人は、自分の目(自分がかけているメガネ)を通してしか物事を見ることができない。
人は、自分の耳(自分の補聴器)を通して拾った音しか聴くことができない。
すべて受け取るときには、自分フィルターが掛かっている。
ちゃんと見えていないようなら、もっと見えるメガネに。
よく聴こえていないなら、もっと聴こえる補聴器に。
小さな器しか持っていないなら、その器を広げていくように。
チェックするべきところは、相手じゃなくて「自分」。
いつだって、まず自分。
忘れないようにしよう。
お義母さんの補聴器の調整に付き添ってきたのだけど……
補聴器つけてなかった期間(約2年?)、ほとんどまともに聴こえてなかったみたい。
もうちょっとまわりの声が聞こえているかと思っていたから、
いろいろびっくりだった。
なんとなく聴こえた言葉をつなぎ合わせて、なんとなくの想像で相槌打ったり
笑ったりしてごまかしてきていたような感じらしく( 一一)
この2年近く聴こえてないまま、病院とか一人でいってたのが衝撃……
マスクにアクリル板の向こうの人が何言っていても、まったく聴き取れてなかったってことだし、
診察で先生に何言われてもどんなアドバイスをもらっていても、
よくわかってなかったってことだし。
だから、薬飲まなくていいの飲んでたり、飲まなくちゃいけないヤツを飲まなかったりしてたのか。
新しく調整した補聴器をお試しでつけて帰って来たんだけど、
帰り道普通にしゃべってたら、「ちょっとkokkoさん、うるさいわ」って言われちゃったよ(汗
今までがあまりに音のない世界にいたせいで、普通の音がみんなうるさく感じるみたい。
しみじみ、チェックするべきところは「自分」。
相手じゃなくて自分を見ないと。って思ったよ(;^_^A
自分の眼鏡も新しくしたいのだけど、
人のあれこれに付き添ってる、付き合ってる日々で、
なかなか自分のことまでできないのが(ノД`)・゜・。
来月まだ何回か補聴器の調整に付き合わなくちゃいけないみたい。
あんなに聴こえてないって知っちゃったら怖くて、補聴器つけてないお義母さん、
ひとりで外に出せないよ……
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