バヌアツ人は一体何を食べるのでしょうか?
まず、何といってもバナナ、タロイモ、キャッサバ、ヤムイモ!
今まで中学校の社会科の資料集でしか見たことがなかったものでした。
これを現地では「ラプラプ」という伝統料理にして食べるんです。
バナナの葉の上に擦ったタロイモまたはバナナをのせ、ココナッツ・ミルクをまぶし、バナナの葉をかぶせ大きな石を置き蒸し、出来上がると丁度こんにゃくのような弾力のある食べ物になります。
これを切って皆で頂くんですが、味は・・・ラプラプとしか例えようがありません。笑

他にはそこら中を歩く鶏。
海に近いこともあり、魚。
地域性か、日本人には馴染みのない魚も捕って食べます。
七色のエメラルド色をした魚やエンゼルフィッシュのような魚。
最初は抵抗ありましたが、手づかみで食べる焼き魚は美味しいんです。
たまに鮫もコウモリも食べました。
結婚式などのお祝い事では牛肉、豚肉も食べるんですが、日本のようにパックに包装されているわけもなく、牛もその場で皮を剥ぎ・・・とにかく、自然と共に生きていました。
首都などではオーストラリア米が輸入され、米も食べるようです。
バヌアツは工場が少なく、輸入に頼っているため首都のスーパーに並ぶ食料品は法外なほど高いんです。
例えば日本では300円程で手に入るコーンフレークなど、バヌアツでは1000円もする高級品に・・・。
だから島に住む人達はほとんど自給自足の生活を続けています。
・・・
バヌアツの朝は鶏の鳴き声から始まります。
朝7時から皆で朝食を戴くんですが、毎朝ちょっとリッチにもレモンティーが飲めるんです。
レモンティーといってもリプ○ン等はもちろんこの島にはありません。
ではどうするかというとやかんで先ず雨水を沸かします。
そして外にあるレモンの木の葉っぱを一枚取ってきてコップに入れお湯を注ぎます。
最後に買いだめしてある砂糖の缶から砂糖を入れ、かき混ぜれば出来上がり!
キリスト教であるバヌアツは毎回、食事は神様へのお祈りから始まります・・・。
アーメン。
お祈りを終え、レモンティーを飲もうとしますが、神様が僕に試練を与えているのか、それとも買い置きしてある砂糖の缶が問題なのか、砂糖と一緒に多量のアリもレモンティーに入っていました・・・。
だからコップの水面にプカプカとアリが・・・。
指で取り出すのも何だか失礼な感じがするので、いつも「頂きます!」と覚悟して一気に飲み干しました。
(あぁ~今、食道にアリが入っている~!)
・・・
日本とは異なる環境、食生活からか、数ヶ月間で3度、情けないことに僕は体調を崩してしまいました。
中でも三度目は一番ひどかったです。
悶絶するほど激しい腹痛に襲われ、もう、これは死ぬと思いました。
今までラグビーをしてき、少しは痛みに強いはずだったんですが、今回ばっかしは本当に駄目だと思いました。
島には病院や薬局もありません。
仕方がなくホームステイをしているホストファザーに藁にもすがる思いで頼みました。
「腹が痛くて死にそうなんです。どうにかしてくれませんか・・・」
こちらの必死さが伝わったのか、「これは大変だ!」と思ってくれたようで、険しい表情を浮かべ、「ならそこに寝ろ」と言ってきました。
(うぅ・・・頼む・・・)
僕は言われるがままにそこに仰向けで横たわりました。
すると彼は奥からなんと聖書を持ってきて僕のお腹の上に置き、祈り始めました!
「オ~ゴッド~、オ~ゴッド~!」
・・・
(ふざけんな!!!)
・・・
でもその真剣な彼の表情にどうすることも出来なせんでした。
トホホでした。
諦めてその日は一日中寝ました・・・が、翌日驚いたことに完全に治っていたんです!
・・・
(うわぁ~神様はやはりおられるのか!)
ホストファザーに「ありがとう」と言うとわが事のように喜んでくれました
・・・
神様、いや仏様?どちらでもいいけど、ありがとう!


























