日中の日差しは春めいてきましたね。
朝晩はまだ冷え込むので、
足元は温かくしてご自愛ください。
感染症とは？
新型コロナウイルスも5類になりましたが、
感染症のリスクがなくなったわけではありません。
以前はマスク生活の中では
「普通の風邪も引かなくなった」
という声が多く聞こえましたが、
人の動きが多くなると
感染症のリスクもまた高まります。
一般的にウイルスは
乾燥と低温に強く、
湿潤と高温に弱いといわれます。
冬はウイルスが広がる条件を満たしているのです。
実際に、
- 新型コロナウイルス
- インフルエンザ
- RSウイルス
- ヘルパンギーナ
などの感染症が増えており注意が必要です。
ポストコロナ時代においても
免疫力を高めることは私たちの健康を守り、
生活の質を保つためにも必要です。
感染症を知ろう！
１.感染症の原因
感染症の原因は
主にウイルスや細菌といった微生物です。
私たちの体には、
そうした外敵から身を守る
免疫という機能が備わっています。
２.感染症は広がる病気
糖尿病や動脈硬化などの
慢性疾患と感染症が違うのは、
感染症は人から人へ広がってゆく病気だということです。
主な感染経路として
- 飛沫感染
- 接触感染
- 空気感染
などがあります。
３.ウイルスと細菌の違い
ウイルスと細菌では
増殖する仕組みが違います。
自ら増殖してゆく細菌と違って、
ウイルスは生物の細胞を利用して増殖してゆきます。
当然、使うお薬も違ってきます。
細菌には抗生物質が有効ですが、
細胞の中に入り込んで増殖するウイルスに対しては、
「細胞内でウイルスの増殖を防ぐ薬剤」や
「複製されたウイルスが他の細胞に広がらないように防ぐ薬剤」を使う必要があります。
ワクチンは私たちの免疫を利用して抗体を作るものです。
感染症から体を守るポイント
新型コロナウイルス以降、
免疫の働きが広く知られるようになりました。
免疫の働きを追ってみていきましょう！
１.第一関門：感染から体を守るバリア
ウイルスなどの外敵から体を守る第一関門は、
私たちの口腔や気道に存在する粘膜です。
ウイルスは「乾燥」が好きだと書きましたが、
粘膜の機能は粘液を分泌することで潤いを保つことです。
そのために必要なのが
粘膜下を流れる血流です。
２.免疫の連携（自然免疫・獲得免疫）
免疫には、
色々な種類の免疫細胞がいて、
それぞれが連携して機能します。
自然免疫には、
貪食(異物を食べる)や伝達の働きをするマクロファージ、
樹状細胞、好中球などがあります。
単体でがん細胞と戦うNK(ナチュラルキラー)細胞も
自然免疫の一員です。
自然免疫だけでは手に負えない敵が侵入したときには
獲得免疫のチームが応援します。
獲得免疫には、
- 敵の特徴を見分けて情報を送るヘルパーT細胞
- 敵に見合った武器（抗体）を作って戦うB細胞
- 感染した細胞を攻撃するキラーT細胞
- 攻撃の終了を合図するレギュラトリーT細胞
などたくさんの種類があります。
３.体を立て直す
戦った後、残った免疫細胞やウイルスの残骸を処理して、
壊れた細胞を修復するまでが感染症の治療です。
老廃物を片づける免疫(スカベンジャー)、
それを運び出して、
細胞を修復するためにで必要な材料を運び入れる血流が大切です。
気になる症状？
気になる症状はありませんか？
最近は、原因のはっきり分からない症状
についてのご相談をよくお聴きします。
(突然の変調、皮間のかゆみや倦怠感、ブレインフォグなど)
そのきっかけが
コロナ感染や長引く風邪といった
感染症である場合も多いようです。
(バランスを崩した免度であったり、
感染症が完全に治っていない持続感染など)
対処療法だけでなく、
それと併用して、
免疫の立て直しや
血流を整えることをおすすめします。
自然治癒力を整えることかま治療の基本であり、
様々な病気の予防につながります。
健康の土台は血流にあり
免疫の働きを支えているのは血流です。
健康の土台は血流にあります。
血流によって、
酸素や栄養が全身の細胞に運ばれ、
不要な二酸化炭素や老廃物が回収・排泄され、
自然治癒力が整えられます。
この土台部分がしっかりしていると、
薬の十分な効果も期待でき
病気になったときでも回復が早いものです。
今一度ご自身の自然治癒力のバランスを立て直すということでも、生活習慣を再確認し、
治療を支える健康の土台作りの大切さを再認識する
機会にしていただければと思います。
自然治癒力がしっかりすることで
原因のよくわからなった症状が改善することも期待できます。
こちらの記事も
✿お電話でもご相談できます♪
✿LINEでもご相談できます♪
