昭和35年1月11~20日。1960年は激動の年だった。
その激動とは違う波が、この舞台には流れていた。
奇術のワンダー天勝。もちろん、知らない。
娘のワンダーのり子も、知らない。
ただ、ワンダーのり子の旦那が、海原かける。
海原かける・めぐるという元漫才師。
海原めぐるは、後に吉本新喜劇の池乃めだかとなる。
かけるめぐるの漫才も、正直記憶にない。
そして、かけるとのり子の娘が、海原やすよ・ともこ。
今女漫才師では断トツの腕を誇る2人である。
ということで、やすよ・ともこの母方の祖母がワンダー天勝。
天勝というからには、松旭斎天勝とは関係あるのだろうか。
直接の関係はないと思うが、このあたりは奇術関係の歴史本を読むか、聞き取り調査か。私の興味の外になってしまう。
さん吉なる緒は、全くヒットせずだった。
こういうご時世で本が手元にないので、今回は断念した。
歌江・真砂も、てがかりつかめず。まさか正司歌江ではないはず。
1960年は既にかしまし娘が結成されていたので。
東洋・小菊は、岡田東洋・小菊。これまた、知らない。
Wikiの注にDVDに収録された八方の楽屋ニュースがあるのがたまらない。
ということで、知らないながらも、とりあえずググってみたら何とかなるかと思って書いてきたが、うめだ花月編はここで終わりに。
その30につづく。
→ 「寄席とポスターと昔」その23 新春お笑い特別興業 うめだ花月