前回の「仮面ライダーX」を受けまして、
来ますよ!あの問題児が来ますよ!心の準備はいいですか!?
はい今回はこいつ!!
です。
わかるでしょ!?俺の言いたいことわかるでしょ!?
少年タケウチはこのアマゾンのビジュアルを初めて見た時、
「な、なんだこの仮面ライダーは…?な、なんなんだ…」
と思いました。
大人になって言葉を知って、もし今初めてアマゾンを見たら
「いや、説明必要だろこれ。」
って迷わず言うと思います。
仮面ライダーアマゾンはこの見てくれの衝撃に違わず、様々な側面でこちらに衝撃をくれます。
-そりゃ変身した後がそうだもん、そうなるよね。-
まずこの仮面ライダーアマゾンに変身する山本大介という人物をご覧下さい。
彼は生後まもない頃に飛行機事故に遭いアマゾンで遭難。野生の動物たちに囲まれて育ちます。
ここまでの設定はこいつと一緒です。
訳あって生まれ故郷である日本へと渡るのですが、もちろんその後もこの格好で街中を走り回ります。
現代だったらSNSで動画上げられてバズるに決まってます。
「ジャングルライフスタイル」みたいなのでInstagramやろうものなら間違いなくそれで食ってることでしょう。
-野生の学習能力-
アマゾンで育った彼ですから最初はもちろん言葉が喋れず、周りとうまくコミュニケーシンがとれません。
そりゃもう壊滅的にコミュニケーションがとれません。
作中あまりに周りに溶け込めずホームシックにかかり、悪の組織との戦いを放棄してアマゾンに帰ろうとしたことさえあります。
ですが、そんなアマゾンと心を通わせることができる少年がいました。
まさひこ君は周りに溶け込めないアマゾンに優しく言葉を教えます。
その甲斐あってか南米の密林で野生の動物に育てられたアマゾンは割と早い段階で流暢に日本語を話せるようなります。
学習能力の高さどうなってんねん。
-え!?えーーーーーー!?-
そんなアマゾン(自分のことを"アマゾン"と呼ぶため周りも変身前後関係なく"アマゾン"と呼びます)は「アー・マー・ゾーン!」となんか手をばたばたさせながら叫ぶことによって変身します。
まとめると、
アマゾンで育ったアマゾンがアーマーゾーンと叫ぶことでアマゾンに変身するのでそれはもうアマゾンです。
さらに特筆すべきはアマゾンの必殺技です。
これまでの仮面ライダーはなんだかんだキックで敵にトドメを刺してきました。(ライダーマンは除きますが)
アマゾンで育ったアマゾンはそんなまどろっこしいことはしません。
手に付いている鋭いヒレを使って敵を切り裂きます。
とたかをくくってた敵もまさかこうされるとは思ってるはずもなく、この顔です。
「大切断」
という技です。
これを食らおうものなら敵はひとたまりもありません。
上の写真の様に体液なのか何かを吹き出します。(この演出も当時は衝撃的でした)
かと思えば、ダイヤモンドカッターでももうちょい粗く切れちゃうよってくらい綺麗に切り裂く時もあります。
ここまで来ると言わずもがなですが、
もちろん敵に噛み付きます。
「俺の大好きな仮面ライダーは一体どこに…」
状態に陥りそうになるのをなんとかこらえ、今
やアマゾンは俺の好きなライダーでもトップクラスに位置します。
アマゾンはアマゾンがアマゾンたることを決して裏切りません。
-敵も衝撃的-
このシリーズでは長さの関係から仮面ライダーの敵怪人のことまでは触れませんが、アマゾンに出てくる敵怪人の中でやばいやつがいるのでそれだけは紹介させて下さい。
「十面鬼」です。
そりゃアマゾンだってこんな顔がいっぱいあったらどれを見ていいのかパニックです。
以上のように今まで仮面ライダー像を完全にぶち壊し、衝撃的でありながらも最終的にはかっこよくて好きになっちゃう。
そんな仮面ライダーアマゾン。気になりましたらぜひチェックしてみて下さい。
ちなみに敵であるガランダー帝国を壊滅させた「南米アマゾンで育ち」「南米アマゾンで育ったならではの格好をし」「南米アマゾンで育ったならではの戦いを繰り広げた」仮面ライダーアマゾンは最後、
綺麗な白いスーツを着て南米アマゾンへと帰ります。
次回は、
アメフト選手じゃないぜ!-仮面ライダーストロンガー編
をお送りします。