こんにちは。松野ふみです。
今日は「気持ちを吐き出す」について。
気持ちに善悪はありません。
どんなことを思ったっていい。
だから、吐き出したいなら
吐き出せばいいんですよー。
誰かに話すことで、
一人で考えているよりも
自分の気持ちの輪郭が
浮かび上がることもあります。
考えていたことが整理されるときも
あるでしょうし、
自分のことを客観的に見ることにも
つながるでしょう。
さて。今日はその先です。
いつもいつも
「とにかく聞いてもらいたい」
で心がいっぱいな時。
そんな時に共通していることを
２つお話します。
1つめは、
感じるのをやめていること。
これ、私も、よくあります。
目の前のことではなく
思考が、他のことに
向いてしまうのです。
例えば、
友だちと食事をしながらも
「相手は楽しんでるかな？」
「この後、どうやって過ごそう…」と
考えてしまうとか。
そうすると、目の前のこと、
美味しいとか、楽しいとかを
感じられないですよね。
感情を感じない癖を
持っている人もいます。
相手に対して
本当は怒りを感じたのに
怒ってないふりをしたりとか。
感情を感じないようにしているから、
自分の怒りにも気づかず
ヘラヘラと笑ってしまう人もいます。
こんな風に
感情を感じない生活をしていると
感情が溜まっていくんです。
だから、
いつも胸がモヤモヤしている。
そして、一度 口を開けば
堰を切ったように
言葉が溢れてくるのです。
2つ目。
気持ちを吐き出したい人って
安心できていないことが多いです。
自分で自分に
ダメ出しをしている人もいます。
周りは敵だと感じて
常にファインティングポーズで
身を固めている人もいます。
本当の姿を見られないように
常に周りを警戒している人もいます。
肩、凝っちゃうよね。
息が苦しくなるよね。
ええ、わかります。
責めて責められて、全く安心できない。
でもね、人間だもの。
安心したいじゃない？？
だからこそ
気持ちを吐き出すことで
安心を手に入れようとするのです。
さて。
気持ちが、いっぱいになってしまう前に
自分でできることは、何でしょう？
まずは、
目の前のことに集中する
ってことがあります。
真面目な人ほど、
相手のことを考えたり
先を読んだりしがちです。
ママは、食事してても
仕事してても
家事してても、何してても
頭の片隅には、
子どものことがありますよね。
私も2児の母なので、
とてもよくわかります。
だから、
ほんの一瞬でもいいから
「自分」や「今」を感じようと
意識すればいい。
できなくてもいいんです。
ちょっとずつ、ちょっとずつの
積み重ねが、
自分への優しさになるから。
参考記事
自分の面倒は、自分で見るしかないのだ。
さらに。
「吐き出したい」気持ちの
向こう側を探ってみるのも
だいじ です。
吐き出すことで、
得ようとしているものは何ですか？
吐き出すことで、
「自分が正しい」と証明したいなら
自分の中に、「正しくないかも」が
隠れているということだし
「大変だったね」と言って欲しいなら
かわいそうな自分が
自分の心に居るということ。
「わかって欲しい」が強いなら
孤独や寂しさを感じているということ。
ああ、自分は
こういう状態なんだな、
こう感じてるんだな、と
わかるだけでいいんです。
そうやって、
自分について知っていけば
振り回されなくなりますから。
【おしらせ】
日本人に多いマイルールbest７
をまとめたテキストを作りました。
（10月末までの期間限定・無料）
マイルールについてはこちらを参考に
近日中に、
モニターセッションのご案内をしますので、
ぜひ、こちらもご活用くださいね。
セッションの感想はこちらです（一部）
自分を分かってあげる事が出来るようになりました感想のまとめはこちらから → 【継続セッションご感想】まとめ
質問などは、こちらからどうぞ～。
ありがとうございます。