おかめそば / かんだ やぶそば(神田) 蕎麦屋
仕事帰りに近江屋洋菓子店に寄るついでに、うっかりはいっちゃいました。
こちらも明治から100年続く名店、やぶそばです。
画像はWikipedia より。夜にいくともっと江戸風情があって素敵ですよ。
Wikipediaにも載ってるそば屋だったとは驚き。
頼んだのは、おかめそば 1150円。(そば湯つき)
一番わかりやすい感想は、市販のめんつゆの味!>老舗にあやまれ
でも化学調味料いっさい無しですよ。(多分)
だしのもととか使わなくても、こんなに濃いだしが取れるんだね~
ていうのが、なんか技術というか年期というかわざをかんじました。
だしを自分でとったことがあるひとはわかると思いますが、
おいしいだしをとるのって、ほんとうに難しいんです。(私が初心者orせっかちなだけか?)
みずっぽくなったり臭くなったり、その試行錯誤がめんどくさくて、
市販のだしの素使ってる人も多いと思います。
そばだけでたべるのがもったいないくらいでしたよ~
たっぷり残ってしまうおつゆを、家に持って帰って、鍋で再利用したいと本気で思うくらい。
いい鍋とかおじやとかできるよ、このだし!
そういえば、ここ、はじめてそば湯が出てくる店でした。
急須でどんと。
・・・どんだけ飲めと・・・?
隣の席のおっちゃんは、焼酎のそば湯割りを頼んだりしてましたが、
アルコールの気分でもなかったので、適当にそば椀に注いで飲んでみましたが、
あら、おいしい。
意外とごくごく飲めるモノね~
もりそばのつゆは、そば湯で全部飲んでしまうのが食通マナーだと聞きましたが、
かけそばの場合はどうなんだ?
350ml缶ジュースくらいはありそうな量を飲み干せと?
相当頑張ったけど、挫折した…。
飲んでるときは、絶対無理! と思っていたけれど、
こうして今缶ジュースという例えをした途端に、
飲み干せることは全然可能な量だったような気がしてきた…。
そばビギナーなので許して下さい。
あ、麺は細くて思ったより優しいソフトな麺でしたよ。
だしのしっかり味と、優しい口当たりの麺で、いいカップル的とりあわせでした。
これで、神田食味新道9店の内、竹むら・近江屋洋菓子店と足して3店制覇。
次は漱石も食したという、松榮亭のかきあげ辺りにしようかな。
クリスマスケーキ他/近江屋洋菓子店(神田) 洋菓子
先日行った、揚げまんじゅうのお店「竹むら」 から、ほど近い場所にあるお店、
近江屋洋菓子店。
今年のクリスマスケーキはここに予約を入れたので、
本日引き取りに。
創業は明治時代というこのお店ですが、全てがレトロで素敵。
お店の内装もそうだし、商品自体も、ここ最近のスィーツとかパティシエという言葉が、
浮ついて感じてしまうような、職人気質な素朴で美味しいものばかりです。
とにかく、食べただけで、
「…っ! これ、いい素材使ってるよね?!」
てわかるんですよ。
この店だけは食品偽装はないとみた(笑)
特に、バターと生クリームは濃厚で最高です。
生クリームって、お母さんみたいな優しくて甘い香りがするんですよね~。
その匂いがここ数年食べたケーキの中で一番濃厚です。
ネットのどこかのランキングで、男性(?だったような。うろおぼえですみません)が
好きなケーキランキング一位になったそうですが、
うなずけます。
スタンダード イズ ベスト。
今日は少し時間に余裕があったので、
ドリンクバイキング?も楽しんできました。
525円でカップを購入したら、10種類以上あるドリンクを飲み放題なのです!
太っ腹!
(※写真に写ってるデザートは別購入ですよ~念のため)
しかも、マンゴー&パパイヤとかみかんとかストロベリーとかバナナみるくとか、
100%ジュースですよ!
そしておそらく手作り。
ファミレスとかであるリンクバーとはわけがちがいます。
チョコレートドリンクも美味しかった~
ボルシチもでっかい牛肉がごろごろはいってる。
ホットコーヒー用においてあるでっかいミルクポットに入った生クリームが、
予想通りケーキとかに使われているもののようで、
濃くてめちゃミルキー。
17時までと、時間制限が早いのが残念ですが、本当にお得です。
全制覇にはいたらなかったので、また来たい!
子どもの頃に食べたような懐かしいクリスマスケーキ。
絞り出されたクリームに、しっかり星形模様がついている感じが、濃厚ってかんじでしょ?
