裏側になにがあるのか、
見つけるヒントになればよいなと思います。
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