通勤時間がもっと長ければいいのにと思った本。 -8ページ目

▲ 書き方のマナーとコツ

伊藤 美樹
書き方のマナーとコツ (暮らしの絵本)

シリーズ累計100万部突破の学研のマナーとコツシリーズ、最新刊!

を本屋で発見して、早速購入。


今回は手紙や携帯メールの書き方色々です。(ブログもあるよ)

いかにして、気になる合コン相手から色よい携帯メールをゲットするか、などタメになる~!

逆に二度と貰えないこと間違いなしの、マナー違反メールもね…べ、べんきょうになるぅ~


相変わらず、伊藤美樹さんのイラストはほのぼのして可愛い~

漫画も。


内容も充実!

シリーズ屈指の文字量です。(手紙・メールだけに)


職場での伝言メモとかの簡潔な書き方やマナーなんかもあります。

単なる電話の伝言メモでも、目の前でポイ捨てされるとショッキングだよね~

男子諸君、気をつけて!たまにいる)



過去シリーズをまた読み返してしまった。

いつよんでもタメになるわ~

私の特に好き&タメになったのは以下の2冊。


この2冊は、新社会人になる人へのプレゼントとしても最適だと思いますよ~!


西出 博子, 伊藤 美樹
お仕事のマナーとコツ (暮らしの絵本)
井垣 利英, 伊藤 美樹
しぐさのマナーとコツ―暮らしの絵本 (暮らしの絵本)

今日は英語学習でした

本日の通勤電車内は、読書ではなく英語を勉強してみました。


学習グッズ:


Duo 3.0/鈴木 陽一
¥1,260
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DUO 3.0 CD復習用 (3)/鈴木 陽一
¥1,260
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CDは基本的に、本を読んでいる時も聞きっぱなしです。

特に音読とかシャドーイングとかしてないけど、

最近殆ど聞き取れるようになりましたよ~

CDだけじゃなくて、洋楽とか外人のインタビューとかも、

えっ?と思うほど聞こえて、自分でびっくりすることがある。


意外と効果あるんですね、ながら聞き流し。



▲ 僕のピアノコンツェルト



公式HP



公開最終週で滑り込み見れた!
じじいと少年のハートフルを期待して行ったけど、お釣りがジャラジャラ返ってきたよ!


主人公の男の子はまさにコナン!>中身はIQ180の超天才児、外見は12歳の子ども

はっ!じゃあ、じじいはアガサ博士?!

主人公の事を両親より誰より理解してるところもピタリはまる!
コナンの最終回が、このラストでも、特に驚かないわ。


神童、と呼ばれるピアノの名手に生まれついた少年の苦悩が、ストーリーの軸なので、

もっと堅苦しくて暗くて退屈かな、と思ってましたが、全然!


どちらかというと、夢のあるかんじですっごいハッピーエンド!でした。

多分、お受験とかしてる子は、ものすごーく、主人公のヴィトスに共感できると思います。


最後の何分かは、オーケストラをまるっと聴かされるけど、

ぐいぐい引き込まれて、最後はうっかりスクリーンの中の観客と一緒に、

スタンディングオベーションしそうになりました。

実際、私がみたときの会場につられて拍手をしていたお客さんがいた。


最近、映画はDVDで済ましがちだけど、この作品映画館でみておいてよかった。

まさに自分がコンサートホールにいるような一体感は、

映画館のような音響のよさがないと味わえなかったと思う。


この映画、予算が充分じゃなくて、最後のコンサートホールのシーンで、

劇場を借りる資金が足りず、やむなくそのチケットを販売した

という話を聞きました。

(つまり、映画に映っている観衆はチケット購入した一般客


映画の中でも、本当にテオくんはすごい。

吹き替えなど一切なく、全部ピアノ演奏のシーンは自分で演奏してます。

さすが、リアル神童。(国際ピアノコンクールで優勝の実績)