ちなみに、パッケージイラスト。
少女漫画みたいですごく可愛いんです。
初歌舞伎! / 十二月大歌舞伎 (歌舞伎座)
かねてから興味があった歌舞伎観劇。
チラッとネットでチケット探したら、安い3等席だけまだ買えたので、ぽちっと購入ボタンをおしちゃいました。
チケットWEB松竹
そして本日、ついに実現です。
気合いが入り過ぎて、開演11時にもかかわらず、9:30現地到着。
当日券狙いのお客さん以外、誰もいないし中にも入れないよ~しかも雨で寒い!
とりあえずチケットを発券しようと、その辺にいた男性係員2人を捕まえて自動チケット発券機の場所を聞くと、
それも10時から稼働でシャッターが降りてる!
でも、私からありありと初心者臭を感じて不憫に思ったのか、係員さんの内、ちょっと責任者ぽい人の方が、
「発券機動かして差し上げて」
と、わざわざ私だけの為に発券機を稼働してくれました。
ジェントルメン!
観る前から歌舞伎のイメージが3割増アップ!
サービス業の人はこうあって欲しい!
今回の目標は、
居眠りをしない。
だった(低!)んですが、心配するまでもありませんでした。
歌舞伎って面白い!
大衆のエンターテイメントというだけあって、内容はとても情緒豊か。
しゃべり口上が時代を感じるけれど、内容は全然わかりやすいです。
イヤホン解説があれば普通の舞台とかわらない感覚で楽しめました。
3種類の演目があって、はじめが鎌倉時代、次も同じ頃の話だけど能仕立て、
最後は明治になったばかりの没落侍の話でしたが、それぞれ作風や演出が違って、飽きません。
最後の没落侍の話なんか、泣いて笑っちゃいました。
一番好きなのは、2番目の能仕立ての舞台。
殆ど台詞もなくて、動きと音だけで話が進んでいきますが、
それが色彩と動きが緻密に計算されたショーのようで、思わず魅入ってしまいました。
六人の美女軍団(その正体は人食い鬼)がフォーメーションでしずしずと動き舞う姿は、
万華鏡のように幽幻的ですが、鬼に変化した後は、元美女だっただけに迫力!
ボス格の鬼なんか、赤い絵の具?を含んだ口をかっと開いて見せるんだから、鬼の形相とはこのことかと。
美女に狙われるのは、あの海老蔵扮する若武者。
美女の色香にふらふらと気を許してしまい、窮地に陥るのですが、
演じるのが彼だけに、リアリティある(笑)
絶妙なキャスティング!
途中、鬼に眠り薬の入った酒を飲まされて熟睡している海老蔵を助けようと現れる山神様は、
激しいダンスでうっかり者を起こそうとします。
その足踏みを多用したモダンな感じもする振り付けと、
それを後押しするテンポのはやい囃しもよかったです。
衣装も豪華で、女の子ならお着物着たくなること請け合いです。
もう一つの目的、歌舞伎座グルメも堪能してきました。
↑創業100年歴史を誇る老舗のちらし寿司弁当。1000円。
地雷やの天ムス弁当も美味しそうだった~
もなかアイス(あずき味)200円も、もなかがサクサクしててめっちゃ美味しい!
餅入りタイ焼きが、目の前で売り切れてしまい、食べられなかったのが残念!
おみやげ物売り場も、めちゃめちゃ和モノ雑貨が充実しててオススメです。
きんつばとか人形焼きとかの実演販売もしてるよ~
ほんと、ちょっとしたアミューズメントパークです。
今度は、いついこうかしら?
揚げまんじゅう / 竹むら(神田) 甘味どころ
昭和の香り漂う木造建築が素敵!
写真を撮りそびれたのが本当に残念。
文豪がひょっこり二階から降りてきそうな、艶々と磨き上げられた木製の階段と白壁がたまりません。
看板メニューの揚げまんじゅうはおまんじゅうの天ぷら、というのが一番近いかも。
外はさっくり、なかはしっとり。
上品な甘さのこしあんが美味しいです。
桜の塩漬けを浮かべたお茶が振る舞われたのにも、感動。
次はもう一つの看板メニュー、あわぜんざいを食べてみたい!
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こちらも、オトメンとは別の友人から新刊でたよメールが飛んできたので購入。
腕が伸びるトリックのネタは、どんな錯覚を利用してたんだろうと思ってたけど、
本当に伸びてたんだー!
相変わらず、じじい=鴨川会長がいい。
しかし、そろそろカッコイイ鷹村さんを見たいよ~
愉快な鷹村さんもスキだけど。
はやくだれかマッチメイクして!