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このシリーズの記事
CIAとNGO
前回までは、イスラエルが中東に君臨するため、ネオコンを通じてアメリカを操り、イラク戦争などを引き起こしていることを書きました。
今回はCIAを使った謀略について書いていきます。
◆CIA
映画などでおなじみのCIAです。ちょっとwikipediaを参考に調べてみました。
ラングレーにあるCIA本部のロビー。現在はジョージ・ブッシュ情報センターと改称されている。
CIAは、外国での諜報を行う、アメリカ大統領直属の情報機関である。
アメリカ合衆国政府機関、軍の情報機関の中央にある情報機関なので、
中央情報局、CentralIntelligenceAgencyでCIAという。
CIAは創設期からイスラエル諜報特務庁モサドやイギリス秘密情報部MI6とつながりが深い。
CIAの一般的な活動は、以下の通りである。
- 親米政権樹立の援助
- 反米政権打倒の援助
- アメリカ合衆国に敵対する指導者の暗殺
- 外国軍隊への拷問指導-中南米など。
- 外国のジャーナリストのスパイ・協力者獲得-日本など。
- 外国の保守政党の選挙に資金提供
- 外国の左派政党の弱体化
- 外国の与野党に親米政治家育成-日本など。
- 国内・国外でのスパイ養成
- アメリカ軍の戦闘地域での情報収集-ヒューミントの他、無人偵察機を使用したものを含む。
- 外国の政治・軍事・経済情報の収集
- 外国での情報操作
- 反政府組織などの援助、人材育成
- インターネット上での諜報活動/謀略活動
- クラッカー養成
- (外国への)サイバー攻撃
パキスタン、イエメンなどで無人偵察機プレデターでイスラーム主義テロ組織の指導者を暗殺している。
2006年5月、「テロリスト関係者若しくはそれらと接触した人物」をアメリカ入国の際に拉致し、国内法の及ばない地域(シリアやグァンタナモ米軍基地)の秘密収容所に、取調べを口実に収監していた事が判明。2006年9月、ブッシュ大統領は秘密施設の存在を認め、この秘密施設でのCIAによる取調べを「CIAプログラム」と表現した。
参考:中央情報局 | Wikipedia
映画さながらに、現実でもスパイ、政治工作、誘拐、暗殺とやりたい放題です。
◆CIAのNGOを使った陰謀
この図には、アメリカの世界各国への介入のやり方が書かれています。
順番に説明してきます。
図の一番上が『USAID,米国国際開発庁』と『CIA』です。
『USAID,米国国際開発庁』はペンタゴンの監督下で、外国への”非軍事的な援助”をおこないます。
『CIA』は外国での様々な諜報をおこないます。
しかし、冷戦時代、CIAの成果がイマイチであったため、CIAが公然と動けるように、隠れ蓑になる団体が設立されました。
それが1983年に設立された、『NED,全米民主主義基金』です。
NEDは表向きには「他国の民主化を支援」が目的のNGOですが、その資金はすべてアメリカ議会から出資され、CIAの隠れ蓑になっています。
なお、ブッシュJr政権下では、中東を民主化するため、予算は倍以上に増額されました。
NEDはその資金を、さらに4つの団体に分配します。
- 『IRI,国際共和党研究所』
- 『NDI,国立民主研究所』
- 『CIPE,国際民間企業センター』
- 『Solidarity Center,連帯センター』
各団体は、「世界の民主主義、自由のために活動すること」を標榜していますが、実際はCIAの工作機関です。
ロシアは、帝国主義時代、最初に植民地候補の国へ乗り込んでいった宣教師にならい、これらNGOを『現代の宣教師』と呼んでいます。
これらの組織は、さらに下部にNGOが並びます。
『フリーダムハウス』米国政府が資金提供するNGO。民主主義、政治的自由、および人権に関する調査と擁護を行う。
『アルバート・アインシュタイン研究所』ジーン・シャープ博士によって設立されたNGOで、紛争における非暴力革命行動を促進する。
『OSF,オープン・ソサエティ財団』は、ハンガリー生まれのユダヤ人投資家のジョージ・ソロスによって設立されました。社会正義、教育、公衆衛生、メディアの独立の助成を掲げ、1993年の設立以降、110億ドル以上の支援を行っている。
このようなCIAの手先のNGO群が、独裁国家に”自由と民主化活動”をもたらします。
…つまりアメリカにとって都合の悪い国に革命をおこすのです。
◆色の革命、または花の革命
実際に、CIAとその手先のNGOの活動を見てみましょう。それらは『色の革命』、または『花の革命』と呼ばれています。
色の革命
2000年ごろから、中・東欧や中央アジアの旧共産圏諸国で起こった一連のアメリカ(CIA)主導の政権交代を総体的に指す。色の革命では、その象徴として色や花が当てはめられた。
(中略)
いずれも問題とされていた選挙の結果を受けて大群衆が街頭で抗議行動を実施し、反体制派から独裁者とされていたそれぞれの国の指導者の辞任や打倒につながった。
それらの運動の背後ではジョージ・ソロスの主宰する「ソロス財団」が関与するなど、“独裁・圧政的な政権”に対する“民主化ドミノ”(=政治体制親米化)を起こさせたいアメリカ合衆国国務省の存在が繰り返し囁かれている。
引用:色の革命 | Wikipedia
2000年、ユーゴスラビア【ブルドーザー革命】
ユーゴスラヴィア大統領ミロシェヴィッチを市民デモで退陣に追い込んだ。
学生組織オトポール!(セルビア語で「抵抗!」の意)が中心となり、そのメンバーは後の他国における革命に関与していった。
2003年、グルジア【バラ革命】
1992年以降、グルジアはシェワルナゼ大統領が統治していた。大統領選挙で不正が疑われ、大規模なデモが発生、シェワルナゼ大統領は逃亡を余儀なくされた。再選挙で野党党首が新大統領に当選した。
市民抵抗運動団体クマラ(グルジア語で「もうたくさんだ!」)が中心となった。
2004年、ウクライナ【オレンジ革命】
大統領選挙の決選投票を巡って争いとなり、その後再び決選投票が実施され、野党が当選した。
青年団体ポラ(ウクライナ語で「今こそ!」)が中心となった。
2005年、キルギス【チューリップ革命】
キルギス議会選挙の結果で紛争し、反政府デモが頻発し、大統領アカエフが辞任した。
青年抗議運動団体ケルケル(キルギス語で「素晴らしさの復興と輝き」)が中心となった。
2005年、レバノン【杉の革命】
ハリーリー前首相が暗殺された。 宗派対立が目立つレバノンにおいては珍しく国民が団結し、大規模なデモが発生。前首相が反シリアであったためシリアが暗殺したとみなされ、親シリアの現政権と、レバノン駐留中だったシリア軍を撤退に追い込んだ。
これらの革命では一様に青年団体へアメリカのNGOからの資金と知識援助が行われております。こうして旧共産圏諸国(レバノンは除く)の政権を転覆させていったのです。
次の記事→【陰謀】『アラブの春』の真実⑤ CIA工作による『アラブの春』
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