なんでしょう。このシリーズ。
この人気は。
一応こちらのヒプノセラピーセッションは
男性はご紹介のみなんだけど(笑)
ええんかな。
男の人の気持ち連載がこんなに人気で(笑)。
本日もセッション(女性(笑))でしたが
なぜかAさんファン急増中。
男だって泣くんです①はこちら！
男だって泣くんです②はこちら
奥さまとの関係に悩み、
ヒプノをスタートしたAさん。
二回目のヒプノからすごい変化でしたね。
最初は完全に離婚へと向かっていたのに
セラピーのあと、どんどん気持ちが整理されて
とうとう180度の反対の展開で
いまや仲良く復縁し、
お休みの時間を楽しめるようになったAさん。 (詳しくはこれまでのお話を読んでね)
ところが今度は違う問題が。
これまで家にいる時間が辛いために
打ち込んでいたお仕事。
仲良くなって家が居心地がよくなると
すっかり仕事が辛くなってきました。
これまでの休みもなく、出張や残業が多く
プライベートも捨てて働くという
仕事のスタイルが合わなくなってしまった
とはなしてくださるAさん。
さて、最後のセッションで
どうなったのでしょうか。
会社の上司に
やる気がない、
このままではヤバイぞ
モチベーションあげろと厳しく言われ、
とはいえ、これまでのように
がむしゃらに働く気力がない。
そんな気分で三回目のヒプノにこられました。
どうやらこの倦怠感がなんなのか。
なにかに取り組むのが嫌になる気持ちが
どこからくるのか。
自分の中の倦怠感に関わる
古いパターンを手放す、というテーマで
セラピーはスタートしました。
そこで彼が見たものは・・
「今回はなかなか階段をおりていけず、
ドアのまえでも入れない気分でした。
悩んだとたん、さっと、先生が
誘導のやり方を変えてくれて、
イメージで絵本を出して・・という
やりかたにしてくれたとたん
イメージが出てくるのがスムーズになって、
頭のどこかで
さすが、先生やるな、と思いました」
冒頭にほめてくださるのね。
Aさんありがとう。(笑)
さてそこから、Aさんが見たものは・・・
「ボロボロになってカスカスになったような
三歳くらいのこどもが寒さと飢えで震えているのがイメージできました。
服はほぼ茶色くて
骨と皮。
昔、レミゼラブルかなにかの映画で見たような
ひもじそうな子でした。
怯えていて、女の子みたいな感じでした。
痩せ細りお腹を減らして
目だけが大きかったです。
ただ、生きていることにに失望している感じが
伝わってきました。
心の声さえ聞こえてこない、という感じ。」
「先生の誘導で、その子に触れたとたん
その空っぽさにまた泣けて泣けて。
なんにもない。
感情も、悲しさも
寂しさも知らない感じなんです。
触れられたことがないので
触れてほしいとも思わない。
温かさを知らないので
寒さもわからない。
そんな感じの子なのです。
頭のどこかでは、不思議過ぎることも理解しているのですが
なぜか、どんどん思い浮かぶのが不思議でありました。
また、これだけ、感情が出ることもこれまで
なかったのでいつも驚きます。」
「先生のとこではとにかくよく泣いてますね。
僕は泣くタイプじゃないのに。
でも悲しくて悲しくて
たまらなかったのをおぼえてます。
その冷たいくらいの
空っぽさに泣けて困りました。
そこから少しずつイメージのなかで
世話されることもご飯の味も
知らないようなその子に一つずつ
父親として、これまで我が子にも
ちゃんとやったことないことをしました。
ああ、小さいなあ。
こんなんだったんやなあ。
こうやってこどもって、
さわってやらないといけなかったのか。
自分はどう扱っていいのか
自分がわからないから
ずっと逃げてきたんだとわかりました。
ああ、自分は自分にまず
こうやって一つずつ
教えていかないと
親になれなかったんだと
思いました。」
「自分は泣いているのに、イメージの中のその子は不思議そうにみあげてくる感じが、余計に泣けてたまりませんでした。」
「するとね、その子がどんどん様子が変化していきました。」
つづく
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