トゥリルの時なんか、指の動きが速くて見えないよ~


前半、天才という己との葛藤に苦しむところから、後半はヴィトスが壁を一つ突き抜けて、

有る意味痛快ですらあります。


「ウォルター少年と夏の休日」が好きなあなたに是非オススメです。


ひさしぶりに、サントラ買おうかな。



「僕のピアノコンチェルト」オリジナル・サウンドトラック/サントラ
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ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ エディション
¥4,441

▲ どろろ 3巻

どろろ (3) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)/手塚 治虫
¥590
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あ~ここで終わりなのね~。
どろろと百鬼丸のその後が知りたいよ~!
やまぴーとまさみちゃんのその後以上に! 時事ネタ。


連載雑誌が少年誌なのもあるのか、ストーリーは読者層を意識した平易な作りだったと思います。
それでも大人が引き込まれてしまうのは何故なんでしょう。


ところで、この漫画どろろと百鬼丸のダブル主演なんですよね。

何故、タイトルは百鬼丸ではなくて、どろろ、なのでしょう。

酷い境遇で道を切り開いて行き、ヒーロー的なのは百鬼丸で、どろろはどちらかというと、

少女漫画におけるどじっこヒロインです。


どじっこヒロインって、何故か冷酷非道な敵役にも愛されたりするんですよね。
どろろも正にそれで、女老人を簡単に斬り殺すような悪役に寝顔一つで

「可愛い」って言わせちゃう。

そしたら極悪人があれよあれよという内に、味方になっちゃった。


そういう悪役がどろろに情が芽生えるというシーンが作中何度もあって、

それが作品全体の救いなんですよね。

逆に百鬼丸は生まれも生き様も幸薄い。

ちょっと好きになった女の子は、ことごとくお空の星に。 いじめ?

両親からもヒドイ仕打ちをうけているのに、ひどいっす、手塚先生。


どろろは子どもというだけで、愛される。
だから、きっと幼い読者は、この漫画を読んで大人を憎むことはなかったと思います。
争いは、常に極少人数の人間の欲望によって起こっている、

ということが何度も繰り返し描かれているし。


そういうところが、大人が読んでも引き込まれてしまう一因なのかしら


しかし、本当に2人のその後が気になるわ~月9スタッフさん作ってくれないかしら。


▲ どろろ 2巻

どろろ (2) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)/手塚 治虫

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漫画だ!


だけど、その辺の小説なんか太刀打ちできない表現力とメッセージ性。
偉大だ。手塚治虫先生。


友人からの借り物です。
しばらく前話題になったどろろ映画のDVDを観て、
「原作は名作のはずなのに、こんな話だったのか?!」
と一人で騒然となったので、借りました。


借りてよかった。

危うく、手塚先生を見損なうところでした。



ところで、若い頃読んだ時は、手塚作品はどちらかというと、

BJとか大人の男キャラに注目して読んでいたのですが、今回目から鱗。


こんなに子どもキャラ可愛かったっけ?!

フォルムも可愛いけど、仕草も可愛いな~!

少年とも、少女ともつかない中性的などろろが可愛いんだ~

そしてほのかに色っぽい。


幼児体型以外のなにでもないのに、なぜ?!


手塚先生、もしやショタコンなんですか? 

いや、ロリかしら。(神への冒涜!) 

監督とか作家には多いから、そうでもおかしくない!

その方が納得するくらい、本当に不思議な魅力のある子どもキャラをお描きになります、神は。


それにしても、人の死って呆気ない。


「死」というモノが特別で、あの手この手で悲しく、

もしくは残酷に表現をされがちな現代作品から思うと、

本当にあっけなく手塚作品の中では人が死んでいきます。

戦争の最中は、大勢の死に悲しんでる暇はないんだよね。


名もないキャラは、名もないまま死に行くのです。

そこに神(作者)の救済はどこにも見あたりません。


残酷なようでいて、とてもリアル。


文庫版どろろは3巻で完結です。

明日の通勤時間が楽しみ。