マレウス・モンストロルム | 梟の転寝

梟の転寝

 「梟の転寝(ふくろうのうたたね)」は、読んだり書いたりの日々を送る私の、日記みたいな、備忘録みたいな、そんな代物です。ちょこちょこっと、あれこれ書いてみますね。


 ふふ。ふふふ。ふふふふ。

 すみません。思わず笑みが。
 それも、不敵とゆか、むしろ不適なカンジの。

 遂に買ってしまいました…。発売から4年。書店で見かける度に「こんなけしからんモノが普通に発売されるとは、世も末とゆか新世紀とゆか…」と、心の触手をウネウネさせていた、禁断の書を。

 その書とは。書とは。とはあああ!
 『マレウス・モンストロルム』。
 日本語だと『怪物への鉄槌』。

 『マレウス・モンストロルム』は、『クトゥルフ神話TRPG』のサプリメント。一時期、『這いよれ! ニャル子さん』のアニメ化で脚光を浴びた、クトゥルフ神話(クトゥルー神話、ク・リトル・リトル神話とも)の世界で遊ぶテーブルトーク・ロールプレイングゲームの、あったら便利な関連書籍です。いや、コレ、便利ってレベルじゃないですよ。版を重ねてるのが納得できます。

 じゃあ、なんで今まで買ってなかったのかと言いますと、まぁ、ここ数年、クトゥルフ神話からちょっと距離を置いていた事もありますが、この『マレウス・モンストロルム』に収録されているのは、『クトゥルフ神話TRPG』が誕生して以来、次々と追加された神々やクリーチャーの大半。中には、かつての私が自分でデータを考えてシナリオに登場させたり、黒歴史ノートの中に眠らせた連中の公式データも、当然含まれている訳ですよ。

 ああ…見てみたい。ゴクリ。
 でも、見てしまったら、何かが失われてしまう気もする…。こう、青春の光と闇的なモノが。もう取り戻せないカンジの。
 そんな葛藤があったのです。
 わっかんないかなっ、この気持ちっ。

 結論から言えば、失われるどころか、むしろ取り戻す事ができました。
 クトゥルフ神話に対する、熱病の如き探求心を。
 もっと混沌を! 更なる悪夢を!

 多忙な時期になると放置したり、再開すると記事の傾向が変わってしまうブログですが、この『マレウス・モンストロルム』を、更新のカンフル剤として活用してみようと思っています。数年前に立ち上げようとして頓挫した、クトゥルフ神話サイトの準備も兼ねて。


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