タケウチが独断と偏見と浅い知識とインターネット(主にwikipedia)を駆使して大好きな『仮面ライダー』を"なんとなくで"語るこのシリーズ。
番外編という立ち位置で、前回『仮面ライダーG』について書きましたが、
他にもう一つ、記憶に新しい仮面ライダー作品があるので、今回はそれにふんわり触りたいと思います。
今回はこいつ、というかこの作品だ!
仮面ライダーアマゾンズ
です。
『ズ』です『ズ』。シャネル『ズ』の『ズ』です。
『アマゾン』といえばご存知の方も多い方と思いますが、昭和ライダーの中でも異彩を放つあの方がいますね。
かーわーいーいー
【参考過去記事】いや、必要説明だわこれ。 - 仮面ライダーアマゾン 編
これの続編か関連作品かな?と思われるかもしれませんが、
今回の『仮面ライダーアマゾンズ』は、
ライダーの造形、モチーフなどをほんのちょびっとだけ継承してるものの、
全くの別作品です。
まず『アマゾンズ』における『アマゾン』と呼ばれる存在たちは、
なーんかでっけぇ製薬会社がひっそり作ってた人工生命体です。
何千体もいます。
彼が何千体もいるわけではありません。
そんな『アマゾン』たちを中心にあーしたりこーしたりするので作品名が、
『アマゾンズ』となってるわけですねー。
赤いきつねと緑のたぬきみたいなことなのかな、知らんけど
そんな『仮面ライダーアマゾンズ』に登場する仮面ライダーを紹介したいと思います。
作中では"仮面ライダー"という言葉は使われません。
『アマゾン』たちは人間態とアマゾン態で姿を変えられ、その中でも変身ベルトを使ってアマゾン態に変身するやつらを設定上仮面ライダーとしています。
まず主人公である水澤遥が変身する仮面ライダーアマゾンオメガです。
昭和ライダーのアマゾンを彷彿とさせるカラーリングですよね。
緑、赤、黄色
昭和ライダーのアマゾンが『田舎』だとするとこのアマゾンオメガは『都会』って感じがします。
『お前も東京来いよ!わけわかんねぇ奴らいっぱいいて楽しぞ!ヤベェから!ハロウィンの時の渋谷ヤベェから!』
『トーキョー?アマゾン、モリ、スキ。ワケワカンナイノ、ニガテ。』
そしてもう一人の主人公、
仮面ライダーアマゾンアルファです。
もうこいつの造形は昭和ライダーのアマゾンそのままといってもいいくらいです。
レッドメタリック感、かっこいいですよね。
『アマゾン』っていう名前に対しての先入観からかやっぱりこのアルファの方がカッコよく感じてしまいます。
昭和ライダーのアマゾンが『田舎』だとすると、このアルファは『都会を意識し始めた田舎』ですね。
『お前そんな土みたいな色合いしてたら東京行った時笑われちまうぞ!変えろ変えろ!俺みたいにピカっと変えろ!』
『アマゾン、モリ、スキ。モリニハツチアル。ダカラトイッテハナンデスガツチモスキ。』
オメガとアルファの二人のアマゾンが、物語の中核となっているのです。
大人向けの子供楽しめる仮面ライダー
従来の仮面ライダー、特に平成中期〜後期の仮面ライダーが、
子供向けの大人も楽しめるライダーだとするとこの『仮面ライダーアマゾンズ』は
大人向けの子供も楽しめるライダーなんじゃないでしょうか。
まず全体的な作品の色合いが暗めです。
明るさをすごく絞ってます。
ストーリーも比較的重めに作られてるので、それと相まってテレビシリーズのライダーとの差別化がなされてますね。
この色合いの中でライダー達のメタリック感がカッコよく際立っていると思います。
ラブホみたいにとにかくキラキラさせた彼とは大違いです。
その時の記事のスクショ↓
【過去参考記事】最終的にラブホみたいに己をキラキラさせてくる仮面ライダーウィザードについて
あと戦闘シーンにおける描写がリアルです。
よく体液にまみれます。
俺はできればローションにまみれたいんですが、
テレビシリーズの仮面ライダーでは避けてる描写を惜しげもなく晒してきます。
"ぐしゃぁ"とか"ぶしゃぁ"とか"ぐさぁ"とかの擬音が合いそうな感じです。
もしアマゾンズのライダー達がエグゼイドの世界を見たらびっくりするんじゃないですかね。
『HIT!』
じゃねぇよ。
どことなくねぇ、
『仮面ライダークウガ』でのラストバトルのあの雰囲気が作品通してずっと漂ってる感じですね『アマゾンズ』は。
ストーリー、役者さんの演技、前述の作品全体のビジュアル感、等総合するとホント
"大人向けの"って感じはしますよね。
『生きるってことは』みたいなことをストーリーからは感じました。
この『仮面ライダーアマゾンズ』はAmzonプライムで観ることができますので、
気になった方はぜひ。
episode2まであって、2ではまた新しい主人公『アマゾンネオ』というやつも出てきます。
映画版も作られるくらい人気の作品です。
東映の公式Youtubeチャンネルでまとめがあります。
ということで今回は
『大人向けの子供も楽しめるライダー 仮面ライダーアマゾンズ』
をお送りしました!
『基本的には中年世代向けの子供も楽しめるバンド フラチナリズム』
も絶賛活動中です。
映像からわかる通りお客さんの年齢層は高め。
『第二の青春』としても楽しんでもらえるフラチナリズムです。
子供連れの大人が楽しめる、
まさにバンド界のアマゾンズ。
お後がよろしいようで(よろしくはない)。