ブログのタイトルも一新し、約6年ぶりに更新します。

 

振り返ると上海への単身赴任やアビスパの事など、よく書いていたと思います。

 

その間、子供もサッカーをはじめ、なかなかアビスパ観戦にも行けなくなりました。

 

今後は子供のサッカーの試合やその他、いろいろと更新したいと思います。

 

首位、柏レイソルと5連勝中のアビスパ。


柏相手にどこまでやれるか、そして倒せるかが焦点だったゲーム。

それにしても柏を見るのは、2004年の入替戦以来。


前半途中までは、柏もパスの出してを探す程、よく守備ができていた。
末吉、久藤の惜しいシュートもあり、いい流れもあったが
32分、一瞬のパス回しについていけず、レアンドロに先制を許す。
そして、39分にもこれも林に1対1を決められ、2-0。


後半も選手交代で活路を見出そうとするが、
柏の組織的な守備、個々のクオリティの高さの前になす術もなく終了。


守備陣も体を張って防いだが、CB丹羽大輝の欠場が痛かった。
中盤も永里、田中祐にマークをつけられ自由にさせてもらえず。
FWもキープしての展開や崩してのフィニッシュがみられなかった。


シュート数 4:14が試合を語っているが、
本当にこのような負けを目の前にするのは、久しぶりだった。
現時点では完全な力負け。


しかし、全く通用しなかったわけではない。
この悔しさをバネに残り試合を戦って欲しい。


いつかは連勝も止まるもの。
若手が多いアビスパの選手達には良い経験となったはず。


来年はJ1でリベンジする為、今年は絶対に昇格を。

そして今度は、やられた借りは返してやれ。

今年に入って初めてのブログUP。
そうこうしているうちに、開幕からはや1週間。


■開幕ダッシュ
第一節 甲府に3-1、第二節 札幌に3-0、
まさに見事なまでのロケットスタート。
まだまだ時期は早いが、首位とは気持ちいいもの。


■危機を察知するボランチ
友人からの情報やTVでみた限りでは、

中町、末吉の2人の働きは大きい。
相手を自由にさせず、パスの起点を潰すことにより、
自然と流れが呼びこめていると思う。
阿部、鈴木淳、久藤の押さえてのスタメンだけのことはある。


■両サイドの活性化
また永里の加入も多きい。彼の運動量、能力は、本当にたいしたもの。
おかげで右の田中佑がますます活きて、

相手チームには脅威の両サイドになってきている。


■楽しみな今後
甲府、札幌とも本調子ではなかったと思うが、

昇格候補を直接叩けたのは本当に大きい。
まだ久藤を温存、阿部も出番が無く、中盤の層は厚くなってきた。
FWも吉原が途中から入っているが、

徐々に慣れれば点にも絡めると思う。
DF、GKも今のところ及第点。


ここ数年、開幕からエンジンのかかりが遅かったアビスパだが、

今年の流れはすごく良い。
フロントが改革されたことも、一因として大いにあることだろう。


次節は、昇格候補一番手の柏レイソルとアウェーにて。
ここでも好勝負をして、勝ち点を奪って福岡に帰ってきて欲しい。

本当に何年かぶりに楽しめそうな一年となってきた。

■今季のベストゲーム

試合開始と共に即エンジンがかかったアビスパ。

流れるようなパス交換から、FW高橋のワンテンポ間をおいたシュートで先制!

開始わずか50秒。(自分が振り返ってみたときは、58秒を指していた。)

こんなに早い時間に点をとったことは、かつてみたことなかった。


その後も、MF久藤がゲームを組み立て、攻撃陣も長短、

スローファーストのパスがおもしろいようにつながるゲーム。

そして30分、その久藤のセンタリングを2列目から走りこんだ

FW大久保がこれもまた見事なヘッドで2点目をゲット。


後半に入り、1点は取られたが、ダメ押しはFW田中の

ファーサイドへのシュートがゴールに吸い込まれ、3対1で終了。


やはり選手個々のポテンシャルは高く、

これだけのゲームをやれるだけに

序盤での連敗や大敗が大きく最後まで響いた今期となった。

後、1試合選手には頑張って欲しい。


■責任の所在は?

今期も終了を待たずして、9人もの選手が解雇されることとなった。

プロの世界では仕方ないことといえ、首をかしげたくなるような選手も中にはいる。


しかし、監督は何故、続投なのか?

少しは責任を感じているのか?

全くこのチームの人事は、通常では考えられないことが起こる。


最終セレモニーのブーイングも社長や監督には堪えていないだろう。

ただ、自分は社長や監督の挨拶など聞きたくもなかったので、

スタジアムを後にしたが。。


■応援ボイコット

この日、アビスパサポーター団体による応援は無し。

ヴェルディサポーターの声が響くレベルファイブスタジアム。

大人の事情を知らない小学生たちは、大きな声で「博多の男なら~」、

「アビスパ福岡!」を声の限り叫んでいる。

正直、複雑な思いで、胸が痛む。

「この少年たちの目には、この風景はどのように写っているのだろう。」


ボイコットは苦渋の選択とあった。

自分も理解はできるが、アビスパのために1人でも闘っている選手が

いれば、やはり応援するのがサポーターではないだろうか。


■闘う集団VS戦術なき迷走集団

応援がないため、試合中、選手の声はいつもより聞こえる。

アビスパで声がよく聞こえたのは、丹羽大輝。

久々のボランチだったせいもあり、動きはまだまだであったが

「右 左!」の声を出し、おそらく一番走っていたと思う。

ジャンボも前から体を張っていた。

しかし、この成績からもわかる通り、指示の声も少なく、

すっかりおとなしいチームになった。


一方のヴェルディは、アビスパディフェンスの甘いおかげで

ボールを難なくキープして、試合の主導権をにぎる。

レアンドロのシュートは、自分も「あっ、打たれる」と思った瞬間、

右足一閃、ゴールにつきささった。

それほど誰も寄せず、シュートコースもがら空きだった。


その後、アビスパは運よく田中のゴールが決まる。

ちょうど自分は相手ゴールの延長戦上にいたので、

ボール2つ分くらいはゴールラインを割っていたがよくみえた。

しかし、ヴェルディサイドは猛抗議。

無理もない、ラインズマンはなにもアクションをしていなかったから。

一体、どこをみてたのか?


結局、大黒のPKが決勝点。

必死に追いかけた丹羽が倒した形になったが彼は責められない。

むしろよく闘ってくれたと思う。


ヴェルディはものすごく強いとは感じなかったが、

ベンチも含めた選手も抗議するなど一体感はあった。

この分なら上位に上っていけるだろう。


アビスパは、チームとしてではなく個人として闘っていた。

相変わらず不安定なセンターバックコンビ、簡単に突破される左サイド、

走らない(走れない?)右サイドハーフ、繰り返されるミス。

前回の観戦時から進歩よりも退化している感がある。


■このチームは、どこへ向かうのか?

第2クールは、第1クールよりも悲惨な成績になりそうな予感。

篠田監督、あなたが辞めてもサポーターが恨むことはないでしょう。

むしろ潔いと評価されて、あなたの未来を応援することでしょう。


意見交換会にも出席せず自分の意見などもたない社長、

いつもピントがずれているGM。

おそらく組織を解体しない限り、悲劇は繰り返されるのだろう。


■自分の為に闘うべし!

しかし、試合は待ってくれない。

次は鳥栖との九州ダービー。

選手は自分のために闘ってくれ。

その姿をサポーターは見ている。

ひょっとしたら相手の監督やスカウトもみているかもしれない。

そうすれば、今後オファーもくることだろう。

そう思って闘う選手が増える事を期待します。