心の傷はだれにでも
自分の観察を続けているうちに少しずつわかってきたのは、すべてが「わたし」の記憶と経験につながっているということ娘の機嫌が悪いと、理由はともかく一刻も早く娘の機嫌をなおしたい!なおさねば!という気持ちになる。今まではそれを母親の役目だから当たり前と思ってきた。でもいろいろなものを読んで、人の感情や機嫌を変えることは本人にしかできないってことを知ったそうだったの~そして思い出した!小さい時の記憶。「わたし」はいつも母の機嫌を気にしていて、そのために自分がなんとかうまく立ち回ろうとしてきたことを実家の母はとにかく自分中心で地球が回っている感情は激情型だったし気分屋でいつもまわりにそれをふりまいていた。だから子供の頃は母の機嫌が悪いことは一大事だったいったん怒らせるとおさまるまで口を聞いてもらえない…それが一週間続くこともあったその間のいたたまれない空気感を今もおぼえているだから私たち兄妹はなるべく母の地雷を踏まないよういつも細心の注意を払っていた。普段から母の機嫌が良い状態を作ることを無意識に選んで行動していたのだと今になって思う。すっかり常態化していたのでこれまで疑問に思うことはなかった。うちはたまたま父親より母親が強い家なんだろうな~くらいのもの。しかしだそのもう忘れ去った幼い頃の自分の感情が、心にしっかり刻まれて今も残っているなんて!そのことが知らずに大人になった私の生活をさいなんでいるという驚愕の事実これが心の傷ってやつなのか…そんな大それたものが私の中にあったとは…一度気づくと心の傷はつぎつぎと、ザクザクと、出てくるは出てくるはの大当たりだった