「Alone Against The Flame」 | 梟の転寝

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 「梟の転寝(ふくろうのうたたね)」は、読んだり書いたりの日々を送る私の、日記みたいな、備忘録みたいな、そんな代物です。ちょこちょこっと、あれこれ書いてみますね。

 昨年の12月、『クトゥルフ神話TRPG』が、長年担ってきた役割を『新クトゥルフ神話TRPGルールブック』へと引き継ぎました。

 

 

 

 

 いや、まだクラシックなルールも現役だとは思うのですが。慣れたルールで遊ぶのが一番だと思いますし。私も以前から『新』のルールは未訳のシナリオ等で把握していましたが、別にそう慌てて『新』に移行する必要はないように思いますですよ。

 

 などと思っていたら、2月に『新クトゥルフ神話TRPGスタートセット』が発売。私は多忙だったので「もう少し趣味に時間を割けるようになってから買えばいいか」と考え、先日、ようやく購入できました。

 

 

 

 

 で、ですね。内容を確認して、収録されているソロシナリオを見て、まずは苦笑い。

 「Alone Against The Flame」。2016年に発売された、現行のルールを反映したソロシナリオですね。題名は「一人炎に立ち向かう」と翻訳されましたか。なるほど。

 何故、苦笑いしているかと言いますと、ですね。

 実は私、何年か前に、このソロシナリオをAmazonで購入済みでして、翻訳しながら遊んで、ブログのネタにしようとしていた事があるのですよ!

 

 

 

 

 多忙になってしまったので、結局は放置してしまったのですが、なんと、公式に翻訳されてしまったか。私の英語能力はもう本気で大した事がないので、真面目に取り組んでいても最終的には投げ出していたかもしれませんですし、こうして日本語で読めるようになったのは正直、ありがたいです。持つべきものは公式ですな。

 

 まだ、きちんとプレイしていないのでソロシナリオの感想の類は控えたいですが、このスタートブック、旧ルールブックに収録されていたシナリオを、『新』仕様で収録しているのですな。ああ、この様子では、新旧ルールブックが住み分けするという訳にはいかないのか。残念無念。

 

 今となっては伝説のシナリオ「ペーパー・チェイス」が収録されている事には懐かしさのあまりに悶絶です。この調子で、様々なシナリオが再訳される事を期待しますですよ。