「寄席とポスターと昔」その30 新春お笑い興行 演芸の浪花座 | 福盛貴弘の脳炎日記

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日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

時の記念日ということで、時を戻そう。

1997年なので、前回までのポスターよりは、はるかに新しい。

 

 

 

 

23年前は筑波に住んでいたので、浪花座に足を運ぶことはない。

ただ、この時代に出演者は、さすがに脳内にすっと入ってくる。

 

落ち着いた客層になるやろうなと容易に想像つく。

ただ、この香盤表なら、足を運んでもと思ってしまう。

 

しかし、正月公演はとにかく混む。

人混みが嫌いな私は避け、テレビ放映ないかと探すだろう。

 

現役のいとしこいしが客演されている。

この年でコンビ結成60年。このコンビをさしおいて名人は存在しない。

 

ベテランどころが豊富なラインアップになっている。

看板クラスが多すぎる、大盤振る舞いといった感じ。

 

暁照夫・光夫は、このブログでは何度か登場している。

暁輝雄→照夫→照雄という名前の変更で時代が分かる。

 

→ 「寄席とポスターと昔」その8 さよなら公演:浪花座

→ 「芸と上方と訃報」2015

 

ついで、レツゴー三匹。

トリを取れるクラスが冒頭から並んでいる。

 

→ 「寄席とポスターと昔」その4 さよなら公演:浪花座

→ 「脳と芸人と訃報」2018

 

腹話術氏の川上のぼるは、このブログでは初登場か。

子どものころに見た腹話術師は、彼しか記憶がない。

 

生で見たことはなくテレビでのみだが、とにかく話が上手かったなと。

いっこく堂という怪物が出るまで、まごうことなき第一人者であった。

 

息子の川上じゅんも面白く、見事な芸である。

ちなみに息子が弟子入りしたのが、この年であるようである。

 

 

 

 

 

その31につづく。